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●韓国サンケン労組を支援する会・1月21日第19回木曜行動報告

解雇は許さない!池袋緊急行動に150人結集!新たな闘いへ

会社廃業・全員解雇が予告されていた1月20日、韓国サンケン労組(民主労総金属労組慶南支部韓国サンケン支会)の仲間は工場門前で「闇は光に勝てない。私たちは決してあきらめない」のスローガンを掲げ、廃業・解雇撤回闘争への決意を新たにした。オ・ヘジン支会長とキム・ウニョン副支会長が剃髪し、組合員らは横断幕に手形を押して、勝つまで闘うことを誓い合った。21日、会社は「勤労関係消滅通知」のメールを送りつけ、電気・水道の遮断措置も含め、工場建物の封鎖措置に入り、門前でテント籠城を続ける労組との緊張状態が続いている。

韓国ではすでに一企業の問題ではなく社会的問題として連日テレビ・ラジオ・新聞で取り上げられ、労組との話し合いにも応じようとしないサンケン電気本社への批判の声が高まっている。和田社長は、直ちに廃業・解雇を撤回すべきだ。


▲工場門前で支会長と副支会長が剃髪、組合員と共に新たな闘いへの決意を固めた(1/20)


▲組合員の手形の横断幕が会社の入り口に掲示された(1/20)

 埼玉市民の会は18日から20日までの3日間、本社門前で連続キャンペーンを繰り広げた。支援する会の21日の第19回木曜行動は、会社廃業が強行されて韓国サンケン労組の闘いが新たなステージに突入する中で展開された。特に池袋・東京事務所ビル前の昼休み緊急行動には、これまでで最大の150人が結集。同時に展開された大阪営業所前の抗議行動とオンラインで繋ぎ、韓国サンケン労組の怒りの声をサンケン電気本社にぶつけた。

≪1月21日朝7時過ぎ サンケン電気本社前「民主労総100万人でサンケン電気資本に挑む!」≫


雲一つない青空の下、新座市内の朝は零下3度、プラカードを持つ手は凍えるように冷たい。

郵政ユニオンの仲間の怒りの発言で木曜行動スタート。「会社は説明もできないようなやり方をして、廃業・解雇を強行した。しかしこれは新たな闘いの始まりだ。そのことを韓国の仲間と共に確認したい。偽装解散を撤回させるまで共に闘う!」。

馬山のペク・ウンジユさんからオンライン・アピール。「工場前でテント籠城してから193日になる。2月1日からは韓国の最大のお祭りである旧正月を迎える。4年前にもお盆と旧正月をテントで迎えた。夏は暑さに耐え、冬は寒さに震えながら闘いを続けた。正直に言ってテントで寝泊まりするのは、経験があるとはいっても、耐え難いものだ。 なぜこのような理不尽な目に合わねばならないのか、国はなぜ労働者を保護できないのか、悔しい気持ちが一杯だ。きょうは解雇一日目だが、まだ会社からのメールは来ていない。しかしそれは意味がない。メールがあろうとなかろうと、解雇を撤回させて勝つまで闘うからだ。周りでは『もう終わりだ』とささやく声もあるが、これからだ。本社は何回も組合を弾圧してきたが、責任を認めず、居直っている。本社が任命した清算人は、労働者の立場に立って労組と話し合いをしようとせず、私たちに敵対的な姿勢を見せてきた。和田社長は現実を見るべきだ。清算人は自分の役割を果たしていない。韓国では国会議員が連名で書簡を出し、知事や市長、道議会や市議会も韓国サンケンの廃業を批判している。サンケン電気には投資する資金もあるではないか。なぜ赤字が生まれたのか。会社の責任ではないか。本社の誤った判断が根本の理由だ。和田社長はすべての責任を取って、交渉に出てくるべきだ。職場に戻るまで闘い続ける!」


ヤン・ソンモさんが続く。「この半年間コロナでお先真っ暗だったが日本の仲間の闘いで励まされ、勇気をもらって闘いが盛り上がった。新たな闘いの出発点に立って、日本のみなさんと一緒に歩みたい。昨日は会社の門前で記者会見した。その場には多くの人が集まった。支会長と副支会長が決意を述べ、組合員に勇気と希望を与えた。剃髪式で、新たに決意を表明した。人間として生きるために闘う。闇は光に勝てない、勝つまで闘う、と決意を述べた。4年前と同様に、勝利するまで闘う。本社は決断をすべきだ。和田社長は私たちの決意を甘く見ない方が良い。サンケン電気は違法で一方的で無分別な解雇を撤回すべきだ。和田社長は約束を破った。『会社の行く末について労組と一緒に話し合おう』というのが無理な要求なのか?腹が立って仕方ない。和田社長にも家族がいるでしょう。『会社を守るために廃業は仕方ない』と言うのかもしれないが、それは偽善で嘘っぱちだ。韓国の国民を代表する国会議員の手紙も知事や市長の手紙もすべて無視しているが、無視しても問題は終わらない。この問題は一企業の問題を離れている。ラジオやインターネット、テレビ局でも特集番組が放映されている。昌原市議会では与野党一致の決議が可決された。日本政府や関係省庁にも手紙が届いていることは確認できている。もはや一企業だけの問題ではない。責任は和田社長にある。そのことを自覚すべきだ。工場に戻るまで闘いを止めない。会社の行く末についても話し合おうではないか。和田社長、早く決断を!これ以上、韓国の労働者を苦しめないで!」

埼玉市民の会から訴え。「私も新座市で生まれ育って70歳を超えた。私の知人がサンケン電気の下請けをしていたが、単価の切り下げで赤字になるので工場閉鎖を決意した。サンケン電気は下請け企業を苦しめながら成長してきた。労組が邪魔だから廃業して新たな会社を立ち上げて利益を追求する、そんな企業は、反省すべきではないか!」

韓国サンケン労組の発言が続く。「道知事が廃業撤回を求める書簡で指摘しているように、サンケン電気はOECDの多国籍企業ガイドラインを守るべきだ。韓国をどれほど見下せば済むのか。サンケン電気は全ての約束を守らなかった。別会社を買収して生産するのが約束だったのか?赤字を意図的に作っておいて、工場を廃業するのは、不道徳だ。嘘は泥棒の始まりではないか。青春をかけて韓国サンケンで働いてきた労働者に、苦しみや涙ばかりを与えていいのか。和田社長は私たちとの話し合いの場に出てきて、会社の行く末をいっしょに考えるべきだ!」

キム・ウニョンさんが発言。「韓国では少し寒さが和らいできた。私たちは再び闘いを決意している。これまでは韓国サンケンの労働者として闘ってきたが、これからは被解雇者として闘う。私は韓国サンケンで働いて30年になる。多い人で3回解雇された人もいる。労働者が労組を選択したことを理由として、会社を廃業する。そんなことをしてグローバル企業として恥ずかしくないのか!今回、私は民主労総の副委員長に誘われ立候補した。『韓国サンケン問題から逃げようとしている』という声まで出てきた。この場で、なぜ副委員長に立候補したかについて話したい。和田社長にも聞いてもらいたい。ふつうは副委員長に立候補するとさまざまな職場を回り、選挙活動する。しかし私は選挙活動しないで、サンケン電気の問題から離れないことを条件に立候補することにした。民主労総の役員になることで多国籍企業であるサンケン電気資本と全面的に対決することを決意した。昨日の韓国サンケン労組の総会で組合員の前でその決意を明らかにした。韓国サンケン解雇撤回闘争委員会の議長として役割を果たす、という決意だ。私は韓国サンケンに入社し、民主労総に加入したことで25年間にわたり会社から弾圧されてきた。7回にわたるリストラで多くの仲間が去って行ったが、私たちは職場を守り抜いた。4年前の指名解雇もはね返した。ついには会社を廃業するやりかたを一方的に強行してきた。周りには『会社がなくなったのにどうする』という人もいるが、私たちは闘いをあきらめない。多くの仲間、日本の仲間が後押ししてくれている。会社から弾圧されてきたが、韓国政府は守ってくれなかった。私たち以外の数多くのグローバル企業との闘いも同様だった。外国企業の横暴を規制する法律もまだない。だからサンケン電気のような横暴な企業がのさばって韓国の労働者を弾圧してきた。その様なグローバル企業を規制する法律をつくらせるのがナショナルセンター、民主労総の役割だ。私は25年間のサンケン電気との闘いを通じて、外資系資本との闘いの重要性を骨身に刻んできた。韓国の中で反米自主の道、横暴な外資系資本と闘う労組に生まれ変わる。そのような民主労総にしたい。日米韓軍事同盟強化の動きも日韓連帯で跳ね返していきたい。民主労総が先頭に立って闘う。私自身もその闘いの先頭に立つ!私はサンケン電気の問題を避けるのではなく、グローバル企業と全面対決するために新たな闘いに立ち上がる。16人の韓国サンケン労組の名前ではなく、民主労総百万人の闘いでサンケン電気に挑む。これが私の民主労総副委員長立候補の弁だ。私たちはあきらめない。勝つまで闘う。日本の仲間のみなさん、輝かしい勝利の集会の準備を進めよう!新しい闘いを始める最初の日に、みなさんと共に闘う決意を明らかにしたい。闘争!」

東京全労協寺島事務局長の発言。「生易しい闘いではないが、勝利するまで韓国労組の仲間と共に最後まで頑張ろう!」。最後にシュプレヒコールをサンケン電気本社に浴びせて、本社前行動を締め括る。

≪1月21日9時 志木駅南口「私たちは使い捨てにされる機械の部品ではない!」≫


埼玉市民の会からアピール。「新座市民にとって他人事ではない。日本の企業が海外で利益を得るために労組を敵視したり、会社を廃業したりする。こんなことを許していいのか!」

韓国サンケン労組の仲間からオンライン・アピール。「テントで座り込みを始めてから193日になる。なぜこのような目に合うのか。ふつうに会社に出勤して働いてきたが、それが間違っていたのか?私たちは使い捨てされる機械の部品ではない。会社の言うままになる奴隷でもない。尊厳のある人権を持った人間だ。民主労総に加入したことで弾圧されてきた。そしてコロナを利用して、ついに会社を廃業し解雇してきた。なぜ合法的な労組加入が弾圧の理由になるのか!サンケン電気のあまりにひどいやり方が、韓国で大きな社会的問題になっている。国会議員の連名の書簡、知事や市長の廃業撤回を求める書簡も出ている。しかしサンケン電気はまったく無視している。それがグローバル企業として理に適った態度なのか。サンケン電気本社が私たちと直接交渉するまで、今後取引先の会社を回りサンケン電気の横暴なやり方を訴えていく。外国資本の『食い逃げ』を規制する法案も準備していく。市民のみなさんにお願いです。サンケン電気に抗議の声を!」

韓国サンケン労組の仲間が続く。「労組嫌悪から今回の廃業問題が起こっている。以前にもインドネシアに移転し、韓国工場を閉鎖する動きもあった。4年前には組合員の指名解雇があった。サンケン電気が労組をどれ程嫌ったか。韓国人社長の言った言葉『この会社は労組があるから潰れる』。グローバル企業のサンケン電気が、16人の韓国サンケンを潰してどのようなメリットがあるのか。経営は労働者ではなく経営者がやるもの。累積赤字を労働者に押しつけることは許されない。国会議員の書簡も知事や市長の書簡も無視している。労使合意も守らない。韓国人労働者にも家族を養う責任がある」。

中部地域労働者組合旭ダイヤの仲間から発言。

ペク・ウンジュさんが続く。「昨日、会社の門前で記者会見した。地域の多くの仲間も駆けつけた。メディアの取材もあった。支会長と副支会長の剃髪式もあった。二人からは『新たな闘いの始まりだ』、という決意表明があった。二人の髪の毛が剃られていく時に、多くの組合員は頭を上げることが出来なかった。私も映像を撮る手が震え胸が詰まった。回りからは『お金をつり上げる闘いだ』とも言われたが、私たちが求めているのはお金ではない。職場復帰だ。私は本年3月に入社20年になる。その前に解決してほしいが、勝利するまで闘う。私たちの闘いは先の見えない暗い闘いではない!職場の仲間がいて、地域の仲間、日本の仲間がいる!」。

埼玉市民の会の仲間の発言で志木駅南口の宣伝を締め括り、池袋に向かう。

≪池袋・東京事務所前、昼休み集会「私たちの闘いは必ず勝利する!」≫


正午から、「解雇を許さない!池袋緊急行動」。「韓国サンケン不当解雇を撤回しろ!」の歌声でスタート。150人が結集し、池袋・東京事務所ビル前の歩道は、20日の韓国サンケン廃業・解雇強行への怒りの声で埋め尽くされた。最初に支援する会の鳥井事務局長から報告。「10時半ころにビル7階の池袋・東京事務所に出向き、抗議文を渡そうとしたが、いつも対応する総務・I氏は受け取りをかたくなに拒んだ。大変不誠実な対応だ。都合の悪いことは口をつぐむ。I氏がSDGsのバッジを着けていたので『一人も取り残さないというのがSDGs。雇用問題で労組と話し合いもしないサンケン電気にSDGsを語る資格はない!』と一喝した。労組との話し合いを拒み、抗議文の受け取りさえ拒否するサンケン電気の対応は許せない。韓国サンケン労組の仲間とともに、国際連帯でサンケン電気を追い詰めよう!」。続いて全労協中岡事務局長から主催者挨拶。「きょうから路上に放り出された韓国サンケン労組の仲間の全員解雇を撤回させる闘いを、新たにスタートさせる。さらに闘いを強化したい!」。リレートークが続く。埼玉市民の会「剃髪式の映像を見て涙が出た。サンケン電気の経営者は、これを見てどう考えたのか。地元の市民として恥ずかしい。和田社長は恥を知りなさい!」。JAL争議団「労組潰しの解散・解雇の暴挙は許せない!韓国の厳寒の中で闘うみなさんに敬意を表したい。勝つまで共に闘う!」。ユナイテッド航空争議団「会社が作り出した組合つぶしの争議で共通している。自らの闘いとして共に闘う!」。連帯労組武蔵学園「このすぐそばで争議を続けている。共に頑張る!」。支援する会の渡辺共同代表「偽装解散は許せない。職場復帰まで、日韓連帯の力で闘おう!」。郵政ユニオン「コロナで訪日出来ないタイミングでの解散・解雇は許せない。労働者は声をあげなければ会社はやりたい放題になる。国の垣根を越えて、全力で闘う!」。全国一般東京南部「組合で確認して日韓連帯行動として取り組んでいる。軍事独裁政権下で利益を得てきた会社がサンケン電気。韓国の仲間と共に闘い抜きたい!」。全労協渡辺議長「日本も大変ですが、自分たちだけよければという風潮は一掃しなければいけない。世界の、アジアの労働者の闘いとして共に頑張ろう!」。全水道東水労久保書記次長「日本から声をあげ、不当解雇撤回・会社復帰まで共に頑張ろう!」。東京ふじせ企画労働組合「長い争議をあきらめることなく闘っている。韓国の争議している労組との交流もしてきた。韓国サンケンの闘いの勝利まで共に闘う!」。フィリピントヨタ労組を支援する会「2001年に労組をつくったことを理由に組合員233人が全員解雇された。今年の3月16日で20年になる。韓国サンケンの仲間と共に闘い抜きたい!」


ここから大阪営業所に抗議行動を展開している仲間とも繋ぎながら、韓国サンケン労組の仲間から怒りのこもったオンライン・アピール。

最初にオ・ヘジン支会長が発言。「東京、大阪を結んでの集会、ありがとうございます!昨日は会社清算の日だった。会社側はこの日が最後、これで終わりと言った。しかし私たちは、この日がスタートと考えている。韓国でも周りから『お金が目当てか』との声があった。しかし私たちの闘いの目的はお金ではない。職場に帰ることだ。このことをこの間の闘いで明らかにしてきた。最初は日本に行けない状況でお先真っ暗だった。しかしみなさんの国際連帯に励まされ闘い続けた。いまでは韓国でも支援が広がっている。国会議員、道知事、市長、議会の動きをサンケン電気はまったく無視している。サンケン電気は思いしるべきだ!私たちは1997年から民主労総に加入し、闘いの中であらゆる弾圧を突破してきた。サンケン電気は労働者の力、国際連帯の力を思い知るべきだ。私たちの闘いは必ず勝利する!みなさん、本当にありがとう!闘争勝利でみなさんの連帯に応えていく!」

キム・ウニョン副支会長が続く。「東京、埼玉、大阪、全国で闘ってくださるみなさん、ありがとう!大阪のみなさんとはオンラインで話すことは初めてですね!一度も顔を合わせたこともないのに、知らない人たちなのに共に闘ってくださる大阪のみなさん、ありがとうございます!コロナ禍で日本に遠征闘争で行けないことに胸が張り裂けた。しかし日本のみなさんの闘いに感激した。勇気をもらった。韓国サンケンは馬山自由貿易地域にサンケン電気が子会社として設立した会社だ。48年間利潤をあげてすべて日本に持っていった。それがサンケン電気だ。法律で守られている労組を弾圧する時代遅れの、前近代的な悪い会社だ。労組があるからという理由だけで会社を廃業に追い込むことを2回も試みた。事業部の閉鎖を3回、2回の整理解雇、7回のリストラをしてきた。4年前に指名解雇され『勝てない闘い』と言われた時も、闘いの末に解雇を撤回させて合意書を交わし工場を守り抜いてきた。合意書では「工場の正常化・重要問題についての労使協議」が書かれていた。しかし3年間ことごとく会社はその約束を破ってきた。工場には機械一つ入れなかった。雨漏りがする工場でタライを置いて、黙々と働いてきた。サンケン電気も財政が苦しいと言って、修理するお金も出さなかった。雨漏りし、カビが生える工場で黙々と働いてきた。そのように会社の約束を信じて来たのに、コロナ禍で解散・解雇を強行してきた。廃業も一度の説明もなく、本社のHPに掲載しただけ。そんな廃業の仕方があるか!まわりでは『もうダメ、闘うのはムダ』という声もあった。会社側は退職慰労金60ヶ月を提示した。しかしこの解決金を全員で拒否し、職場を守り抜く闘いに立ち上がった。職場と雇用を守る、これが私たちの要求だ!6か月間、ビニールテントで籠城し、職場を守る闘いを展開してきた。国会議員連名の共同書簡、道知事、市長、そして市議会も全会一致で廃業撤回を求めた。KBS,MBCでも特集番組で報道されている。これはサンケン電気が一企業の問題ではなく、日韓の政治問題化しつつあることを示している。会社からいま解雇通知、電気水道止まるのお知らせのメールで届いた。私たちは動揺しない。私たちは踏みにじってもいい虫けらではない。使い捨てにする機械の部品ではない。サンケン電気の社員と同じ人間だ。人間としての尊厳がある。家族を守る義務があり、労働者としての誇りがある。労組があることが会社廃業の理由にはなりえない。コロナは労働者を踏みにじってもいい理由にはならない。あらゆる困難に負けず、最後まで闘い抜く。みなさんと培った労働者市民の連帯の力で突破していく。みなさんがいるので、頼りがいのある仲間があると思っている。みなさんを信じて、私たち自身を信じて闘いを進める覚悟だ。コロナに、風邪に、健康に気をつけてください!みなさん大好きです!闘争!」

最後に明大生協労組の仲間の音頭でシュプレヒコールを上げ、団結がんばろうで行動を締め括った。


▲大阪営業所前でも同時行動を展開。韓国サンケン労組からのオンライン・アピールが大阪にも届けられた。


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