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デジタル国民監視法案、衆院採決前に200人が抗議の声

デジタル国民監視法案が4月2日の衆院内閣委員会で、自公などの賛成多数で可決された。菅首相をトップとする500人が、菅オンリーの官民スタッフが寄ってたかって、デジタルの名の下で国民監視法を徹底させる。わずか27時間半の短時間で審議で採決に至った。政府は、6日の衆院本会議で可決、参院に送付して4月中の成立を目指している。5法案は菅義偉首相肝煎りの「デジタル庁」を9月に新設する法案、デジタル社会の理念を定めるデジタル社会形成基本法案、マイナンバーと預貯金口座のひも付けを進める2法案と、個人情報保護法改正や行政手続きの「脱はんこ」など広範な事項を含む「束ね法案」のデジタル社会形成関係整備法案。実際には計63の法律に及ぶ内容が最も簡単に一括審議された。(宮川敏一)

◆4月6日、12:00から、衆議院第2議員会館前で「デジタル監視法案可決攻撃集会」が開かれた。
◆司会( ) 12:00
◆主催者挨拶(高田健共同代表)
「今日の本会議で衆議院本会議採決があるが、これで諦めず参議院がある。頑張る余地はあり頑張らないといけない。24日には3選挙区で国政の補選がある。結果次第では政局が変わる。選挙区の一本化は大変だった。それをやり切り選挙に臨む頑張りましょう」。
◆野党議員挨拶
・立憲民主党(石垣のりこ議員)
「立憲民主党(2法案に賛成
デジタル化をどう進めるか、優しく人間的に、透明で倫理的に安全安心をもと求めています。デジタル5法案の3点を大切にぼろぼろにしている。反対です。個人情報を守らない」。
・日本共産党(本村伸子議員)
「今日の衆議院本会議の採決に反対する。この場で3回目の挨拶になります。マイナンバーカードに8800億円も国税を費やしてきた。大企業のNTT、凸版印刷の随契約などで独り占めの落札で特需に沸いている。マイナンバーカードを国民無視に強行する。国が管理する国民監視の法案は、個人の保護が無視、政府の管理のもとにデジタル監視法案が生まれよとする。絶対に許しません。皆さん諦めず頑張りましょう」。
・社民党(福島瑞穂議員)
「デジタル監視法案は簡単に採決はすべきでない。一元化に力点を置き、分散化を差し止める。一元管理が目的な監視法案になる。役所間、民間にも政府のもとに情報が流れて行く。デジタル庁は他の省庁と異なる。全てが、総理大臣が勧告できる独裁!デジタル監視法案は危険でいらない。頑張りましょう」。
◆市民からの挨拶
・ノーデジタル庁宮崎さん
「本日の衆議院本会議の採決になるが、参議院に入り野党の踏ん張りに期待する。今後も諦めず国会行動を続ける。私たちは諦めず頑張りましょう。立憲民主はデジタル庁設置に賛成は残念だ。参議院では反対の審議に臨んでほしい。衆議院で議論なしの採決は許しません。頑張りましょう」。
◆閉会 13:00
・本日の参加者は200名です。
■行動提起
「デジタル庁設置等5法案に反対する国会前行動」
4月13日(火)12:00〜13:00

Created by staff01. Last modified on 2021-04-07 08:44:58 Copyright: Default


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