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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2019.8.23
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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       ★『週刊金曜日』には電子版もあります★     
            

            http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3560            
      

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■特集1 台風の目となった れいわ新選組


●単独インタビュー
「旋風」を巻き起こした「山本太郎」とは何者か

7月の参院選において、政見放送動画の再生回数が約60万回となり、比例代表の全候補者
の中で最多の約99万票を得票するなど、旋風を巻き起こした「山本太郎」。4月に立ち上
げたばかりの「れいわ新選組」への寄付金は選挙までの約3カ月半で4億円を超えた。「山
本太郎現象」「れいわ旋風」などとも呼ばれ、盛り上がりを生んだ「山本太郎」とは何者
なのか。本誌編集委員の中島岳志氏があらためてその実像に迫る。


●「山本太郎現象」と左派ポピュリズム
石戸諭×中島岳志

山本太郎は左派ポピュリズムなのか。参院選後、ネットを中心に議論が噴出した。そのき
っかけとなる記事を執筆したノンフィクションライターの石戸諭さんと、本紙編集委員の
中島岳志さんが「山本太郎現象」と左派ポピュリズムを読み解く。

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■特集2 米軍基地公害の秘密を暴く ジョン・ミッチェル・コレクション
つなぶちようじ

英国人ジャーナリスト、ジョン・ミッチェル氏は、沖縄の米軍基地が基地周辺を汚染して
いる「基地公害」について、2冊の書物を著した。そして今年4月、著書の原資料を沖縄
国際大学に寄贈した。アメリカの情報公開制度を利用して引き出されたこれらの資料「ジ
ョン・ミッチェル・コレクション」は、沖縄の米軍基地がいつ・どこで・何をやったのか
を、米軍自身が克明に記録する第一級の貴重な資料である。この特集では5500 ページに
およぶ資料のごくごく一部を紹介するほか、ジョン・ミッチェル氏ご本人や、コレクショ
ンに関係する方々の声を伝える。


●ジョン・ミッチェル氏インタビュー
沖縄の「基地公害」の事実を伝えるために資料を公開しました


●沖縄国際大学講師・砂川かおり氏に聞く
米軍のことは早くはっきりとわかる。しかし日本は……?

JMコレクションの公開に尽力したのが、沖縄国際大学経済学部講師の砂川かおり氏。日
米の情報公開の違いを感じるという。


●IPP代表・河村雅美氏に聞く
JMコレクションを読みこなす力を培いたい

コレクションを生かすには、引き出した情報を読みこなす力が必要となる。
その力を蓄えるための活動をするのが河村氏だ。


●JMコレクションから

5000ページ超の膨大な量のJMコレクションの中から、ごく一部を紹介しよう。米軍は私た
ちが思っている以上に沖縄に関するさまざまな情報を緻密に集め、きちんと整理・保管し
ている。

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■特集3 「表現の不自由展・その後」中止事件


●私たちが問われているのはなにか
臺宏士

フランスの哲学者ヴォルテールはこう言った。「私はあなたの意見には反対だ。だがあな
たがそれを主張する権利は命をかけて守る」。私たちの社会はなぜこれほど不寛容で暴力
的になったのか。


●誌上公開!「中止」させられた「表現の不自由展・その後」
アライ = ヒロユキ

公開後、わずか3日間で「中止」させられた企画展「表現の不自由展・その後」。そもそ
も、どのような目的で開催され、どんな作品が展示されていたのか。実行委員会のメンバ
ーであるアライ = ヒロユキさんが報告するとともに、「中止」前にアライさんが展示風
景を撮影した作品の一部を誌上公開する。


●全てのアートは「政治的」である
アライ = ヒロユキ

猛烈なバッシングで中止に追い込まれた「表現の不自由展・その後」だが、メディアが伝
える作品制作者の生の声は多くない。「平和の少女像」制作者が自身の考えを語った。

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 【2】  編集長後記

 休み明けの校了日、編集部はざわついている。明日までに校了しなければいけない未入
稿の原稿が20頁以上あるから、自ずと緊張する。

 夕方4時、やっと手が空き、大机でひとり昼食。弁当を広げて新聞に目を通す。沖縄振
興一括交付金が3年連続で減額されたため、県内のインフラ整備など大幅な遅れが生じて
いるという(『琉球新報』8月17日付)。その影響で、県が主体となる橋梁等老朽化対策
の進捗率は58%と低迷。

「えっ」と驚く。父の新盆のために帰った山梨で見た、中部横断自動車道に関する記事を
思い出したからだ。「県の強い働きかけで7月1日、総務省はそれまでの(県負担の)1
64億円を1億円へ減額すると発表した」(『山梨新報』8月16日付)。この2月に就任
した長崎幸太郎知事(自民党)の選挙公約の一つだったようだ。トンネルと橋梁がたくさ
んあると交付税を割り増す制度も創設されたとある。

 8月は各省庁が予算を要求する時期だ。選挙もあったし、理不尽なカネの使われ方に目
をこらしたい。(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】8月30日(1246)号予告


【特集】 れいわ新選組の潜在力 
●人間の可能性に限界がないこと示す議員の誕生  雨宮処凛

● 私は「れいわ新選組」をこう考える〜市民の声

【防衛】●茶番劇のF35B、6000億円分導入 半田滋

【冤罪】●大崎事件 最高裁の暴走 (上) 片岡伸行

【メディア】●新聞業界の暗部「押し紙」問題はまったなし 宮下正昭

【新連載】続き読み物「この男イヤだ」 石坂啓

【メディア】●金曜日ジャーナリズム塾 第2講 南彰

【インタビュー】●検閲と 闘い続けた 文学者を描いた 『マントー』の ナンディタ・ダ
ース 監督         境分万純

【世界】●新龍中国15 「和理非」で再出発した香港「逃亡犯条例」改訂反対デモ      
    ふるまいよしこ

【人】●「生き残るための音楽」創る奄美出身のシンガーソングライター       
ぶれない・あきらめない・おそれない 築秋雄   西村仁美

【くらし】●田んぼの記 写真・文 山田しん

【医療】●知っていそうで知らなかったお薬や薬局のことあれこれ
内藤眞

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|想田和弘
●辛淑玉のどたばたドイツ日記
●橋本勝の風刺画報               
●肯わぬ者からの手紙 山口泉
●俺と写真|本多勝一
●経済私考|
●政治時評|
●櫂未知子の金曜俳句
●さらん日記
●STOP!9条改憲|高田健
●平和の棚通信
●ヒラ社長が行く|植村隆


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。



★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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