韓国:フランス労働者、整理解雇に反対して「ボス拉致」デモ | |||||||
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フランス労働者、整理解雇に反対して「ボス拉致」デモグッドイヤーフランス労働者、経営陣2人をボスナッピング...整理解雇に対する補償を要求
チョン・ウニ記者 2014.01.07 15:18
フランスの労働者が整理解雇に反対して、経営陣を人質にしてデモをする「ボスナッピング(boss-napping)」を行った。 1月6日、ガーディアン等によればフランスのアミアン北部でタイヤを生産する 米国系の企業にグッドイヤーフランス労働者が2人の経営陣を人質にして、工場 の再稼働または補償を要求する「ボスナッピング」デモを断行した。「ボス ナッピング」はボス(boss)とキッドナッピング(kidnapping)の合成語で、 2009年から広がったフランス労働者の経営陣拉致デモを示す新造語だ。 ▲2009年、グッドイヤーフランスの労働者たちが労使紛糾の中でタイヤに火を付けてバリケードを積み抵抗している。[出処:http://www.theguardian.com/画面キャプチャー] 労働者が人質にした経営陣は、会社の生産監督のミシェル・デイリーと人的資源 監督のバーナード・グレッサーで、彼らは6日午前、グッドイヤーフランス労働組合 の代表部と会う予定だった。しかし約200人の労働者はトラクターのタイヤで 会議室の扉を封鎖した後、2人を監禁して使用者側が要求事項を履行するように 圧迫している。 グッドイヤーフランスは、アミアン工場で働く1173人の労働者を整理解雇して 閉鎖する方針で、今月、整理解雇を通知する予定だった。しかし、労働者は これに反対して、工場を再稼働するか、閉鎖しても労働者に補償金を支払うよう 要求している。彼らは工場を閉鎖する場合、労働者に8万ユーロと勤続年数により 2500ユーロを追加で支払えという立場だ。 フランス最大の労組連合であるフランス労働総同盟(CGT)に所属するグッドイヤー 労働組合は、経営陣人質デモについて「われわれは支援を得るためのすべての 合法的な手段を講じたが無駄だった」とし「今、われわれは方針を変更する」と 明らかにした。 労働組合はまた、「われわれは、自発的な工場運営計画を模索するための交渉 のテーブルに戻ることを望み、誰が工場を買収するのかを知りたい」として 「誰も買収する計画がないのなら、われわれは使用者側に補償金を要求する」 と明らかにした。続いて「われわれは外に出ない」と人質デモに対する強硬な 立場を表明した。労働組合によれば、工場内の雰囲気は静かで、人質になった 経営者側は携帯電話を使用でき、水も提供されている。 2009年の経済危機後、ボスナッピングの流行グッドイヤーの工場での紛争は、2007年に始まった。米国オハイオ州アクロン にあるグッドイヤー本社は、数年かけてフランスのアミアン工場構造調整計画 を押し通したが、CGT労働組合は反対し、経営陣はこれに対して雇用を減らすと 明らかにした。その後、労働者たちは整理解雇が不法だとして紛争を始めた。 以後、グッドイヤーは米国系タイヤ会社であるタイタンインターナショナルに 買収を提案したが、タイタン側はグッドイヤーの労使紛糾が解決すれば協議に 応じるという立場だ。しかしタイタンインターナショナルへの労働者の立場も 良くなく、買収交渉が始まっても議論は続きそうだ。 最近、フランス産業部のアルノー・モントブール長官がタイタンインターナショナル CEOのモリー・テイラーに買収の意向を尋ねたところ、彼は「あなたは私たちが バカだと思っているのか」とし、「フランスの労働者は高い賃金を取るが、彼らは 昼食のために1時間を使い、雑談には3時間、そして残りの3時間しか働かない」 と皮肉り、労働者たちをはじめとするフランス人から反発をかったことがある。 フランスでは、ボスナッピングは比較的頻繁にあるデモ文化の一つだ。フランス の経済危機以後、特に労働紛糾が加速すると「ボス拉致」デモはさらに広がった。 2009年に企業が経費を減らし始め、整理解雇の方針に怒った労働者はキャタピラ、 ソニー、3Mなどの外国系企業の経営陣を取ってデモをした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-01-08 00:41:25 / Last modified on 2014-01-08 00:41:25 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |