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最低賃金「全国どこでも1500円」を訴える!〜「めやす小委員会」に向けて

渡辺学(全国一般南部労組書記長)


*写真提供=伊藤光隆さん

 中央最低賃金審議会のめやす小委員会(第4回)が開催されている中野サンプラザ前で、全労協、全労連、最賃大幅引き上げキャンペーンなどが集まり、宣伝行動が取り組まれました。ここで、今年度の最低賃金引き上げのめやすが決定され、地方審議会の審議へ提示されることになります。

 日本は世界でも数少ない全国一律最賃制度を採用していない国です。戦後、歴史的に女性労働者が家計補助労働力として、最低賃金張り付きで働かされてきました(女性の貧困の大きな要因ですね)。海外からの移住労働者(植民地出身労働者への差別・搾取がルーツ)や障害者の労働者も。 今では若年労働者も多く非正規雇用で働いていますし、今後はわたしら世代も高年齢労働者としてその労働力を最賃張り付きで使われるのでしょう。最賃問題は「みんなの問題」だと思います。

【資料】
今年度の経緯↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-tingin_127941.html
最低賃金 きょう大詰めの議論 大幅引き上げ続くか焦点
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220725/k10013734161000.html
最低賃金引き上げ、コロナ禍の2020年度は1円だけ 今年はどうなる?<Q&A>:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/115208

コロナ禍だからこそ、最賃の大巾引き上げを!
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