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LNJ Logo たんぽぽ舎メルマガ NO.3581/強風と高い波にもかかわらず護岸工事をストップできた
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たんぽぽ舎です。【TMM:No3581】
2019年2月20日(水)地震と原発事故情報−
               4つの情報をお知らせします
                        転送歓迎
━━━━━━━ 
★1.強風と高い波にもかかわらず護岸工事をストップできた
   安倍政権の「沖縄の民意無視、に抗議」して闘い続けている人々
   2/18辺野古レポート
        千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)
★2.「真実を捏造したのは歴史修正主義者たちだった。
   私は理不尽なバッシングに負けなかった」植村 隆さん
     2/28(木)「スペースたんぽぽ」学習会にご参加下さい
              冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.アポロが月から持ち帰った「地球の石」と
   地球に飛んできた「火星の岩」物語でも信じられない奇跡
   警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その285
                 島村英紀(地球物理学者)
★4.新聞より2つ
  ◆国に5度目賠償命令 福島第一原発事故避難者神奈川訴訟
   横浜地裁 東電の責任も認定
            (2月20日東京新聞夕刊1面より抜粋)
  ◆原発の「コスト高い」龍谷大の大島堅一教授が試算
   廃止でも電気料金差なく
           (2月19日10:41配信「京都新聞」より)
━━━━━━━ 
※2月24日(日)たんぽぽ舎第31回「総会」+「記念講演」と懇親交流会

日 時:2月24日(日)12:30開場
 第1部 第31回「総会」13時より14時45分
 第2部 「記念講演」15時より17時
   講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)
      『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常
       原発に固執する日本はとても危ない』
   講師:内田雅敏氏 (弁護士)
      『3・1独立運動を建国の礎とする
       韓国とどう向き合うか』
  第3部 懇親交流会 17:15より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
         (総会も含め、会員以外の方も歓迎です)
━━━━━━━ 
※2/28(木)学習会にご参加を!

 慰安婦問題植村裁判「真実を捏造したのは歴史修正主義者たちだった。
 私は理不尽なバッシングに負けなかった」
 被告西岡力と櫻井よし子の
 2014年朝日新聞バッシングのウソが証明された

 講 師:植村 隆さん (「週刊金曜日」発行人)
 日 時:2月28日(木)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━ 

┏┓ 
┗■1.強風と高い波にもかかわらず護岸工事をストップできた
 |  安倍政権の「沖縄の民意無視、に抗議」して闘い続けている人々
 |  2/18辺野古レポート
 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

2月18日(月) 天候:曇り、時々薄日が差す。

 朝から風があり海上で5から6m/秒、従って、K3護岸/K4護岸の
コーナーを回ると波も高く1から1.5mとカヌーではチョット厳しい。
 にもかかわらず私たちはN4護岸工事現場まで行き、抗議の姿勢を
示した。
 本日の作業は、N4護岸が135mに到達したと思われるので護岸の両側に
被覆ブロックを並べる作業である。(これは護岸が砕石で固められているの
で波などで破壊されないようにブロックを並べ固める)
  午後の海上行動は、風が強くなり波も高くなったので中止とした。

<一度目阻止行動>
  9時40分:オイルフェンスを越えて阻止行動を行なったが空振りに終
わった。
<二度目阻止行動>
  いちど松田ぬ浜に戻されたが再度N4護岸工事現場まで抗議船に乗って
戻った。
  11時:再びオイルフェンスを越え阻止行動行った。今度は1名が工事現
場まで到達したので工事がストップした。その時から20分ほど工事再開は
なかった。
  先週2月16日の「海上大行動」で本日の4倍強の人が集まったにもかか
わらず、空振りに終わったことを考えると、少人数でも工事をストップで
きたことが非常に嬉しい。
今後も参加人数が少ない時でもゲリラ的にこのような行動を継続したい。

※関連報道
 ◆軟弱地盤 最深90m 辺野古 杭打ち70m限界
  世界に実績なし/長期沈下の恐れも
        (2月20日東京新聞朝刊1面<税を追う>より見出し)
  詳しくはこちらを
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019022002000132.html

※《事故情報編集部》注
 2月24日(日)は沖縄の民意を示す「辺野古埋め立ての是非を問う」県民
投票日だ。注目の日だ。
 これに対し、安倍政権は、沖縄の民意を無視して、辺野古新基地工事(埋
め立て)を強行し、人々をあきらめさせようとしている。
 そうした中で、カヌー隊(辺野古ブルー)が、少人数でも闘い続けて、埋
め立て工事をストップできたという・うれしいニュースだ。
 安倍政権の「原発輸出政策」も破たん、国内原発の再稼働も市民の力で
とめたい。
 2月24日(日)の県民投票にむけて、闘う沖縄の人々を激励し連帯しよう。


┏┓ 
┗■2.「真実を捏造したのは歴史修正主義者たちだった。
 |  私は理不尽なバッシングに負けなかった」植村 隆さん
 |    2/28(木)「スペースたんぽぽ」学習会にご参加下さい
 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 慰安婦問題植村裁判「真実を捏造したのは歴史修正主義者たちだった。
 私は理不尽なバッシングに負けなかった」
 被告西岡力と櫻井よし子の
 2014年朝日新聞バッシングのウソが証明された

 講 師:植村 隆さん (「週刊金曜日」発行人)
 日 時:2月28日(木)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円

講師…植村隆さんのプロフィール
 1982年朝日新聞入社、2014年右派メディアが1991年の植村さんの記事を
「捏造」と決め付けてバッシング、2014年朝日新聞を早期退職、2016年3月
から韓国カトリック大学客員教授、2018年9月26日「週刊金曜日」発行人
兼(株)週刊金曜日社長

 植村隆さんは1991年、「朝日新聞」大阪本社版に韓国人元「慰安婦」に
関する記事を書きました。
 この記事をめぐり、右派メディアを舞台に元東京基督教大学教授の西岡力
氏や国家基本問題研究所理事長の櫻井よしこ氏から「捏造」という誹謗
中傷を繰り返し受け、2014年から激しいバッシングを受けました。
 そして、彼の人生が大きく変わりました。就職が決まっていた女子大への
攻撃が相次ぎ、結局、転職を断念せざるを得なくなりました。娘を「殺す」
という脅迫状まで届きました。
 絶望的な状況の中、この「植村バッシング」を最初に詳しく伝えてくれ
たのは、「週刊金曜日」でした。
 その後の法廷でも、西岡氏や櫻井氏が植村氏を捏造としていた根拠を
でっちあげていたことを詳しく報じています。
 札幌地裁の審理では、櫻井氏が彼女の月刊「WiLL」などの記事に間違い
があったことを認めました。
 しかし、札幌地裁は「真実と異なる記事を書いても、それについて相当
の理由があれば、その過失は否定される」などとして、原告植村氏の請求
を棄却しました。
 司法が歴史修正主義(排外主義)に忖度した判決ではないでしょうか。
植村さんは控訴して闘います。皆で支えましょう。


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┗■3.アポロが月から持ち帰った「地球の石」と
 |  地球に飛んできた「火星の岩」物語でも信じられない奇跡
 |  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その285
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 アポロ14号で月面に着陸した飛行士が後生大事に持ち帰った岩石は、
じつは地球のものだった。アポロ計画が行われたのは半世紀も前だが、
今年になって研究論文が掲載された。
 この岩には石英や長石やジルコンが含まれている。地球ではありふれた
鉱物だが、月ではほとんどない鉱物だ。そのうえ岩が生まれた温度や環境
が、月ではなく地球の特徴を示していることが分析で得られたのだ。
 この岩は地球がまだ若かった約40億年前に、地表から約20キロの深さで
作られた。
 当時の地球には小惑星が何回も衝突していたから、この岩は衝突によって
地表に出て、別の衝突で地球から弾き飛ばされた。
 岩は月に激突してめり込んだが、2600万年前の小惑星の衝突で再び月面に
姿を現した。
 その岩をアポロ計画の宇宙飛行士が持って帰ったものだ。なんとも数奇
な運命をたどった岩なのである。

 だが、もっと数奇な例もある。火星から地球に飛んできた岩だ。
 灰色で、なんの変哲もない重さ480グラムの岩。日本の南極観測隊が南極
から持ち帰って国立極地研究所にある。
 この岩は火星のマグマがゆっくり冷えていって結晶して出来た岩だ。結晶
したのは約13億年前だ。当時の火星は今のように冷えきってはいなくて、
噴火も地震もあった。
 ところが1000万年前に、巨大な小惑星が火星に落ちた。大変な衝撃で、
火星の表面はおろか、深いところまでの岩を壮大に弾き飛ばした。
 あまりに激しく飛ばされたために、引力圏を脱して宇宙へ飛び出したもの
もあった。

 アポロ計画で持ち帰った岩が地球から月に飛び出したときには、月はいま
の3分の1の距離にあった。月はいまの3倍もの大きさだったから、今より
は月に衝突しやすかった。だが火星から地球を見ても点にしか見えない。
その地球に落ちたのは奇跡と言うしかない。
 飛び出して500万年ほどたったとき、岩は地球に落ちた。大気との摩擦で
壮大な火の玉になっていたに違いない。人類が誕生する前だから、この流れ
星を見ていた人はいない。

 もし、この岩が地球表面の3分の2を占める海に落ちていたら、発見され
たはずはない。また、陸に落ちても、特徴のない岩だから、宇宙から落ちて
きた岩とは知られなかった可能性が高い。
 しかし、落ちたところは南極の氷河の上だった。南極の氷河は降り積
もった雪が固まったものだ。南極は椀を伏せたような形をしているので、
氷河はゆっくりと流れ下る。そして、隕石は氷河のベルトコンベアに乗った
まま、やまと山脈という終点に運ばれ、白い氷の上にある隕石として日本隊
に拾われたのだ。小説や物語では到底信じて貰えない偶然だろう。

 以前に火星に行った探査機が大気を調べて送ってきた。この岩に含まれて
いる大気の成分が、細かいところまでこの探査機のデータと一致したので
火星から来たと断定されたのだ。
 人類はまだ、探査機で火星の岩を取ってきたことはない。この岩は貴重な
資料なのである。

  (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/ 
   「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より2月8日の記事)


┏┓ 
┗■4.新聞より2つ
 └──── 

 ◆国に5度目賠償命令 福島第一原発事故避難者神奈川訴訟
  横浜地裁 東電の責任も認定

 東京電力福島第一原発事故の影響で福島県から神奈川県などに避難して
いる60世帯175人が、国と東電にふるさとでの生活を奪われた慰謝料など約
54億円を求めた訴訟の判決で、横浜地裁(中平健裁判長)は20日、両者の
責任を認め、152人に対する約4億2000万円の支払いを命じた。
 全国で約30の同種の集団訴訟で八例目の判決。国が被告となった6件の
うち責任を認めたのは5件目。
 訴訟では、原発事故を引き起こした巨大津波を国と東電が予見して対策
を取ることが可能だったかや、避難区域外からの自主避難者への賠償が
妥当かどうかが主な争点だった。(後略)
         (2月20日東京新聞夕刊1面より抜粋)
 詳しくはこちらを
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019022090135659.html


 ◆原発の「コスト高い」龍谷大の大島堅一教授が試算
  廃止でも電気料金差なく

 原子力発電のコストについて考える講演会がこのほど、京都府宮津市
浜町の市福祉・教育総合プラザであった。龍谷大の大島堅一教授が発電や
安全対策などに掛かる経費を説明し「原発のコストは高く、費用は国民に
転嫁されている」と強調した。
 大島教授は原発の建設費や燃料費などを足した「発電コスト」と、事故
対応費などを含めた「社会的費用」の合算が原発全体のコストになると
解説。

 福島第一原発事故で東京電力が支払っている賠償金の一部は国民の税金
や電気料金から賄っている仕組みや、原発再稼働と廃止にした場合の電気
料金は差がないという試算を紹介し「原発ゼロにするか維持していくのか。
エネルギー政策は転換点にある」と訴えた。
 講演会は「原発なしで暮らしたい宮津の会」などでつくる実行委員会が
催し、約70人が参加した。(2月19日10:41配信「京都新聞」より)

────────── 
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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
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☆《事故情報編集部》より
 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

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 グループも平等に掲載する基本方針です。
 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
 必要事項を400文字以内でお送り下さい。
 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)
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