●韓国サンケン労組を支援する会
韓国サンケン労組支援の行動中に逮捕された 尾沢孝司さんの裁判闘争にご支援をお願いいたします
解雇撤回を求めて闘いってきた韓国サンケン労組は、6月24日のサンケン電気の株主総会前までに話し合い解決を目指して、6月21日からソウルにある子会社のサンケンコリア（営業販売会社)と同じ建物に入居しているサンケン電気とLG電子系子会社の合弁会社である技術研究開発会社ＡＰＴＣ〔アドバンスド・パワーデバイス・テクノロジーズ(株)〕の事務所を占拠し、翌22日からは病気治療中の者を除く全員9名が無期限ハンストに突入しました。
そしてハンストで、低血圧や、低血糖に陥る人、目が見えなくなった人が出るなど組合員たちは死力を尽くして極限まで闘い、ついに馬山座り込み723日目、サンケンコリア前座り込み147日目、ＬＧ電子本社前での座り込みも開始し、ＡＰＴＣ占拠16日目、ハンスト14日目の7月5日、これまで一度も話し合いに応じなかったサンケン電気を話し合いに応じさせ、労使合意を勝ち取り、闘争を終結しました。
これに伴って日本においての支援活動も6月5日をもって終了しました。
韓国サンケン労組は、「日本をバックにした強大な資本と12人の組合員が競り合って闘い、決して勝利とは言えずとも敗北とは絶対に言うことのできない高貴な闘いの成果を残しました。」
「韓国サンケン闘争がここまで続くことができたのは、日本の労働者・民衆・市民社会の連帯組織の立ち上げと２年近い連帯闘争は、目を見張るばかりの人間の尊厳と 国際的な同志愛を見せてくれました。」と闘いを評価しています。
長い間多くの皆さんの物心両面に亘る様々なご支援ご協力を頂きまして、心よりお礼申しあげます。本当にありがとうございました。
11月9日の第一回公判の傍聴をお願いいたします
韓国現地での闘いは終わっても、サンケン弾圧との闘いは終わっていません。尾沢裁判の第一回公判は、11月9日に行われることが決定しました。11月には9日、11日、22日、30日と4回の公判が行われます。（いずれも時間は未定）現在公判前整理手続きが行われ、証人と証拠の決定をめぐり攻防を繰り広げています。韓国から韓国サンケン労組副支会長の金ウニョンさんと当日警察に通報したサンケン電気社員を証人として採用するかどうかが大きな焦点です。
つきましては、尾沢裁判の支援をお願いいたします。現在裁判所に対する「公正な『無罪判決』を求める署名」運動を行っていますが、署名と共に公判の傍聴をお願いします。とりわけ多くの皆さんが第一回公判の傍聴をして下さることをお願いいたします。
2022年8月
韓国サンケン労組を支援する会
東京都台東区上野 1-12-6 3 階
中小労組政策ネットワーク気付
Tel:03-5816-3960 fax:03-5812-4086
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