「週刊金曜日」ニュース:難民を追いつめる日本の入管制度 | |||||||
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2020.6.26 _________________________________________________________『週刊金曜日』 都知事選出馬、山本太郎を知るにはこの1冊 『週刊金曜日』臨時増刊 まるごと山本太郎 れいわ新選組 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002922.php ==================================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】近刊のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■難民を追いつめる日本の入管制度 人権無視の「送還忌避罪」など刑事罰を入管法に新設か 難民をほとんど受け入れない国、日本。政府は、さらに追い出しや締め付けを強化する方 針で、刑事罰新設の検討を含めた入管法改悪が秋の臨時国会で進められる可能性がある。 この悪法が審議入りする前に、日本の入管制度のもで、これまでにどれほど非人道的な行 為が行なわれてきたか、目を向ける必要がある。 ●法務省の「専門部会」が提言、秋の臨時国会で審議の可能性 西中誠一郎+渡部睦美 ●世界比較で見る「難民を受け入れない国」日本 他国では高い認定率の出身国でも、日本は認定率ゼロのケースも スティーブン・マキンタヤ 日本の難民認定制度でまず問題とされるのは、国連の難民条約を批准する「先進国」の中 で極端に低い認定率だろう。日本には難民該当性の高い人がほとんど来ない、制度の「濫 用者」が多い、というのが政府の見解だが、事実は違う。 ●「パパかえして」収容により引き裂かれる親子 難民と認定されないクルド難民たち 織田朝日 日本でまったく難民認定されないトルコからのクルド難民。彼らは日本でどのように生き ているのか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 編集長後記 〈元「慰安婦」を支援する“日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯”(「正義 連」)の不正問題をなぜ、取りあげないのか〉という問い合わせを読者から複数いただい ていた。〈自分たちに都合の悪いニュースだから扱わないのか〉とも。 もちろんそんなことはない。5月22日号のアンテナ欄で1頁を使って第一報は載せてい る。ただ、韓国内での出来事でもあり、自分たちで自由に取材ができないために、慎重に 事態の推移をみてきたことは事実だ。 今週号でようやく、韓国在住の研究者、吉方べきさんの執筆記事を載せることができた 。ナヌムの家の支援金問題は、提携している韓国の『時事イン』の記事を転載した。 戦後補償に関わる問題になると、国内でお目にかかるのは首をかしげたくなる記事ばか りだ。そんな中、一連の報道に胸を痛め、事態をどう考えたらいいのか、困惑している方 も多いと思う。吉方さんの記事は、その疑問に十分にこたえる内容になっていると思う。 (小林和子) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】2020年7月3日(1287)号予告 【政治】●安倍改憲断念、政権終幕へ 敵基地攻撃は「遺産」の口実 永田政徳 【追及!政権腐敗】●安倍私物化疑惑の原点、真相究明を 赤木さん自死再調査と佐川喚問求める48万署名 片岡伸行 【国際】●香港超限戦 ──そして天安門大虐殺31年を記念する 廖亦武 (翻訳 土屋昌明) 【ぶんか】『愛の不時着』 ●沼にはまる人続出 独占 イ・ジョンヒョプロデューサーに聞くヒットの理由 成川彩 ●韓流を熟知するジャーナリストはこう見た 林るみ 【ぶんか】 『土曜日』発行人・斎藤雷太郎の口伝を手がかりに “新たな戦前”の只中でもできることはある 井上史、永澄憲史 【コロナ】●感染者の98%が無症状か軽症 ウイルスとの共生をめざせ 新型コロナウイルス感染症 国内感染6カ月の総括と今後の取り組み 岡田幹治 【くらし】新・買ってはいけない 「トマトケチャップ」は比較的安心な食品ですが多少の不安は残ります 沢木みずほ 【食】多国籍企業がゲノム編集で主食の種子支配を狙う 天笠啓祐 【ぶんか】●祀りをたずねて お山信仰 写真・文/山田しん 【ぶんか】●鈴木邦男 ハンセイの記 【強力連載】 ●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道 ●風速計|想田和弘 ●凱風快晴ときどき曇り|内田樹 ●犬が王様を見て、何が悪い|四方田犬彦 ●メディアウオッチ ●ジェンダー情報 ●たとえば世界でいま ●STOP!9条改憲|高田健 ●政治時評|阿部岳 ●経済私考|高橋伸彰 ●無責任架空対談|松崎菊也 ●さらん日記 ●言葉の広場/論考 ●金曜アンテナ ●貧困なる精神|本多勝一 ●編集委員から ●ヒラ社長が行く|植村隆 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php ★『週刊金曜日』2019年11月28日臨時増刊号 まるごと山本太郎 れいわ新選組 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002922.php 発売日:2019/11/28 定価:800円(税込) サイズ:AB判 84頁 雑誌コード:22936-11/28 「れいわ新選組」の勢いが止まらない。2019年7月の参議院選挙では2議席を獲得。 山本太郎代表が9月に北海道から始めた全国ツアーには多くの人々が詰めかけている。 〈あなたが明日の生活を心配せず、人間の尊厳を失わず、胸を張って人生を歩めるよう全 力を尽くす〉(れいわ新選組「決意」)という訴えはなぜ人の心を打つのか。 2011年から山本太郎さんを取り上げてきた『週刊金曜日』が、「れいわ新選組」の 魅力に迫り、新しいラディカル・デモクラシーについて分析する。 ■写真特集 2019年参院選、2012年官邸前抗議、2013年参院選初当選 ■れいわが始まる 山本太郎街頭記者会見(8月1日、 東京・新宿駅西口) ■NPO法人「抱樸」理事長の奥田知志×山本太郎(10月2日、北九州市) ■単独インタビュー 「旋風」を巻き起こした「山本太郎」とは何者か ■志位和夫・共産党委員長、山本太郎・れいわ新選組代表の共同会見(9月14日、国会) ■参院選総括と今後 山本太郎代表記者会見(8月7日、日本ジャーナリスト協会) ■街頭会見の魅力 及川健二 ■徹底討論 「山本太郎現象」と左派ポピュリズム 石戸諭×中島岳志 ■木村英子、舩後靖彦両参議院議員が初登院(8月1日) 写真・文 薄井崇友 ■らんきりゅう「当事者のパワー」 雨宮処凛 ■舩後靖彦さん当選の舞台裏 人間の可能性に限界がないこと示す議員の誕生 雨宮処凛 ■"いのち"でつながるために 若松英輔×木村英子 ■山本太郎が吠えた90分「私は首相になる!」(19年5月24日号) ■新・わたしと憲法シリーズ 山本太郎(13年6月14日号) ■風速計「使えるツール、発見!」 雨宮処凛(13年9月6日号) ■山本太郎「本当の芸能人なら声を上げてファンを守れ!!」(11年11月4日号) ■れいわ新選組「政権とったらすぐやります 今、日本に必要な緊急政策」 その他 ★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ 石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php 『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に 亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の 田中優子さんの対談を中心にブックレット化。 ★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う 『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php 今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家 」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き 合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から 一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の 内容を再録したもの。 ┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年 斉間満:著 Kindle 購入価格:700円 「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「 暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して 以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし て、裁判の原告として長い長い闘いだった。 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の 来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方 原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために 必要だ。 【目次】 はじめに まえがき(小出裕章) 【年表】伊方原発をめぐる動き 1.原発はこうして建てられた 2.安全協定無視の3号炉増設 3.出力調整試験 4.伊方原発のいま 5.原発と地域 あとがき 【筆者紹介】 斉間 満(さいま みつる・1943年生) 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材 していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて 焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必 要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿 名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた 。 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因 で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに 励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動 であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な がら残された右手でワープロを打つ日々である。 2006年10月17日永眠。 ┃Kindle版┃マイナンバー 明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php 「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す る。 ┃Kindle版┃バラ色のひきこもり 勝山実:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php 「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。 でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、 その声が伝わることはほとんどありません。 高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける 自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、 なぜにひきこもり続けるのか、 自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。 ┃Kindle版┃何がどうして発達障害 司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php 自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。 時間やお金の管理も超苦手。 やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……? あの人ってなんでいつもいい加減なの! スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、 人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの? 本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。 近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、 肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。 自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。 きっとそれまでとは違った視点で、 自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。 ┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵 古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php 最近よく耳にする「エシカル」という言葉。 エコやオーガニックとちょっと似ていますが 生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。 本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを 改めて考えるきっかけになればいいなと思います。 【『エシカルに暮らすための12条』目次】 はじめに 第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ 第2条 ファッションだってエシカルに 第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい 第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し 第5条 森のエコラベル 第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向 第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり 第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!! 第9条 日本にもある現代の奴隷制度 第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12 第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って? 第12条 『バナナと日本人』のその後 補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開 【著者略歴】 古沢広祐(ふるさわ・こうゆう) 1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事 。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あな たと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会 )、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連する トピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://w ww.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。 ==============================================『週刊金曜日』 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。 https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk ※ 支援金の受付口座はこちら。 郵便口座 :00120-7-572529 加入者名:株式会社 金曜日 (通信欄に「支援金」とご記入下さい。) ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。 ※ このメールへの返信はできません。 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。 http://www.mag2.com/m/0000140118.html ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃発 行 株式会社金曜日 ┃ ┃ 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 ┃ ┃ アセンド神保町3階 ┃ ┃ http://www.kinyobi.co.jp/ ┃ ┃編集部 mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃ ┃業務部 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