英国学生が学費廃止を要求して議会広場に進入

「教育は無償に、金持ちには税金を」、「爆弾の代わりに本を」

英国の学生たちが学費と学生負債の廃止を要求し、 議会広場に進入した。

11月19日午前(現地時間)、数千人の学生がロンドンのトラファルガー・スクエアに集まって、 ウェストミンスター議会広場までデモ行進し、 英国政府の学費値上げと緊縮政策に抗議した。 全国から来た学生たちは 「教育は無償に、金持ちには税金を」、「登録金反対、削減反対、負債反対」、「爆弾の代わりに本を」等の文句を持って 「無償教育デモ行進」と名づけたこの日のデモに参加した。

デモは平和に続いたが、学生が議会広場に到着すると警察が阻止し始め、衝突が起きた。 警察は議会の周辺に鉄条物を設置して防いだが、学生の一部は障壁を越えて議会建物の近くまで到達した。

BBCによれば、英国の大学生の年間費用は現在、最高9千ポンド(約166万円)になる。 学生たちは平均4万ポンド(約740万円)の借金をしている。

デモに参加したある女子学生は 「学生4人に3人は学費に耐えられない。それが私がここにきた理由」と話した。

デモを組織した学生の1人、エラン・キリーは 「われわれは学生をしばりつける負債人生を断ち切ることを望む」とし 「デモは来年の総選挙まで続く『デモの波』の始まりでしかない。 私たちには代案が必要だ」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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