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トランプ大統領のレイシスト発言に怒りが沸騰しています。4人の非白人女性議員が抗議
の記者会見を開きました。3人目にマイクの前に立ったのは、アレクサンドリア・オカシ
オコルテス(以下、AOC)。彼女が語った言葉の中に「国じゅうの子どもたちに伝えた
い。大統領が何と言おうと、この国はあなたたちのもの、そしてすべての人のものです(
This country belongs to you, and belongs to everyone.)」というくだりが
あります。

これは、あのNetflix独占配給『レボリューション−米国議会に挑んだ女性たち』の最後
のシーンに出てくる言葉です。もうご覧になった方がほとんどでしょうから、ネタバレは
承知の上で、紹介しましょう。

中間選挙に向けた民主党予備選で劇的な当選を果たした5日後、AOCはパートナーとともにワシントンDCを
訪れます。連邦議会議事堂前に腰を下ろしたAOCはこう語り始めます。「子どもの頃、
父が友人と車で長旅することになり、『どうしても一緒に行きたい』とせがんだ。父は不
憫に思ったのだろう、4人の大人の男性と5歳の少女がニューヨークからここをやって来
た」

そして涙をこぼしながら続けます。「晴れ上がった美しい日で、父は私の方にかがみこみ
、ワシントン記念塔や(リンカーン記念堂の)リフレクティング・プールなどの名所を指
し示して言った。『これらはすべて僕たちのもの。これは僕たちの政府で所有者は僕たち
。つまり君のものだよ』。亡くなる直前の父の望みは、私が誇れる娘になることだった。
望みはかなえられたと思う」と最後は笑顔のAOCでした。

きのうの記者会見でもAOCはこのエピソードを前置きした上で、上記のように全米の子
どもたちに語りかけたのです。

AOC(母はプエルトリコ生まれ)だけでなく、他の3人(元ソマリア難民のイルハム・
オマール、パレスチナ系のラシダ・タリーブ、黒人のアヤンナ・プレスリー)の発言も鋭
くトランプの無恥と無知を射抜いています。20分あまりの短い記者会見です。YouTubeに
もアップされていますが、日本語字幕付きの動画はまだ見つかりません。
https://www.youtube.com/watch?v=fvQZjRT1dKU
https://www.youtube.com/watch?time_continue=18&v=BRm6qkJ1un8

浅井健治@週刊MDS編集部

Created by staff01. Last modified on 2019-07-18 12:33:43 Copyright: Default

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