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野党共闘こそが政権を揺るがす〜「毎日新聞」東海林記者が講演

 毎日新聞記者の東海林智さんが講演をした。12月16日の午後、習志野市で「野党共闘の評価・その手を離すな」がテーマ。主催は、千葉2区市民連合。「野党共闘の失敗」「野合だ」など批判は止まらない。東海林記者はべらんめい調に究明した。共闘こそ政権を揺るがすと自公と維新は焦りまくった。市民連合はこれからがお楽しみと声を大にした。
 菊田公民館の会場を一杯にする70名が参加した。先の衆院選で千葉2区は野党の一本化できずに、課題を残した。それでも共闘による野党間の信頼を勝ち取り、野党共闘の土台をつくった。そんな思いを市民に訴え講演会は始まった。(報告=宮川敏一)

【講演】13:15
◆野党共闘は失敗だったのか
「野党共闘は失敗した」とメディア、政権、連合が囃し立てた。小選挙区で45→57。比例代表21減の39。減らしたのは比例代表で、小選挙区では敗北していない。政権にとって共闘の定着が脅威であり、徹底的に叩いた。連合も乗っかった。

◆共闘は勝利体験で強くなる。
小選挙区と比例が共存する日本の選挙制度は2大政党とならず多党制になる。であれば、野党は共闘しなければ、共闘は勝利体験で強くなる。

◆新潟の野党共闘を例に考える
新潟は11年前の参院選から市民連合を中に置く形で、野党共闘で闘う。野党候補が複数立ったのでは勝てないと、市民連合が働きかけ、野党共闘が実現と成果から、今衆院選でも4勝2敗となった。新潟県は保守的な土地柄、そうした土地柄で、勝利を重ねている。

◆東京でも小選挙区で野党共闘で4から8議席に倍増した。比例も票こそ減らしたが、配分された議席は前回と同議席の4→しかし、メディアの報道は立民敗北、野党共闘失敗の報道がされた。

◆野党共闘が面白くない人たち、恐れる人たちからの妨害はあろうが、勝利体験を元に共闘は強くなる。今回勝ったら所の共闘は、手本になる。勝利体験の共有で、政権交代の希望と憲法改悪のシナリオも阻止できる。何も嘆く必要はない。市民連合はこれからがお楽しみ!


Created by staff01. Last modified on 2021-12-17 22:12:31 Copyright: Default

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