たんぽぽ舎メルマガ NO.3607〜東海第二原発とめようの隊列、渋谷をデモ | |||||||
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たんぽぽ舎です。【TMM:No3607】 2019年3月22日(金)地震と原発事故情報− 7つの情報をお知らせします 転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.東海第二原発とめようの隊列、渋谷をデモ 「再稼働のための工事反対!」400名強 原発さようなら春の全国集会.東京代々木公園に1万人 柳田 真(たんぽぽ舎、 とめよう!東海第二原発首都圏連絡会) ★2.淵上太郎さんを思う 今年も茗荷を届けたかったのに 山田洋子(たんぽぽ舎ボランティア) ★3.今日も1隻に抑えた(赤土積み出しのガット台船(輸送船)出港を) 3/20辺野古レポート 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄) ★4.FIGHT FOR TRUTH!(=真実を求めて戦え!) 私たちの知る権利を守る3/14首相官邸前行動 映像の紹介 斎藤なぎさ (たんぽぽ舎ボランティア) ★5.再処理工場、審査会合を再開へ 原子力規制委員会 いったん終了も“合格証”草案に疑問続々…ほか メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋) 黒木和也 (宮崎県在住) ★6.メルマガ読者からのイベント案内 (お問い合わせは主催者へ) ◆3/31淵上太郎さん追悼 青空川柳句会 場所:経済産業省前 ◆3/31淵上太郎さん追悼 花見会 場所:日比谷公園かもめ広場付近 ★7.新聞より2つ ◆「福島で祈って」「行きます」とローマ法王 原発自主避難の16歳(鴨下全生さん)、ローマ法王と面会 (3月20日朝日新聞デジタルより抜粋) ◆「高圧で水注入 M5.4地震触発」韓国、地熱発電所近く (3月21日東京新聞朝刊6面より抜粋) ━━━━━━━ ※3/28(木)学習会にご参加を! 新ちょぼゼミ 「放射線安全神話」とわたしたちの放射線教育〜学校現場から 講 師:根岸富男さん (原子力教育を考える会) 日 時:3月28日(木)18:00より21:00 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円 ━━━━━━━ ・追悼…淵上太郎さん(「経産省前テントひろば」代表) 【淵上太郎春風となり天へ行く】 【淵上太郎さん脱原発を粘りぬき】 【権力の牙城に一矢太郎逝く】 【原発太郎の夢のまだつづく】 乱 鬼龍(転載歓迎) ━━━━━━━ ┏┓ ┗■1.東海第二原発とめようの隊列、渋谷をデモ | 「再稼働のための工事反対!」400名強 | 原発さようなら春の全国集会.東京代々木公園に1万人 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、 とめよう!東海第二原発首都圏連絡会) ◎3月21日(木・休)東京代々木公園で、「さようなら原発全国集会」が 開かれた。約1万人が参加(主催者発表)。落合恵子さんの主催者あいさつ。 東海村村会議員の阿部抗志さんの東海第二原発再稼働の危険性の具体的な 話、鎌田慧さんの閉会あいさつがあった。(関連報道をご参照下さい) ◎午後3時15分から、渋谷コース(市民隊列)、原宿コース(労働組合隊列) の2つのコースでデモを実施。たんぽぽ舎や、「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」、「再稼働阻止全国ネットワーク」の参加者は、渋谷 コースで、第1梯団(主催者や福島・茨城など)につづいて第2梯団を 組んで出発した。 第2梯団には、昨年5月結成され、活発に活動してきた「とめよう! 東海第二原発首都圏連絡会」の活動を反映して首都圏の主要な反原発 グループ・団体が集った。 のぼり旗・横断まくは、多彩でたくさんならび、通常の団体旗のデモ隊 とはかなり異なり、「東海第二原発とめよう」のスローガンがならんだ。 主な団体…茨城県の「原発いらない牛久の会」、「常総生協」、千葉 の「なのはな生協」、我孫子市の市民グループ、「原発いらない!ちば」 の皆さん、東京圏の「経産省前テントひろば」、「福島原発事故緊急 会議」、「アソシエの会」、「西東京の会」、「東電本店合同抗議」、 神奈川県の「脱原発かわさき市民」、埼玉の人々、群馬の人たちの ちょうちん…等々がならび、にぎやかだった。 デモ出発前の20数分、約400名の隊列がコールを叫ぶ。 「原発いらない!」「再稼働反対」「東海第二動かすな」「運転延長 認めない」「20年運転延長認めない」「東海第二いますぐ廃炉」「すべて の原発いますぐ廃炉」「海を汚すな」「子どもをまもれ」「大地をまも れ」「ふるさとまもれ」「未来をまもれ」 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」の柳田が、今日のデモの意義 を強調−東海第二原発の具体的な危険性を訴えた。 8年前の3月11日「東電福島第一原発」事故以降、全国10の電力会社( 9電力プラス日本原電)と安倍内閣が全力で原発再稼働を推進してきたが、 私たちと原発立地の人たち、多くの国民のねばり強い反対での中で、再 稼働した原発は9基(九州4基、四国1基、関西4基)のみ。発電電力 全体の中で原発の発電量は、5%にしかすぎない。(95%の電力は原発 以外の方法で発電されている)(関東では原発の電力は8年間ずっと ゼロ%だ) 今回、再稼働を狙っている日本原電東海第二原発(110万kw、ふっとう 水型)は、41年目に入った老朽・オンボロ原発であり、軟弱地盤に立つ超 危険な原発、再稼働すれば事故をおこす。なんとしても市民の力でとめ ようとアピール。 ◎私たちのデモ隊(400名強)は、渋谷駅周辺の繁華街を宣伝カーを先頭に して行進、神宮通り公園で短時間の総括集会をおこない解散しました。 今後の取り組みとして、東海第二原発再稼働のための工事反対!、 第2弾の「署名活動」、「ハガキ」抗議行動、3/23(土)「自治体への 請願・意見書」行動の交流会への参加、「アメーバ行動」(茨城県内での ビラまき、情宣活動)、4/27(土)島村英紀さんの地震学習会への参加など を提起しました。 なお、秋の「さようなら原発全国集会」は、9月16日(月・敬老の 日)、東京代々木公園で予定されています。 ・関連報道 ◆原発に「さようなら」1万人参加 反対集会 被害 核兵器に通じる 原発再稼働よりエネ転換を 事故で生活一変した 脱原発を呼び掛ける「さようなら原発全国集会」が21日、東京都渋谷 区の代々木公園で開かれた。 汗ばむ陽気の中、約1万人(主催者発表)が参加。「福島の原発事故 は終わっていない」と声を上げ、集会後、渋谷や原宿の繁華街をデモ 行進した。 「『さようなら原発』一千万署名市民の会」の主催。 各地で脱原発を目指して活動する人たちが登壇し、原発の危険性や 東京電力福島第一原発事故での避難者の窮状を訴えた。(後略) (3月22日東京新聞朝刊26面より抜粋) https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201903/CK2019032202000130.html ┏┓ ┗■2.淵上太郎さんを思う | 今年も茗荷を届けたかったのに └──── 山田洋子(たんぽぽ舎ボランティア) ◎ 3月20日に薩摩川内で原発反対で行動しているKさんのFBで渕上 さんの訃報を知った。 あぁ、とうとう逝っちまったか、部屋の裸電球がすっと切れたような 思いだった。 淵上さんはカッコいい男性の一人だった。背広を普段着のように体に なじませ、タバコ、ビール、楊枝だけを口にして生きているのではない かとさえ思っていた。 ◎ 平成27年の夏のことだった。川内原発再稼働を阻止しようと多くの 仲間が久見崎海岸に集まった。 1.7kmの坂道を川内原発の正門に向かってデモった。あの日は8月の 猛暑に苛まれ、死の行進とも言われた。 正門に「経産省前テントひろば」の人たちが日よけ用のテントを張って くれてはいたが、淵上さん、水戸巌夫人の希世子さんや地元のリーダーた ちは直射日光に炙られながらも正門前をデンと陣取っていた。淵上さんの 干物ができちゃうと心配した。 ◎ この行動の前に久見先海岸で「ウエル亀ロックフェスター」が開催 された。 私たちは自宅からキャンプ道具を車に積み込2日かけて久見崎海岸に 到着した。 砂浜には50位のテントが張られ、海を背に舞台が設営されていた。 確か2〜3日間、夕暮れから催しものがあったような記憶がある。 淵上さんはあの暑い夕暮れにもいつものスタイルで、不思議なことに スコップで砂に穴を掘り、そこに腰を落として舞台を眺めていた。 驚くことにズボンの裾から真っ白な股引が見えたような記憶がある。 ◎ 私たちのテント前のテーブルに、自宅の庭で採れたミニトマト、 きうり、そして酢漬けの茗荷を並べていた。 淵上さんがふらりと立ち寄り、つまんで食べて言った「おいしいね! 茗荷は生の方がもっと僕は好きだね」と。 夏が来て茗荷が採れると淵上さんに届けていた。 やっと茗荷の茎が見え始めた。今年も届けたかったのに…。 ┏┓ ┗■3.今日も1隻に抑えた(赤土積み出しのガット台船(輸送船)出港を) | 3/20辺野古レポート └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄) 3月20日(水) 天候:快晴、風強く(8から10m/秒)、 波高い(1.5から2m) 朝9時、安和(あわ)に到着したときは、ガット台船(輸送船)の喫水線は まだ半分位、この分だと昼までは赤土の積み込みは完了しないので、琉球 セメントゲート前の抗議集会に参加した。 一度、カヌーチームは11時近くに海に出て様子をみたが、午前中には 出港しないと判断し順繰りに安和の海岸に戻り昼食をとった。 13時から海に出て赤土積み出し抗議/阻止行動を行なった。 前にも何回か書いているが、もう一度書きます。 私たちが何もしないと、ガット台船(輸送船)は1日3隻、約6,000トン (ダンプカー600台分)の赤土を辺野古に運びます。 琉球セメントゲート前から入るダンプカーの制限と、カヌーチームの 阻止行動で今日も1隻に抑えた。 特に、カヌーチームの有機的な動きが功を奏して、海上保安官の排除が 始まってから1時間20分粘り、次のガット台船が入港する事はなかった。 つまり完全に1隻に抑えた。 海上阻止行動を終えて、安和の海岸に戻ると大勢の人が出迎えて くれる。チョット恥ずかしい。 ┏┓ ┗■4.FIGHT FOR TRUTH!(=真実を求めて戦え!) | 私たちの知る権利を守る3/14首相官邸前行動 | 映像の紹介 └──── 斎藤なぎさ (たんぽぽ舎ボランティア) 撮影=レイバーネットTV https://www.youtube.com/watch?v=UjfR6wGopVI 10分13秒 3月14日に行われた官邸前行動。 永田浩三インタビュー、「国境なき記者団」、各新聞記者、 望月衣塑子さんアピールなどを収録。 ┏┓ ┗■5.再処理工場、審査会合を再開へ 原子力規制委員会 | いったん終了も“合格証”草案に疑問続々…ほか | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋) └──── 黒木和也 (宮崎県在住) 1.再処理工場、審査会合を再開へ 原子力規制委員会 いったん終了も“合格証”草案に疑問続々 3/20(水)16:40配信「産経新聞」 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-00000547-san-soci 2.震災時より広域で浸水 福島第一の5、6号機も 福島県の最大級津波想定 3/21(木)8:42配信「毎日新聞」 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000010-mai-soci 3.田原総一朗「廃炉進まぬのに無責任に 原発増設計画進める安倍政権」 エネルギー基本計画は「無責任な計画」 3/20(水)7:00配信「AERA dot.」 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190319-00000043-sasahi-pol ┏┓ ┗■6.メルマガ読者からのイベント案内 | (お問い合わせは主催者へ) └──── ◆3/31淵上太郎さん追悼 青空川柳句会 日 時:3月31日(日)12時より15時 場 所:経済産業省前 席題 2題 各2句 呈賞有り 選:乱 鬼龍 申し込み・連絡先 070-6472-1947 (乱) 淵上太郎さんを追悼し、経産省前座り込み行動の中、川柳句会を やります。つくれる方は当日渕上さんへの「追悼句」を一句持って きてください。 ◆3/31淵上太郎追悼 花見会 日 時:3月31日(日)15時30分頃より 場 所:日比谷公園かもめ広場付近(雨天の場合は事務所) 申し込み・連絡先 070-6472-1947 (乱) 参加費:500円+一品持ち寄り 川柳句会終了後、花見を行います。この花見は「淵上太郎さん追悼 花見会」としてやります。花の下で淵上さんを偲び、思い出を語り合う 花見にしたいと思います。 淵上さんはいつも花見にきていました。片時もビールを手放さなかった 淵上さんでしたが、彼も花見は好きでした。 ┏┓ ┗■7.新聞より2つ └──── ◆「福島で祈って」「行きます」とローマ法王 原発自主避難の16歳(鴨下全生さん)、ローマ法王と面会 東京電力福島第一原発事故からの避難者であることを周囲に隠してきた 福島県出身の16歳の少年が20日、バチカン・サンピエトロ広場でフランシ スコ法王と面会した。 今年11月に来日予定の法王に「福島に足を運んで、原発事故被害者の ために祈ってほしい」とお願いすると、法王は少年の手を握って「行き ます」と答えたという。 鴨下全生(まつき)さんは8年前、福島県いわき市で被災した。自宅は 避難指示区域の外だったが、放射線量の高さを心配して、家族で都内に 自主避難した。(後略) (3月20日朝日新聞デジタルより抜粋) 有料記事 https://www.asahi.com/articles/ASM3N33M7M3NUHBI00Q.html?iref=pc_ss_date ◆「高圧で水注入 M5.4地震触発」韓国、地熱発電所近く 2017年11月に韓国南東部の浦項(ポハン)で発生したマグニチュード(M) 5.4の地震について韓国政府の調査研究団は20日、地熱発電のため高圧で水 を注入したことにより地震が触発されたとする分析結果を公表した。 研究団はソウル市内での記者会見で「注入した高圧の水が、知られて いなかった断層帯を活性化させて浦項地震を触発した」と発表。(中略) 被災者は地熱発電を主管した国などを相手に損害賠償訴訟を起こして いる。 調査結果を受けて政府はこの日、「被害を受けた市民に深い遺憾を 表明する」とコメント。判決が出ればその結果に従うとした。 (3月21日東京新聞朝刊6面より抜粋) ────────── ☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致 します。 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856 ☆《事故情報編集部》より メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。 1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。 2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい) 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住) 3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・ グループも平等に掲載する基本方針です。 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など 必要事項を400文字以内でお送り下さい。 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。 4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し) 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。 なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。 ご了解下さい。 ────────── ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。 ◆メールマガジンをお送りします たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を 発信しています。 ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを 送ってください。 違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは 間違いの元となりますのでやめて下さい。 登録できしだい発信致します。 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。 たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり ます。 ────────── たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、 日曜・休日はお休みです。 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797 新HP http://www.tanpoposya.com/ 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856 Created by staff01. 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