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投稿者: 佐々木健

映画「(東アジア反日武装戦線の)母たち」上映会
2021年5月2日(日)〜5日(水)
各日15:00~1回上映
¥1000(1ドリンク付き)
会場:キノ・キュッヘ:木乃久兵衛
(JR国立駅南口下車富士見通り徒歩15分、国立音大付属高校向い、中華「天福居」隣。
立川バス、多摩信用金庫前より立川駅南口行き、又は国立循環で約2分「音高前」下車20
メートル戻る)
問合せ:キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)TEL 042-577-5971
186ー0005 東京都国立市西2−11−32 B1
E-mail  para_kino9@m2.pbc.ne.jp

「母たち」
この映画は、「東アジア反日武装戦線」”サソリ”のメンバーであり、無期懲役の確定し
た黒川芳正が、獄中から発したイメージをまとめた作品である!
1975年5月19日、雨の朝、娘や息子たちが一斉に逮捕された。
「東アジア反日武装戦線」としての娘や息子たち。
彼らは、なぜ、爆弾を炸裂させたのか?切に解ろうと思った時から変化が始まる。
軍国主義教育に染められ、戦争への道をひた走ったあの時代の自分。捉え返さないわけに
はいかない。
幾千万ものアジアの人たちを掠奪し、殺戮した日本国。 その侵略への呵責を背負って起き上がった彼ら。 昭和天皇を爆殺しようと試み、侵略企業を爆破した彼ら。 獄中無期懲役を求刑されていた黒川はこの作品を指示し監督した。 「天皇制とは純粋に家父長制の権化であるのではなく、同時に女性原理の権化としてある」 ことを証明し、「日本的母の現像を批判的に検証する」というテーマに向けて映画製作 は進む。
大道寺将司の母や黒川の母は、息子たちの犯した事件の原因をわかろうとし「天皇制」に ついて学習するようになり、益永利明の母は事件以降、自ら進んで「養母」となった。そ こには天皇制の社会の中で育ち加害者となった自身への反省があった。 それぞれ事件によって重い負荷を心に背負いながらも、冷静に現状を受け止め、今では「 死刑廃止運動」や、裁判闘争の先頭に立つ母たちの姿。時に感情に流れそうなインタビュ ーを異化するような寸劇やパフォーマンス映像を挟み、”狼”の大道寺将司の原体験の北 海道の風景を挟みながら、「母たち」は素直な感情を語る。 「日帝本国人としてしか生きれなかった、おのれ自身への自己憎悪のパトス」という告白 とともに映画は終わる。
監督:黒川芳正/制作:「母たち」制作委員会/撮影:佐々木健・黒川純・大島俊一 編集・照明:佐々木健/インタビュー・録音:鈴木かつ子/テープ編集:大熊亘 音楽:L-T UNUT2/宣伝:岡本伊津子 1987年/オリジナル版8ミリフィルム作品/120分 2019年DVD制作・販売:キノ・キュッヘ

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