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JALは不当解雇の責任から逃げる事はできない!〜10.26 けんり総行動

 東京けんり総行動が10月26日に行われた。総行動は、8:45に日本製鉄本社前で、スタート式を行い、行動を開始した。 (報告=宮川敏一)

【26日のコース】
日本製鉄→上智大学→日本航空→ニチアス→リソン→東京都庁→トヨタ東京本社
■行動隊は、2番目の行動地JAL本社に11:10に到着、11:20〜11:50の日程でアクションをした。

【司会者】
 今年の1月に既存の2労組が会社提案を受け入れ終結しましたが、私たち「JAL被解雇者労働組合(JHU)」23名、乗員争議団の仲間と争議継続、全面解決に頑張っています。

【主催者】
◆東京全労大森議長(けんり総行動実行委員会) JAL本社前で何としても早期解決求め、強く訴えます。既存の2労組が解決した。労働者が労働者の立場を譲った内容で良いのか疑問に残ります。私たちは働きながら資本との攻防で解決を目指します。組合を潰す、労働者を潰す絶対許せません。私たちケンリ総行動実行委員会は労働者の団結でJALの不当解雇撤回争議に勝利します。頑張りましょう。

【JAL本社に早期解決要請書提出】
 けんり総行動実行委員会は、支援組合、当該組合が一堂に本社玄関に並んだ。会社側は管理職がガードして社内に入れないで、外で受け取る。屋内で手渡したいの攻防が続いた。最終的に要請書を外で手渡した。

【連帯挨拶】
■中部全労協青柳議長
 2010年の12月31日、不当にも労働組合潰し、会社の放漫経営のツケを一方的に労働者に押し付け、165名仲間たちが空の安全を願い努力した者を不当解雇した。私たちは労働組合潰し、空の安全を守る労働者の解雇を絶対に許しません。職場を失い、賃金を失い労働者だけが犠牲になることに断固抗議します。中部全労協はJHUを支持して共に頑張ります。「JAL争議全面解決を目指す総決起集会」を12月8日文京区民センターで開催します。皆さんの結集をお願いします。

■ユナイテッド争議 千田さん
 東京労組全労に加盟しています。私たちの裁判は、上告棄却されたが、2010年にJALの仲間たちが不当解雇され、12年間労働者の生存権が否定されてきました。私もユナイテッド航空から解雇されました。現在は生存権を回復するために闘っています。来月の11月11日に「皆さんの参加を呼びかけます。銀座デモ」を取り組みます。よろしくお願いします。

【JHUの決意表明】
◆JHU 加藤浩子事務局次長
 桃栗3年柿8年、JALの争議は12年、こんなにも長く争議が続いているのは、ひとえにJAL経営が屁理屈並べて逃げ回っているせいです。そもそも、会社を潰した経営陣に社員をクビにする資格があるのでしょうか。12年間の今頃は退職勧奨の個人面談の真っ最中でした。2度の面談で、仲間がドンドン辞めていきました。私達が辞めなかったのは「整理解雇は必要ない、できない」と思っていたからです。その思いは今も全く変わっていません。JALは不当解雇の責任から逃げる事はできない! 皆さまのご支援を追い風にJHUは全力で頑張ります。

◆JHU 山口宏弥委員長
 本来ならJAL資本は喜んでいたでしょう。ところが私たちJHUの出てきました。団体交渉を何度かやってきました。役員が出てこない。既存の組合と差別化をしてきました。それでも会社の部長以下の顔に余裕がありません。本来は解決した組合があるから、もっと笑顔の対応があっても良いものを、威圧的八つ当たりの態度で臨み、客乗組合員などの団交メンバーを睨みをつけます。今日の要請文を読み上げて決意に変えます。(要請文を読み上げる)。

【まとめ】
 私たちの要求は「希望する者の職場復帰、損害を補償する解決金」です。真正面から答えてほしい。それだけです。頑張ります。

【シュプレヒコール】
ガンバロー!ガンバロー!


Created by staff01. Last modified on 2022-10-27 15:21:31 Copyright: Default

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