関西生コン弾圧事件裁判 : どこが共謀?何が恐喝? | |||||||
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「湖東協事件公判、大津地裁」連帯ユニオン関西地区生コン支部への権力弾圧をめぐる公判が6月7日、大津地裁で開かれました。当日は、湖東協事件の証人尋問です。公判終了後、弁護団を代表して永嶋弁護士から本公判の解説と今後の方針を述べていただきました。 「永嶋弁護士のまとめ(抜粋)」今日の証人尋問は、セキスイハイムの現場の人間と現場に行った会社の人間。今日の証言を聞いてもらっていてどこに威力業務妨害があるのか、なんでこれが犯罪やねんとそういうことばかりだったと思います。 コンプライアンス活動をずっとしていて、それに脅されて間に入っている何人かを通して、武委員長と副委員長が脅して金を取ったという筋立てなんですが、これが恐喝になるなら現場でコンプライアンスをした人間とか、或いは間に入っている2名(名前がでていたと思いますが…)も恐喝にならないとおかしいけれど、それをどう考えているのかと確認したら、「恐喝になるのは武委員長と副委員長だけでそれ以外は全然何も関係が無い無罪だ」と主張で言い切りました。これは、すごい綱渡りで、ほんと非常に難しいというふうに思います。 委員長と副委員長の共謀について起訴状では、共謀と書いたらそれですみますが、今まではどんな事件でも冒頭陳述でいつどこでどんな話をしているということが必ず出てくるはずなんですが、それが一切ありませんでした。それと1,000万円の受け渡しの席に副委員長は居ませんでした。冒頭陳述でもそうなっていました。だとすると武委員長と副委員長、「どこで共謀したのですか?」と聞いたらそれは答えませんでいした。弁護士的に見たら、検察官の証拠全部足しても少なくとも副委員長は、どう考えても無理やと思います。現場に行った人間が無理で、間に入っている人間が無理だとしたら、副委員長は無理なはずです。間に入っている人間が恐喝にならないのならば、武委員長も無理です。それと1番最初に被害者が冒頭陳述の中で出ていた人物の調書まいてないからね。なんかすごい思い切り無理な筋。それとあと小田弁護士も確認していましたが、全部、武委員長のほうから発信しているのではなく、向こうの方から言ってきていて、呼び出してお金渡しているからね。この会館カンパの事件については、思いっきり無理無理。無罪でも構わないというそういう起訴になっていることは間違いない。それは確認できたというふうに思います。これから積み上げていきはると思うけれども、非常に無理筋です。ただし逆に言うと、有罪でも無罪でもどっちでもいいという逮捕を重ねてきているから、それをどうやって押し返すのか。これからまだしてきよる可能性があるから、それをちょっと考えていかないといけないと思います。 永嶋弁護士には丁寧でわかりやすい解説と問題点や本質を述べていただき、ありがとうございました。 Created by staff01. Last modified on 2019-06-10 14:14:02 Copyright: Default |