【報告】ベラルーシ・スポーツ連帯基金が都内で募金活動を実施 | |||||||
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【報告】ベラルーシ・スポーツ連帯基金が都内で募金活動を実施11月14日(土)午後、東京の新宿アルタ前広場で、ベラルーシ・スポーツ連帯基金(BSSF)が、街宣と募金活動を展開しました。急な呼びかけでしたが、在日ベラルーシ人7名と、フリージャーナリストの林克明さんなど、日本の支援者数名が結集。土曜日の午後、ベラルーシの「白-赤-白」旗も手伝って、道行く人の注目を集めました。 ベラルーシでは8月9日の大統領選挙で不正があり、民衆が街頭などで抗議活動を連日のように続けています。その中で、スポーツ選手たちも、ルカシェンコ独裁政権に反対する公開書簡に署名しました。ところが、ベラルルーシ・スポーツ省は、署名したアスリートを抑圧し、弾圧に屈しない選手に対しては、試合出場資格を奪い始めました。仮に来年、東京オリンピックが行われた場合、彼らはベラルーシ代表選手団から排除されることになります。そこで、正しい主張を続ける選手たちを支援しようというのが、今回の活動の趣旨です(「呼びかけ」文参照)。 ところで11月12日ベラルーシでは、31歳の画家ラマン・バンダレンカ氏が官憲に虐殺されました。8人目の犠牲者とされますが、他にも変死体が各地で発見され、行方不明者も80名を超えています。この日の東京での街宣では、ラマン・バンダレンカ氏が最後に書き残した「Я ВЫХОЖУ(私は出て行く)」という言葉をプラカードに記し、彼への追悼と街頭に出て闘い続ける決意を示しました。 在日ベラルーシ人たちは、「日本の皆さん、無視しないで下さい。自分の問題として考えて下さい!」と叫んでいました。ベラルーシではルカシェンコ独裁政権に反対したアスリートや芸術家が弾圧され、学生や教授が大学から追放され、労働者は解雇されています。しかし、独裁や民主主義の危機は世界的な傾向で、日本でも他人事ではありません。ともに声をあげていきましょう! 追記:13日、独立労組組合42名が逮捕され、Labourstartで緊急署名を集めています。ちなみにこの日はベラルーシ全土で130人が逮捕され、運動への弾圧がエスカレートしています。 [https://www.labourstartcampaigns.net/show_campaign.cgi?c=4606&fbclid=IwAR12jPWmJthZ--CdqRZT8bqhsOz1VvvVZ0AfFXnU77dxUrvpHVgnrQOJMIc] 呼びかけベラルーシ・スポーツ連帯基金(BSSF)はベラルーシの平和的なデモへの参加者に対する暴力、およびアスリートに対する政治的動機による制裁を非難するように呼びかけています。
その後3ヶ月以上にわたり、憲法に保障された、自分たちの意見を言う権利、平和的なデモをする権利を守るため戦い続けていますが、国家はさらに暴力による抑圧を強めています。民間人に対する警察の暴力の後、ベラルーシの1000人以上のスポーツ選手が「暴力と政治的抑圧を見過ごす事はできない」と宣言した公開書簡に署名しました。 これに対してベラルルーシ・スポーツ省が、署名の撤回をさせるためにアスリートに対して、あからさまな脅しや厳しい圧力をかけ始めました。スポーツ省からの圧力に負けなかった選手に対しては、不当解雇・不当逮捕・拘置所での拷問など、あらゆる弾圧を行っています。弾圧を受けているアスリートの中にはオリンピックや世界選手権で複数のメダルを獲った世界的な選手達がいます。このほかにも、精神的な抑圧や制裁をされたアスリートは大勢います。 このような状況の中で、ベラルーシ・スポーツ連帯基金(BSSF)が創設されました。この基金はベラルーシ国内の悲惨な状況について世界のスポーツコミュニティに現状を知らせるために設立されました。BSSF は以下の4つをお願いしています。
皆さんに何らかの形でベラルーシのアスリートたちへの応援をお願いいたします。 ベラルーシ・スポーツ連帯基金(BSSF) 【BSSF FB】https://www.facebook.com/donate/847883362703740/ 【BSSF募金】https://bssf-team.web.app/en 【参加報告】佐藤和之(佼成学園教職員組合) Created by staff01. Last modified on 2020-11-16 13:21:19 Copyright: Default |