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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2019.3.22
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
  
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【1】注目の記事


■沖縄県民投票
ミサイルを主戦力とする時代に肉弾戦を主とする海兵隊の新基地が本当に必要なのか


●試される脱植民地主義
新垣毅

沖縄県民投票で辺野古新基地建設に県民が合意していないことが鮮明に示された。県民の
合意なしに強行される辺野古の新基地建設は日本の植民地主義の象徴である。これに対抗
して国防の道具扱いから脱し、「自分たちのことは自分たちで決める」行為である県民投
票は自己決定権の行使なのだ。


●地方紙73%が1面トップで報道
次の一手を導く地方紙の意思力
尹史承

全国の地方紙・ブロック紙は、読者である都道府県民の関心にそって紙面展開をする。逆
に言えば、他の地方のニュースは報道の扱いが地味になりがちだ。だが、沖縄県名護市辺
野古の米軍新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票では、73%が1面トップで
報じた。


◆本土の意識を変えた沖縄の力
斎藤美奈子


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 【2】  編集長後記

 
 怒りを通り越して怖くなる。今週号の野池元基氏が明らかにした福島県伊達市の「心の
除染」事業だ。

 伊達市は、東電福島第一原発事故後、個人の被曝線量を測定するために全市民にガラス
バッジを配布し、計測されたデータを、本人の同意を得ずに早野龍五氏らの研究チームに
提供していたこと、さらに早野氏らが書いた論文が被曝線量を低く算出していたことが問
題になっている。

 その伊達市が2014年、「低線量地域詳細モニタリング事業」を広告代理店の電通に
委託していたのだ。「物理的に土を取る除染作業は一巡したので、どんな不安があるのか
市民アンケートをとり、不安解消のために戸別訪問をするなどして対応した」もの。実際
の対応はパソナの派遣社員がマニュアルに沿って行なっていたという。詳しくは野池氏の
記事を読んでほしい。

 結果として被曝線量を過小評価し、住民の不安を根拠なきものとする。そして事故を解
決済みと印象づける。すべては東京五輪のために。穿った見方だろうか。(小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】3月29日(1225)号予告

【特集】ヤミ金化する奨学金          
●格差と貧困のスパイラルを産む構造      
  ブラックバイト漬けの生活  大内裕和

●完済は44歳の予定、返済楽になる方法を模索中
虐待受けた経験から子ども支援に関わる      二本松一将

●けがや病気、非正規になると生活できない   
1日600円以下の生活、大きな買い物できず   保坂勇祐

●奨学金問題の第一人者を講師に
若者が足を運んでくれるテーマで講演企画     佐井亜紀
       
【メディア】●『愛媛新聞』と忖度 伊田浩之

【くらし】●「消費税の5%以下への減税」を求めることに賛成?反対? 読者からの質
問篇

【疑惑】●激安価格の理由は「選手村要因」しかし算出根拠は不明 
晴海「選手村」開発疑惑     片岡伸行

【国際】●新龍中国「核食」は台湾で受け入れられるか?      本田善彦
       
【くらし】●【保険】外貨建て保険に魅力を感じるアナタ、
その仕組み、本当に理解していますか?              内藤眞弓   

【人】●『金曜日』で逢いましょう        Rシュウさん  酒井佑人
       
【メディア】●米国務長官による「汚い戦争」への回帰      
『ル・モンド・ディプロマティーク』(2019年3月号)から   エリック・アルターマン
       
【社会】●元皇族の恒徳氏は関東軍参謀、731部隊にも関与   
竹田ファミリーの闇(下)    植松 青児

【新連載】●田んぼの記 田おこし 山田しん

【新連載】●橋本勝の風刺画報          橋本勝

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●初めて老いった!?|石坂啓
●辛淑玉のどたばたドイツ日記
●犬の遠吠え 花に嵐|落合恵子
●俺と写真|本多勝一
●経済私考|浜矩子
●政治時評|阿部岳
●無責任架空対談|松崎菊也
●さらん日記
●ヒラ社長が行く|植村隆



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。


★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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