本文の先頭へ
LNJ Logo 「週刊金曜日」ニュース : 【シリーズ】NHK番組改竄事件から20年
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1620949232754st...
Status: published
View


  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>        2021.5.14

_________________________________________________________『週刊金曜日』

        
       オリジナル「猫様」ポストカード販売中!

       https://kinyobi.official.ec/items/43407350
   

====================================================================
<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】注目の記事

■【シリーズ】NHK番組改竄事件から20年(2)
番組編集長永田浩三さんに聞く(上)
「これは一つの堤防の決壊事件です」だれが改竄を指示したのか?

旧日本軍「慰安婦」制度の責任を追及したNGO主催の「女性国際戦犯法廷」を取り上げ
たNHKの特集番組「ETV2001 シリーズ戦争をどう裁くか」の「第2回 問われ
る戦時性暴力」(01年1月30日放送)が政治介入によって改竄された事件の真相は、いま
だに多くが不明のままだ。なかでも放送当日になって3分間にわたる被害女性の法廷証言
や元日本兵の加害証言がカットされるという異常事態の経緯は闇の中と言っていい。本誌
特集2人目の証言者は、永田浩三・武蔵大学教授(66
歳)。当時チーフ・プロデューサーだった永田氏は、幹部から「3分カットは会長の指示
」との証言を放送から6年後に引き出したという。一方、「編集長」として番組に責任を
負う立場にあり、前回証言者の長井暁氏ら現場スタッフに改竄を指示し、改竄に加担した
側でもある。NHKにとっては「堤防の決壊事件だった」とふりかえる。(=肩書は、原
則当時)

■終わっていない食品汚染
福島第一原発事故から10年を経て、食品中の放射能は今どうなっている?
上田昌文

2011年の福島第一原発事故で、大量の放射性物質が放出され、田畑や山林が広範囲に汚染
されました。
その影響は農作物などに現れ、当時、連日のように出荷停止のニュースが流れました。
また、食品を通して被曝する内部被曝についての勉強会なども、各地で開かれました。
それから10年、今ではまったくといっていいほど耳にしなくなった「食品中の放射能」で
すが、
放射能に汚染された食品がなくなったわけではありません。現状はどうなっているのか探
ります。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】 編集長後記

「仰しゃったことは実行するということで知られる大変誠実な方」「地味ではありますけ
れどもウソはつかない、それは日本人の美徳」

 中身にコメントする気になれないが、櫻井よしこさんは自民党総裁・菅義偉氏を高く評
価されているようだ。なぜ首相でなく自民党総裁? 今年5月3日に民間憲法臨調などが
開催した改憲を求める集会でのことだからだ。菅さんは憲法尊重擁護義務を負う「首相」
は名乗れないわけだ。

「現行憲法も時代にそぐわない部分、そして不足している部分については改正していくべ
きじゃないか。たとえば今般の新型コロナへの対応を受けて……」。新型コロナウイルス
対応でこれだけ無策ぶり、いや自己利益追求型政策を打ち出してきた人間が、どの口で言
うんじゃ、とズームで見ているこちらは驚くやら呆れるやら。しかも「憲法改正に関する
議論を進める最初の一歩としてまずは国民投票法改正案の成立を」。

 こういうのを「火事場泥棒」「災害便乗」というのでしたっけ、櫻井さん。(小林和子
)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】2021年5月21日(1329)号予告

【特集】任官拒否・修習生罷免から50年    
●これでいいのか! 日本の裁判所        本田雅和

●「司法に希望はあるのか」 元裁判官による裁判の内情 森野俊彦

●東海第二原発運転差し止め、同性婚訴訟など
「三つの勝因」がありました  
「勝たなければならない裁判で勝てた理由」とは  佐藤和雄

●裁判官の新規任命に往生する裁判所      
13年に法曹一元化を導入した韓国        文聖姫


【メディア】●NHK番組改竄事件から20年(2) 
法廷では「弁護団の振り付け」通りだった私
番組編集長 永田浩三さんに聞く(下)      臺 宏士
               
【メディア】●メディアウオッチ         早川タダノリ/臺 宏士

【ぶんか】●小説「だまされ屋さん」は「社会が変わる」小さな成功例として書きました
 小説家・星野智幸さんインタビュー

【追悼】 若松丈太郎さん、逝く        
●フクシマに生きる「ひとのあかし」、叙事詩の境地開く      本田雅和
●「自分はこの世から消えてしまいたい」     藍原 寛子

【新型コロナウイルス】●7月末までの高齢者のワクチン完了は
どう考えても無理        垣田達哉

【くらし】●新・買ってはいけない「空間除菌」なんてありえない
消費者をだます論に注意             渡辺雄二

【ぶんか】
●自由と創造のためのレッスン 
「コロナ危機」を概括する(2)プログラム篇   廣瀬純

【きんようぶんか・本】
●『ヘイトスピーチと対抗報道』 武田砂鉄
●『女の子だから、男の子だからをなくす本』五所純子
●『泡』            長瀬海

【きんようぶんか・映画】
●『グンダーマン  優しき裏切り者の歌』    さこうますみ
●『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』       松村洋

【きんようぶんか・音楽】
●デュア・リパ『フューチャー・ノスタルジア』  近藤康太郎

【きんようぶんか・TVドキュメンタリー】
●5月21日〜放映作品から ワタナベ=アキラ

【きんようぶんか・TV批評】
●NHK「事件の涙 たどりついたバス停で〜ある女性ホームレスの死〜」
水島宏明


【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|想田和弘
●凱風快晴ときどき曇り|内田樹
●金曜アンテナ
●言葉の広場/論考
●経済私考|佐々木実
●政治時評|阿部岳 
●さらん日記
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●ヒラ社長が行く|植村隆


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事
。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あな
たと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会
)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連する
トピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://w
ww.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。


==============================================『週刊金曜日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk

 ※ 支援金の受付口座はこちら。
   郵便口座 :00120-7-572529
   加入者名:株式会社 金曜日
  (通信欄に「支援金」とご記入下さい。)

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
  http://www.mag2.com/m/0000140118.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日 ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
┃    http://www.kinyobi.co.jp/ ┃
┃編集部  mailto:henshubu@kinyobi.co.jp              ┃
┃業務部  mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp              ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2021-05-14 08:40:33 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について