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LNJ Logo たんぽぽ舎メルマガ NO.3669/東京電力が第一に考えるべきことは福島第一原発事故の被害者
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たんぽぽ舎です。【TMM:No3669】
2019年6月10日(月)地震と原発事故情報−
              6つの情報をお知らせします
                        転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.東京電力が第一に考えるべきことは福島第一原発事故の被害者
   への賠償であり補償であるべき
   1900億円を他社への援助に使う余力があるなら
   被害者への賠償・補償に充てるべき
   東京電力HDによる「東海第二原発」に関する
   日本原電への資金援助についての公開質問状
           「原発止めよう! 東葛の会」
★2.抗議船3隻による監視/抗議活動
    6/8辺野古レポート
     千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)
★3.3500キロ歩いて日本列島縦断を達成! 写真家の石川文洋さん
     「人生最良の日」震災被災地訪問し辺野古、高江へも…
     メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
             黒木和也 (宮崎県在住)
★4.花角新潟県知事あす就任1年−再稼働問題、
     「三つの検証が終わるまで再稼働の議論はしない」姿勢一貫…
     メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
                  金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 ◆6/16(日)第36回原子力・エネルギー教育研究会
   『小学生のための放射線副読本』と『中学生・高校生のための
   放射線副読本』(平成30年10月改訂)の検討     他
     6月16日(日)13時〜17時
  ◆6/23(日)被ばく学習会
  「福島県二本松市の放射線教育」木村真三さん
         6月23日(日)1時15分〜5時15分
★6.新聞より1つ
 ◆<原発・福島のいま>損害金月内にも請求へ
  公務員宿舎未退去者対象 福島県、家賃の2倍相当額
            (6月8日「河北新報」より)
━━━━━━━ 
※6/12(水)学習会にご参加を!

 「韓国大法院による元徴用工判決」
 「国際法に照らしてあり得ない」???

 お 話:矢野秀喜さん(日韓つながり直しキャンペーン事務局長)
 日 時:6月12日(水)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━ 
※6/15(土)山崎ゼミにご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と東電株主総会

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)
 日 時:6月15日(土)14時より17時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.東京電力が第一に考えるべきことは福島第一原発事故の被害者
 |  への賠償であり補償であるべき
 |  1900億円を他社への援助に使う余力があるなら
 |  被害者への賠償・補償に充てるべき
 |  東京電力HDによる「東海第二原発」に関する
 |  日本原電への資金援助についての公開質問状
 └──── 「原発止めよう! 東葛の会」

                   2019年6月10日
東京電力ホールディングス株式会社
代表執行役社長 小早川智明様

千葉県議会議員 小宮 清子
我孫子市議会議員 早川 真
柏市議会議員  内田ひろき
流山市議会議員 阿部 治正
野田市議会議員 小室美枝子
松戸市議会議員 宇津野史行
        岡本ゆうこ
         DELI
        二階堂 剛
        平田きよみ
         増田 薫
        ミール計恵
        山口 正子
「原発止めよう! 東葛の会」

 東京電力ホールディングスによる「東海第二原発」に関する
 日本原子力発電への資金援助についての公開質問状

 報道によれば、日本原子力発電(株)(以下、日本原電という)は、東
海第二原発を再稼働させる方向で、諸般の手続きを進めています。原子力
規制委員会もその方針をすでに承認しています。
 さらに、報道によれば、国が求める安全対策に必要な1740億円に加えて、
「特定重大事故等対処施設(特重施設;通称テロ対策施設)」を含め、3000
億円もの資金の調達が必要だとのことです。
 そのうち、なんと東京電力ホールディングス(以下、東京電力という)
として、1900億円もの支援をする方向だと報道されています。

 しかし、申すまでもないことですが、東京電力は2011年3月に福島第一
原発で重大かつ深刻な事故を起こして、現在も、事故の真の原因究明、事
故原発の廃炉工事、そして何よりも被害者への補償などに、膨大な経費を
かけています。しかも、その資金の大半は国からの支援です。

 つまり、国民の税金を原資としているのです。
 「原発止めよう! 東葛の会」が2019年1月18日に貴社宛てに提出した
質問状に対する貴社の回答(別紙)によれば、国の「東京電力・改革・1
F問題委員会」において「福島事故及びこれに関連する確保すべき資金の
全体像と東電と国の役割分担」として、全体で21.5兆円、東京電力分担分
として15.9兆円とのことです。

 東京電力は、自ら起こした事故の原因究明も終わっていないうえに、そ
の事故の事後処理に要する膨大な経費の負担をしている中で、日本原電へ
1900億円もの資金援助をすることに、私たちは根本的疑問を感じます。

 そこで、質問をいたします。

1.そもそも、東京電力が第一に考えるべきことは、福島第一原発事故の
被害者への賠償であり補償であるべきです。1900億円を他社への援助に使
う余力があるならば、その余力はまず、被害者への賠償・補償に充てるべ
きではないでしょうか。お答えください。

2.東京電力は自ら起こした福島第一原発の事故の処理に膨大な資金負担
をしているのに、日本原電への資金援助をする余裕はあるのでしょうか。
あるとするなら、その裏付けの説明を求めます。

3.東京電力の現状から、あえて日本原電から電力を購入する必要がある
とお考えでしょうか。あるとお考えなら、その根拠をお示しいただきたい。

4.東京電力の現状から考えて、日本原電への資金援助が株主はもとより
国民からの理解が得られるとお考えでしょうか。もし、得られるとお考え
なら、その根拠を明確にお示しいただきたい。

 以上の質問に対して、6月21日までに文書によるご回答をいただきたく、
お願い申し上げます。

なお、この件についてのお問い合わせは、
「原発止めよう! 東葛の会」(担当:日下部信雄
 電話:090-9956-6018)までお願いします。


┏┓ 
┗■2.抗議船3隻による監視/抗議活動
 |   6/8辺野古レポート
 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 6月8日(土) 天候:曇り、午前中は風弱く蒸し暑い。

 最近は天候が安定しない。本日も雷注意報が出ているし、いつ雨が降っ
てきてもおかしくない天候であった。朝、船とカヌーのメンバーで相談し、
抗議船3隻による監視/抗議活動を行うことにした。

<辺野古 K8護岸>
 護岸は先端部まで被覆ブロックでカバーされた。また、K8護岸の中程
にランプウェイ台船から土砂(赤土)を搬入する護岸の形状変更をおこなっ
ている。
報道によれば
○沖縄県は
1.これは当初の計画と異なる形状である。
2.護岸から土砂を陸上げするのは目的外使用だと指摘している。
  公有水面埋め立法で工事の設計変更は知事への申請が必要となるがK8
  は申請されていない。
○防衛省は
 護岸の設計概要で具体的な陸揚げ場所までは限定していないとして問題
ないと主張している。

  いずれにしろ、問題がある時は、ごり押しで工事を進めるべきではない。
いつも政府が言っているように、このような時こそ(工事を中断し)県民に
丁寧に説明するべきである。

<大浦湾 K9護岸>
  ランプウェイ台船が接岸しダンプカーに赤土を積む作業がおこなわれて
いる。

 左側がガット台船(安和から赤土を運搬する)、右側がランプウェイ台船。
写真はこちらを
https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/



┏┓ 
┗■3.3500キロ歩いて日本列島縦断を達成! 写真家の石川文洋さん
 |    「人生最良の日」震災被災地訪問し辺野古、高江へも…
 |    メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.3500キロ歩いて日本列島縦断を達成! 写真家の石川文洋さん
  「人生最良の日」震災被災地訪問し辺野古、高江へも
  6/9(日)6:34配信「琉球新報」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190609-00000004-ryu-oki


┏┓ 
┗■4.花角新潟県知事あす就任1年−再稼働問題、
 |    「三つの検証が終わるまで再稼働の議論はしない」姿勢一貫…
 |    メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆花角新潟県知事あす就任1年−再稼働問題、
  「三つの検証が終わるまで再稼働の議論はしない」姿勢一貫

 花角新潟県知事が10日で就任1年となる。「住んでよし、訪れてよしの
新潟県づくり」を公約に掲げ、県土の「防災・減災」対策や、国内外での
本県の魅力発信を重視する。
 一方、深刻な財政危機や東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題など課題も
抱え、2年目の手腕が問われる。(中略)
 県民の関心が高い柏崎刈羽原発の再稼働問題に対する姿勢も、引き続き
注目される。原発の安全性などを巡る県独自の「三つの検証」が続いてい
るため、これまで一貫して「検証が終わるまで再稼働の議論はしない」と
繰り返してきた。
 ただ検証の終了後に県民の意思を問う手法を明確にしておらず、自身の
判断に民意をどう反映させるのかも問われる。
 三つの検証が終わった後の対応については、結果を踏まえて再稼働の是
非を判断した上で、知事選などで「県民の信を問う」との考えを示してい
る。ただ「まだ決めたわけではない」とも繰り返し、民意をどう反映させ
るかは不透明だ。
 一方、立地自治体には三つの検証の検証の進め方を疑問視する声もある。
検証の会合は総括委員会や分科会などもあるが、花角知事就任後、会合は
計9回しか開かれていない。
 柏崎の桜井市長はこれまで「検証のペースを早めてほしい」などと発言
していた。だが、知事は5日の会見で「委員には議論を尽くしてもらいた
い。任せている」と話した。
 (6月9日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)


┏┓ 
┗■5.メルマガ読者からのイベント案内
 |             (お問い合わせは主催者へ)
 └──── 

 ◆6/16(日)第36回原子力・エネルギー教育研究会

1.『小学生のための放射線副読本』と
  『中学生・高校生のための放射線副読本』
   (平成30年10月改訂)の検討   (報告:小寺)
2.原子力教育を考える会制作『学習用DVD
    放射線のホントのこと』に学ぶ (報告:根岸)

日 時:6月16日(日)13時〜17時
会 場:東京学芸大学20周年記念館(大学正門すぐ左手の2階建です)
     JR武蔵小金井駅北口 小平団地行きで「学芸大正門」下車 
資料代:500円
主 催:原子力・エネルギー教育研究会
問い合わせ先:小寺隆幸 kodera@tachibana-u.ac.jp
どなたでも参加できます。事前申し込み不要です。


 ◆6/23(日)被ばく学習会
  「福島県二本松市の放射線教育」木村真三さん

講 演:木村真三さん
    (獨協医大・准教授、二本松市放射線アドバイザー)
日 時:6月23日(日)午後1時開場 1時15分〜5時15分
場 所:文京区アカデミー茗台7階・学習室A
      地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅8分
      文京区春日2-9-5
参加費:1000円
主 催:放射線被ばくを学習する会
要予約:anti-hibaku@ab.auone-net.jp 
    電話:090-3577-4844(温品;ぬくしな)
懇親会:学習会のあと茗荷谷駅前で、4,000円程度。
チラシPDFダウンロードは こちらから http://bit.ly/2EiTa3L 

 NHKテレビETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」で福
島の汚染状況を明らかにした木村真三さんは、獨協医大准教授となり、二
本松市の放射線アドバイザーも務めています。
 小中学生への出前授業を重ね、放射線による健康影響にとどまらず、事
故で避難した人々の思い、被災者への差別にもふれるそうです。
 「放射能を語りにくい」と言われる福島で、どのように放射線教育を進
めているのか、お話しいただきます。


┏┓ 
┗■6.新聞より1つ
 └──── 

◆ <原発・福島のいま>損害金月内にも請求へ
 公務員宿舎未退去者対象 福島県、家賃の2倍相当額

 福島県は7日、退去期限後も東京都内の国家公務員宿舎などに居続ける
東京電力福島第一原発事故の自主避難世帯に対し、家賃の2倍に相当する
「損害金」を今月中にも請求する方針を固めた。
 福島市内であった自主避難者支援の全国組織「原発事故被害者団体連絡
会」などとの協議の場で、県側が明らかにした。現在は4月分の請求書送
付の準備作業中といい、県生活拠点課の担当者は「(送付まで)時間はか
からない」と話した。
 東京や埼玉など4都県の国家公務員宿舎計8カ所には5月1日現在、福
島からの避難者60世帯が入居している。県生活拠点課は、このうち損害金
を請求する世帯数を明らかにしていない。
 7日の協議では、支援組織側から請求に反対する声が相次いだ。「都営
住宅に応募しても当たらない低収入世帯は請求対象から除外してほしい」
「居住者の多くはぎりぎりの収入で生活している。2倍家賃は払えない」
などの意見が出た。
 福島県の自主避難者への住宅無償提供は2017年3月末に打ち切られた。
国家公務員宿舎に避難している世帯は一定の家賃を払うことを条件に2年
間の延長が認められ、2019年4月以降は退去まで家賃の2倍の損害金を支
払うよう求められている。 
              (6月8日「河北新報」より)
 https://www.47news.jp/national/genpatsu/3649390.html

────────── 
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
 します。
  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より
 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・
 グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
 必要事項を400文字以内でお送り下さい。
 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)
 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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