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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2019.12.6
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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2019年11/28臨時増刊号 「まるごと山本太郎 れいわ新選組」発売!

        http://www.kinyobi.co.jp/publish/002922.php


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<http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内

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【1】注目の記事

■忠死を強いられた兵隊

勇ましい言葉とともに戦場に送られ、命果てた兵隊。戦争の不条理を見つめ、人々を戦争
に駆り立てた嘘や虚言を剥ぐ。


●元特攻隊員の兄弟が「最後の証言」
「回天が貴様たちの棺桶だ」と上官が放言
鈴木賢士

11月9日、「元特攻兵(回天・伏龍・震洋)岩井兄弟からの最後の証言」と題された東京都
内での集いは、立ち見も出る大勢の来場者(約250人)で溢れていた。不戦兵士・市民
の会主催で、「敗戦75年」を前に、ともに90代後半の元特攻隊員の兄弟が自らの体験と戦
争の不条理さを語り尽くした。


●ノモンハン戦争から80年
現地を訪ねて ハルハ川の蜃気楼
木村崇

1939年5月から9月にかけて満蒙の国境で起きたノモンハン戦争は、日満・蒙ソの兵
士に多くの犠牲者を出した。なぜそこで苦戦死闘が繰り広げられたのか。関東軍の軍人を
父に持つ筆者がこの9月、現地を訪ねた。


●銃後に求められたもの
食卓や墓から見える 「伝統的家族」の本当の姿
対談・斎藤美奈子×早川タダノリ

日本の伝統と思われているものの多くは近代になって作られたものだった─。『戦下のレ
シピ』の著者、斎藤美奈子さんと『まぼろしの「日本的家族」』の編著者、早川タダノリ
さんが戦前・戦中の婦人雑誌を題材に私たちが思い描く“伝統”にせまる。


●歴史学者・吉田裕さんに聞く
「約四、五万に上る大殺戮」に言及
南京事件否定派が10年以上反論しない日本軍内部史料

1937年の南京事件について「約四、五万に上る大殺戮、市民に対する掠奪強姦多数あ
りしことは事実なるか如し」と書かれた日本軍関連史料が存在する。戦後に厚生省引揚援
護局が作成した『岡村寧次大将陣中感想録』である。岡村は、終戦時には中国戦線全体の
司令官を務めた人物だ。「否定派」は10年以上、この史料には「知らんぷり」を続けてい
る。


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 【2】 編集長後記

 仕事が終わり家に帰ると里芋がどっさり実家から届いていた。9月から3箱目になる。
実家で作っているわけではなく、いい芋が近くの八百屋さんで手に入るということだった
。里芋の汁でかぶれる私は皮を剥くのが難儀だ。さて、どう料理しよう。いっそ潔くふか
して食べてみるか。しかし、こんなに重い荷物をどうやって配送手続きしたのか。めまい
で転倒して膝を痛めたのは一昨年の冬のことだった。

 先日政府が75歳以上の医療費自己負担を2022年度から2割に増やす方向で調整をし
ていると報道があった。高齢者が必要以上に受診を控えるのではないかと心配だ。私の母
の場合、医療ではないが月に二度、訪問看護を利用している。だが、本人は理屈をつけて
止めたがっている。「勿体ない」がホンネだろう。しかしこのタイミングで医療費増額と
は。10月に消費税をあげたばかりじゃないか。

 よし、久々に「安倍さんは弱い者イジメ。腹が立って眠れんさ」という母の口癖を聞き
に実家に帰ろうか。「桜」の疑惑もあるし。(小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】12月13日(1261)号予告


【特集】●平岡元広島市長が74年ぶり北朝鮮・咸興を訪れる

【政治】●中曽根康弘元首相と対米従属 白井聡

【政治】●麻生大臣は部隊の休日になぜ、潜水艦に体験搭乗したのか

【性暴力】●ノーベル平和賞受賞ムクウェゲ医師のことば

【日韓】●〈シリーズ〉どうしてこうなった? 日韓関係  
「『慰安婦』はデマ」こそデマ          大森典子

【国際】●歴史を変えた市民たち ベルリンの壁崩壊から30年
        伊藤千尋

【原発】●中国電力がいまも狙う山口・上関原発の建設               
    山秋真

【まち】●高円寺再開発反対パレード!だぜ    
ザ・スターリンの反権力の名曲ぶっ放しながら   
写真/酒井透  本文/藤田正

【探査】●監視社会ニッポン 狙われるDNA編06    ワセダクロニクル

【食】●日韓の政府対立は食の日韓貿易に
どんな影響を与えた?              垣田達哉    

【ぶんか】●不謹慎な旅 第19回 ササニシキはなぜ消えた    
1993年の米騒動       写真・文/木村聡

【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン89   
熱い十月(2)分析編      廣瀬純
                
【ぶんか】●ヴィパッサナー瞑想体験記6             想田和弘

        
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|中島岳志 
●辛淑玉のどたばたドイツ日記
●政治時評|
●STOP!9条改憲    高田健
●財津昌樹と山口マオの愛と文句のラプソディー  
●ロスジェネ 死線からの生還|小林エリコ
●無責任架空対談 松崎菊也
●さらん日記
●貧困なる精神
●ヒラ社長が行く|植村隆 


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★『週刊金曜日』2019年11月28日臨時増刊号
 まるごと山本太郎 れいわ新選組
 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002922.php

発売日:2019/11/28
定価:800円(税込)
サイズ:AB判 84頁
雑誌コード:22936-11/28

「れいわ新選組」の勢いが止まらない。2019年7月の参議院選挙では2議席を獲得。
山本太郎代表が9月に北海道から始めた全国ツアーには多くの

人々が詰めかけている。
〈あなたが明日の生活を心配せず、人間の尊厳を失わず、胸を張って人生を歩めるよう全
力を尽くす〉(れいわ新選組「決意」)という訴えはなぜ人の

心を打つのか。
 2011年から山本太郎さんを取り上げてきた『週刊金曜日』が、「れいわ新選組」の
魅力に迫り、新しいラディカル・デモクラシーについて分析す

る。

■写真特集 2019年参院選、2012年官邸前抗議、2013年参院選初当選
■れいわが始まる 山本太郎街頭記者会見(8月1日、 東京・新宿駅西口)
■NPO法人「抱樸」理事長の奥田知志×山本太郎(10月2日、北九州市)
■単独インタビュー 「旋風」を巻き起こした「山本太郎」とは何者か
■志位和夫・共産党委員長、山本太郎・れいわ新選組代表の共同会見(9月14日、国会)
■参院選総括と今後 山本太郎代表記者会見(8月7日、日本ジャーナリスト協会)
■街頭会見の魅力 及川健二
■徹底討論 「山本太郎現象」と左派ポピュリズム 石戸諭×中島岳志
■木村英子、舩後靖彦両参議院議員が初登院(8月1日) 写真・文 薄井崇友
■らんきりゅう「当事者のパワー」 雨宮処凛
■舩後靖彦さん当選の舞台裏 人間の可能性に限界がないこと示す議員の誕生 雨宮処凛
■"いのち"でつながるために 若松英輔×木村英子
■山本太郎が吠えた90分「私は首相になる!」(19年5月24日号)
■新・わたしと憲法シリーズ 山本太郎(13年6月14日号)
■風速計「使えるツール、発見!」 雨宮処凛(13年9月6日号)
■山本太郎「本当の芸能人なら声を上げてファンを守れ!!」(11年11月4日号)
■れいわ新選組「政権とったらすぐやります 今、日本に必要な緊急政策」 その他



★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった

石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三

首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとし
ている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつ

め、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレット
は日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の

各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再
録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷

つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記

者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に

新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー
政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触

れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地
元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日

日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の
町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4

日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施
設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日

日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の
仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残さ

れた右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとと

もに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考え
る上での"処方箋"を提供する。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事
。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べ

るってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジ
ョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネ

スモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル
・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト

(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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 【5】イベントのご案内

★アジア・フォーラム横浜  証言集会
いま語る! シンガポールで日本軍は何をしたか
 証言:沈素菲/林少淋  講演:高嶋伸欣

日時:12月7日(土)14時〜16時40分(開場13時半)
場所:かながわ県民サポートセンター・ホール(横浜駅西口5分)
参加費:1000円 問合せ:080-4536-3505(吉池)
主催:アジア・フォーラム横浜
協賛:『週刊金曜日』


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   郵便口座 :00120-7-572529
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┃編集部  mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃
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