本文の先頭へ
LNJ Logo 渋谷ハチ公前で「武器見本市反対パブリック・ビューイング」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1573794340364st...
Status: published
View


渋谷ハチ公前で「武器見本市反対パブリック・ビューイング」

 たくさんの方に知ってほしいと、11月12日渋谷ハチ公前で「宗教者の集い」と「幕張メッセでの武器見本市に反対する会・安保関連法に反対するママの会@ちば」の共同集会が開かれた。挨拶の後、杉原浩司さんの話しに合わせて、スライド上映をしていく。憲政記念館で14年前に、ミサイルの展示がなされたと、日本で行われた見本市の歴史を話す。2014年4月1日に安倍が武器輸出三原則を防衛装備移動三原則に変え、実質武器取引ができるようにした。その直後の6月にパリで行われた武器見本市に、日本から役人や武器関連企業が大挙して行ったが、その時、当時の防衛装備庁装備政策部長堀地徹(ほっちとおる)氏が『イスラエルの機体と日本の技術を使うことでいろいろな可能性が出てくる…』とテレビ取材に答えていたと杉原さんは、解説。私も当時の新聞記事で知り、ビックリしたことを覚えている。

 04年には、パシフィコ横浜で国際航空宇宙展が開かれ、05年には憲政記念館で日米安保戦略会議が行われている。15年のMAST Asiaから国内初の武器見本市が開催され、無人機などが展示された。続いて16年は国際航空宇宙展が横浜で、17年は再びMAST Asiaが幕張メッセで行った。その見本市の展示の中に「はやぶさ2」があったと。これは宇宙開発(平和利用)ということになっているが、なんと武器として展示があったという話には、衝撃を受けた。

 続いてシスターが「誰も平和が好きですよね。今は自由がありますが、戦争になったらそんな自由はありません!」と短く強く話す。「幕張メッセでの武器見本市に反対する会・ママの会@ちば」の金光理恵さんが活動の紹介などを映像で紹介。武器見本市反対です! 楽しく明るく、しかし怒りを持って「武器見本市はいらない」と言いましょう!と、これまでの私たちの取り組みを映像とともに紹介した。聴衆の中には、高校生もチラホラいたこと、ビックリした様子で足を止めた方など、嬉しい反応もあった。この日の参加者は50人、パブリック・ビューイングの観客200人だった(主催者発表)。(笠原眞弓)


Created by staff01. Last modified on 2019-11-15 16:12:26 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について