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ギリシャ緊縮反対デモで労働者が死亡

緊縮案合意切迫、二大労総が24時間の全国的ゼネスト

チョン・ウニ記者 2012.10.19 12:32

ギリシャで緊縮反対全面ストライキデモをしていた労働者1人が死亡した。

ギリシャの二大労総のGSEEとADEDYは10月18日、政府の緊縮措置に反対して、 24時間のゼネストを行い、アテネ議会の前で集中集会を開いた。この日の ゼネストには約7万人が参加した。24時間のゼネストは今年に入って4回目だ。

死亡者は造船所で働いて2006年解雇された65歳の労働者だった。彼はギリシャ 共産党所属全国労働者武装戦線(PAME)の会員だという。目撃者によれば、彼は デモの途中に倒れ、病院に運ばれたが死亡した。死因は心臓マヒだった。

この日の午後からデモ隊と警察の間で衝突が起きた。議会を取り囲むデモ隊の 一部は石と火炎瓶を投げて警察と激しく衝突した。警察は催涙ガスを発射して デモ隊を鎮圧した。衝突でデモ隊3人が負傷した。警察2人は火炎瓶にあたり、 火傷をした。警察は60余人を連行した。

ギリシャ共産党は「交渉という名でギリシャ人を混乱に落とすゲームにまるめ こまれない」と明らかにした。

一方、トロイカとギリシャ政府は緊縮案の合意が迫っているという。これに伴 い、ギリシャはもうすぐ310億ユーロ相当の救済基金を受けることになるが、 115億ユーロ規模の社会予算の削減と公共部門の大量の整理解雇、増税など緊縮 措置を履行しなければならない。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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