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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2020.7.31

_________________________________________________________『週刊金曜日』

  暖かくなってきました。オリジナル9条Tシャツ発売中です。

     https://kinyobi.official.ec/
   

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<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■原爆から75年
「ノーモア・ヒロシマ」のこれから

広島に原爆が投下され、多くの人の生命が奪われてから75年。米国のトランプ大統領は7
月16日、人類初の核実験を
「素晴らしい偉業」と称賛し、広島・長崎への原爆投下を「戦争の終結に寄与した」と正
当化する発言を行なった。
「原爆投下が日本の侵略を止め、第2次世界大戦の終結に導いた」という考えは、トラン
プ大統領のみならず、今も
一定程度存在する。核兵器がいかに非人間的なものか、世界を破壊させるものかを世界中
に理解してもらうまで
「ノーモア・ヒロシマ」の訴えは続けなければならない。
しかし「ノーモア・ヒロシマ」の目標とは「核兵器廃絶」のみで良いのか。
核兵器廃絶にとどまらず、広島が平和のためにできることは何か、考えたい。

●広島を「狭い平和」から解き放つ
核兵器廃絶だけが「 ノーモア・ヒロシマ」ではない
東琢磨

「平和都市」を標榜する広島。しかしそこで訴えられる「平和」は核兵器廃絶に特化され
すぎていないか。広島に生まれ、現在も住み暮らす筆者は、この街にはもっと多義的で豊
かな「平和」を提唱する潜在能力があるはずだと述べる。

●被爆者・沼田鈴子さんの実践に学ぶ
アジアの人々と「 ノーモア・ヒロシマ」は共有可能か
植松青児

アジアの国々では今も「原爆のおかげで日本の侵略や支配から解放された」と認識してい
る人は多い。その状況に向き合い、日本の戦争加害を謝罪し、被害国の人と手を握りあっ
てきた沼田鈴子さんから私たちが学べることは何か。


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【2】 編集長後記
 コロナ禍について、ずっと意見を聞いてみたいと思っていた人がいた。ジャーナリスト
の伊豆百合子さんだ。本誌では医療過誤や新薬の問題を取材・執筆されてきた。昨年暮れ
から入院されていたが、6月20日に亡くなったという知らせを先週いただき、正直、力が
抜けてしまった。
 読売テレビにアナウンサーとして入社、途中から報道部に異動し、ディレクターとして
活躍された。退社後は本も書かれた。731部隊にも詳しく、自身の情報源の一人、医学
界の重鎮が隊員だったことを知り、衝撃をうけていた。自分自身そのことにどうけじめを
つけるか、拘られていた。
 私が知り合ったのは二十数年前。電話で延々と話し続けてきたが、事情があってお会い
したことがない。「(あなたが)夢の中に出てきたのよ、でも後ろを向いてた」と楽しそ
うに話されたことも。女が働き続けるのが困難な時代に道を切り拓いた大先輩。ディレク
ターへの転身はたいへんだったはず。もっと話を聞きたかった。一度でいいからお会いし
たかった。(小林和子)
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【3】2020年8月7・14日(1291)号予告

【第1特集】
●「なんて世の中だ、」を終わらせるために   
さよなら! アベ政治      植村隆            

●安倍政権、終焉は近いか?   青木理氏に聞く 聞き手・まとめ/新崎盛吾

●反対運動の取り込みと分断支配が長期政権のカギ
高等教育「無償化」という詐術  大内裕和

●安倍首相らによるメディアと教育への政治介入 
「慰安婦」問題と“記憶の暗殺者”たち      池田恵理子

●「安倍改憲」が潰える日   
「任期中」に意欲も実現は困難  高田健

●河井事件が曝した政権の本性 
安倍の怨念、菅の権力欲     永田政徳

●インタビュー 森友問題
私は真実が知りたい 相澤冬樹

●凱風快晴ときどき曇り 特別編
枯渇する民主主義の心 内田樹

●安倍内閣の無責任・無法ぶり
約9年で大臣ら16人辞任、3人逮捕 片岡伸行

●悪用、濫用、恥ずかしい内容
安倍政権「閣議決定政治」の虚妄 片岡伸行

●「法律家の会」が追加告発 1000人近くが安倍首相の法違反問う
検察は告発を受理し厳正な捜査を 片岡伸行

●議員の国会召集要求を無視した安倍政権
憲法53条裁判・那覇地裁判決の意義と課題  志田陽子

●「屈辱の日」を「主権回復の日」と祝う無神経
沖縄「県民の心に寄り添う」意思などない安倍政権  問山栄恵


【第2特集敗戦75年】 
●父の侵略戦争体験と 向き合う村上春樹    
『猫を棄てる 父親について語るとき』を読む  
五味渕典嗣

●死者たちの痛みを想像することは その生にもう一度 命を吹き込むこと     
敗戦75年 「原爆の図」は体験していない記憶を呼び起こす「窓」 永尾俊彦

●今年の夏はこのTVドキュメンタリーがすごい!
地上波の注目作13番組を一挙紹介!       ワタナベ=アキラ
               
●私たちは今どこに立っているのか       
植村裁判判決と日本社会     大森典子、北原みのり

【パズル】
●きんようパズル クロスワード
5名様に図書カード(1000円)進呈!!   
               
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|中島岳志
●金曜アンテナ
●政治時評|佐藤甲一
●経済私考|高橋伸彰
●ジェンダー情報     
●言葉の広場/論考
●さらん日記
●編集委員から


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★『週刊金曜日』2019年11月28日臨時増刊号
 まるごと山本太郎 れいわ新選組
 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002922.php

発売日:2019/11/28
定価:800円(税込)
サイズ:AB判 84頁
雑誌コード:22936-11/28

「れいわ新選組」の勢いが止まらない。2019年7月の参議院選挙では2議席を獲得。
山本太郎代表が9月に北海道から始めた全国ツアーには多くの人々が詰めかけている。
〈あなたが明日の生活を心配せず、人間の尊厳を失わず、胸を張って人生を歩めるよう全
力を尽くす〉(れいわ新選組「決意」)という訴えはなぜ人の心を打つのか。
 2011年から山本太郎さんを取り上げてきた『週刊金曜日』が、「れいわ新選組」の
魅力に迫り、新しいラディカル・デモクラシーについて分析する。

■写真特集 2019年参院選、2012年官邸前抗議、2013年参院選初当選
■れいわが始まる 山本太郎街頭記者会見(8月1日、 東京・新宿駅西口)
■NPO法人「抱樸」理事長の奥田知志×山本太郎(10月2日、北九州市)
■単独インタビュー 「旋風」を巻き起こした「山本太郎」とは何者か
■志位和夫・共産党委員長、山本太郎・れいわ新選組代表の共同会見(9月14日、国会)
■参院選総括と今後 山本太郎代表記者会見(8月7日、日本ジャーナリスト協会)
■街頭会見の魅力 及川健二
■徹底討論 「山本太郎現象」と左派ポピュリズム 石戸諭×中島岳志
■木村英子、舩後靖彦両参議院議員が初登院(8月1日) 写真・文 薄井崇友
■らんきりゅう「当事者のパワー」 雨宮処凛
■舩後靖彦さん当選の舞台裏 人間の可能性に限界がないこと示す議員の誕生 雨宮処凛
■"いのち"でつながるために 若松英輔×木村英子
■山本太郎が吠えた90分「私は首相になる!」(19年5月24日号)
■新・わたしと憲法シリーズ 山本太郎(13年6月14日号)
■風速計「使えるツール、発見!」 雨宮処凛(13年9月6日号)
■山本太郎「本当の芸能人なら声を上げてファンを守れ!!」(11年11月4日号)
■れいわ新選組「政権とったらすぐやります 今、日本に必要な緊急政策」 その他



★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事
。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あな
たと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会
)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連する
トピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://w
ww.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。



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