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*レイバーネットMLから
志水博子です。
11.23ウィシュマさん裁判報告・交流集会にzoom参加して 裁判について、また支援者の怒りや弁護団の方から提示された今後の課題を聴きながら、 ウィシュマさんの裁判の記事を少し読んだぐらいで、映画『ワタシタチハニンゲンダ』を 観たぐらいで、 わかったつもりになっていた自分が恥ずかしいと感じました。 入管は何も変わっていない、いやそれどころか酷くなっている印象さえ受けました。 裁判支援を続けている若い人が、国の舐め切った態度に心底怒りを感じていることが伝わ ってきました。 そして何より、入管法と入管制度を変えなければならないという弁護団の熱い思いが伝わ って来ました。 最後に、空野佳弘弁護団長のお礼とお願いより印象に残ったところを記しておきます。 私たち、東京8人、名古屋3人 大阪5人の弁護団は熱心にいろんな議論をしながら知恵を 出し合って素晴らしい準備書面を出している。 このたたかいの記録は、コール4に掲載されているので関心があればぜひ見ていただきた い。 私たちは、法廷の中では全力を尽くして頑張るが、ただ弁護団にはできないことがある。 何ができないかというと、この裁判は、再びこのようなことが起きないような、 入管法と入管制度の抜本的な改正につなげていけるかどうか、 やはりそこまで行かないとウィシュマさんのような悲劇がまた起きる可能性はいつでも出 てくる。 今、政府が意図している入管法の改悪案、去年も出たし、今年も出そうになったし、 来年もまた出てくると言われている。こういう入管法の改悪に反対するというのはとても 大事だが、 ただ反対して阻止したといっても“変わらない”、現状は変わらない。 今の入管法には、ウィシュマさんのような人が出て来た時に救済する法的な手段がない。 ウィシュマさんは、去年の3月3日最後の面会となった真野さんらの面会の時に、“とにか く私を今日連れて帰って”と言われた。 おそらく、その時、体が痛くて苦しくて絶望した状況にあったと思う。そういう状況にあ っても救済する法的手段がない。 だから、そこに結びつけられる裁判をしたいと思っているが、私たちだけでは到底できな い。 皆さんの広い協力と取り組みがなければ絶対この状況は打破できない。私たちの前には高 い壁がそびえ立っているように私には見える。 でも、今日、皆さんの発言をお聞きしてとても勇気づけられた。本当に皆さん努力してく ださっている。この取り組みが続けば、必ず打破できると思っている。 CALL4 ウィシュマさん名古屋入管死亡事件 https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000094 カンパのお願い https://wishmalawyers.wordpress.com/2021/04/29/カンパのお願い/

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