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渡部通信（5/8） : 明けない夜はない（125）＜杉並、新時代。草の根から世界は変わる＞
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東京都・杉並区では現在区長選（6月19日）に向け、
多くの仲間たちが日々活動しています。
昨日（5月8日）は井の頭線・高井戸駅近くのスーパー前で、
＜住民思いの杉並区長をつくる会＞の仲間約30人と、
昨年10月の衆院選で石原伸晃候補を大差で破った「吉田はるみさん」と
区長選立候補予定者の「岸本さとこ」さんが並んで、街宣しました。

現在の田中区長は、新自由主義路線で住民の声を聴かず
公的施設の統廃合と民営化、駅前再開発、道路拡張などを強行しています。
また、コロナ緊急事態宣言下で、パラリンピックに子どもたちを動員
（都内62自治体のうちの4自治体の一つ）したり、
業者と軽井沢に公用車で出かけたり、
この4月の小中学校の入学式には区長挨拶ビデオメッセージ
を流したり（これまでなかった）、区政を私物化し、
選挙運動まがいのことまでやっています。

こうした田中区政を変えるため＜つくる会＞は、
区長候補を探していましたが、中々見つからない中、
「水道民営化に対抗する社会運動の支援と研究を経て、
ここ10年ほど新自由主義に抗して、『公共サービスを取り戻す』
ための活動を世界の仲間としてきた」岸本さとこさんが
私たちの思いを受け止めてくれ、立候補予定者になってくれました。
そこで、4月24日に「スタート集会」を開いたところ、
私たちの予想を上回る140人が結集、熱気あふれる集会となりました。

あれから2週間余り、運動は日々発展しています。
先日、高円寺の小中一貫校に反対した人に電話をしたところ、
「仲間の人たちは、反対運動を弾圧されたので、
田中憎しで、ポスター・チラシを取り寄せ宣伝している。
みんな燃えている」ということでした。
世界の様々な運動を見てきた岸本さんは
「草の根から世界は変わる」と述べていますが、
杉並でも草の根から火が燃え上がりそうです。

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ところで、杉並では4月9日に
「NOW WAR 杉並市民デモ」（200人超参加）を行い、
即時停戦を訴えましたが、ウクライナ戦争はその後も止まず、
日本では軍拡と改憲が声高に叫ばれ、
欧米と共に参戦さえしかねない状況です。
そこで、この度「戦争をさせない杉並1000人委員会」では、
この戦争について、冷静にその背景・原因について分析され、
発信もされている国際政治学者・羽場久美子先生をお呼びして
6月6日（月）に講演会を開くことになりました。
演題は＜ロシアのウクライナ侵攻：武器供与でなく停戦を＞です。
なお、この講演後、区長選立候補予定者・岸本さとこさんからの
アピールもあります。
「戦争反対」と「住民の生活を守る」ことは共通しています、
区長選の告示は6月12日です。
総決起集会にもなればと思いますので、
区外・都外の方も歓迎します。
多くの方々の参加をお待ちしています。

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