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渡部通信(10/1) : 明けない夜はない(169)
<国葬を終え軍拡に拍車をかける岸田政権>


============================= 岸田政権は、法的根拠もなく世論の過半数が反対する中、 旧統一教会の一番の広告塔であり、 自民党内からも「国賊」と言われ、 焼身自殺という抗議まで引き起こした 安倍元首相の国葬を強行した。 これがどういう歴史的意味を持つかは今後明らかになるだろう。 しかし、少なくとも成功したとは言えない。 むしろ、岸田政権はこの国葬で大きな傷を負ったと言わざるを得ない。 全国各地から沸き上がった民意がそうさせたのだと思う。 引き続き、岸田内閣打倒の声を上げていきたい。 ところで、今年は日中国交回復50年だが、 台湾問題をめぐり、東アジアもかなりきな臭くなってきた。 岸田政権は今後、世論からの攻撃をそらすために、 また安倍元首相の遺志を具体化するために、 ロシアや中国や北朝鮮の脅威を煽り、 軍拡・改憲を強化すると思われる。 昨日(9月30日)、岸田首相が掲げた <国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議> の初会合が首相官邸で開かれた。 メンバーは金融、報道関係者ら10人で、 座長にはアメリカとよく繋がっている佐々江・元駐米大使が選ばれた。 そして年内に数回会合を開き、それを踏まえ、年内に、 ・「国家安全保障戦略(NSS) ・「防衛計画の大綱」 ・「中期防衛力整備計画」 の3文書を改訂する。 この日、国家安全保障局は 「安全保障環境の変化と防衛力強化の必要性」 と題した文書を提出した。 政府関係者は「財源をどうするかが主題だ」と解説している。 つまり、今後、GDPの2%(現在の2倍)になると言われる 防衛費の財源をどうするかを考えるということだ。 考えられるのは、 防衛力増大の名目での「国債発行」か「増税」であろう。 しかし、すでに国債は1000兆円を大きく超える規模に膨らんでいる。 また消費税も、2019年に消費税を10%に上げた際、安倍元首相は 「10年ぐらいは上げる必要はないと思っている」と述べていた。 日本の財政はすでにそれだけ危機的状況にあり、 さらに重税することは多くの人々の生活を破壊することになる。 しかし岸田首相はそれまでして、「平和憲法」を踏みにじり、 防衛費を増加し「敵基地攻撃の能力」をも保有し、 「台湾有事」をテコに戦争にも参加する国を作ろうとしている。 だが、日本の国力は現在どんどん落ちつつある。 そうしたなかで防衛費を倍増し、 人々の生活を顧みず戦争準備に邁進するのが岸田政権である。 戦前、軍部や為政者たちは国力を顧みず「鬼畜米英」などといって、 人々に大きな犠牲を強いた結果、日本社会を破滅の淵に陥らせた。 今また同じようなことが起きようとしている。 私たちはこの間、 岸田首相がいかに目前主義で、判断力がないかを知った。 こういう人物に日本の未来を任せておくわけにはいかない。 東アジアと日本の平和を守るためにも、 軍拡・改憲を阻止し、岸田政権を倒そう!! それが世界的に見て私たちの責務であろう。 ****************************************************************** 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス http://houinet.blogspot.jp/ 「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト http://hinokimi.web.fc2.com/====================== =======

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