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「外国人も日本の社会の一員です」〜5.12 入管法改悪に反対!国会前シットイン

動画(7分18秒)

 衆院法務委員会で審議されている入管法改悪案。野党側は、名古屋入管のスリランカ人女性ウィシュマさん死亡事件の真相解明(ビデオ・資料の開示)を求めているが、政府は頑なに回答を拒んでいる。一方、強行採決の構えは崩していない。そんななか、5月12日午前11時から議員会館前で「入管法改悪に反対する緊急アクション・国会前シットイン(座り込み)」が行われた。回ごとに参加者が増え、歩道には長い座り込みの列ができていた。

 リレートークでは、入管施設の外国人を支援しているナイジェリア人のエリザベスさん(写真左)がマイクを握った。「日本政府よ!たすけて難民!なんで平和をあげないの!」と叫ぶように訴えた。また父親が入管で死亡した遺族のアピールもあった。

 全国一般東京ゼネラルユニオン(東ゼン労組)のメンバーが、英語の詩を掲げて座り込んでいた。その詩はアフリカ系アメリカ人の詩人「ナイラ・ワヒード」さんが書いたもので、こう日本語に訳されていた。「海を渡りはるばる、はるばる・・。ようやくここにたどりついた。それなのに、私はここでは誰からも尊重されない。取るに足らない存在のよう」。プラカードを手にしていた外国籍の男性は、「これが私たちの気持ちです。外国人も日本の社会の一員として認めてほしい。一緒に社会をつくっているのです」と語った。

 移住連代表の鳥井一平さんは、「ウィシュマさん事件が入管の実態を示している。この真相究明なしに採決なんてトンデモない。入管法改悪に反対し、だれ一人取り残されない社会をつくろう!」と訴えていた。12日の採決は見送られたが、予断を許さない状況が続く。

 今後の行動としては、14日の法務委員会にあわせて議員会館前シットインが行われる。入管法改悪反対デモは、5月16日(日)15時日比谷霞門前スタートで開催される。また15日には京都、16日には大阪・名古屋・仙台でも行われる。(M)

→移住連ホームページ https://migrants.jp/index.html


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