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  <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2019.2.8
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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     ★イベント 文在寅・韓国大統領へのラブコール★

           http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=4088
               
      

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
  
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【1】注目の記事


■『北方領土』を考える

不調に終わった先の日露首脳会談。領土問題について官邸が「二島プラスα」で世論をま
とめることができても、現実には突破できない壁が待ち受ける。メドヴェージェフ首相は
、大統領時代も含め過去三回、日本政府が「固有の領土」とする国後、択捉に上陸して「
北方領土」返還の動きを牽制した。次の標的は──。「領土問題」解決の困難を指摘し、
国境画定という新しい考え方を提示してきた岩下明裕氏が、安倍外交の苦境のありかを示
す。


●メドヴェージェフ首相が色丹に行く日
岩下明裕


●「返還は二島か四島か?」を考える前に理解しておきたいこと
千島の歴史を知る
黒岩幸子

かつて「南千島」といわれた四島が、どういう経緯で「北方領土」といわれるようになっ
たのか。返還論を議論する前に知っておきたいその地理や歴史を辿る。


●国境で分断された千島Q&A


●根室ルポ
安倍政権に利用され、裏切られる旧島民
粟野仁雄

1月22日、北海道根室市で報道陣に囲まれながら会談後に行なわれた日露両首脳の会見の
テレビ中継を見守った旧島民たち。何の進展もなかった会談に、落胆の色は隠せない。


●各政党に聞く
「北方領土」問題について考えを聞かせてください!
自由民主党/立憲民主党/国民民主党/公明党/日本共産党/日本維新の会/自由党/希
望の党/社会民主党

安倍自民党以外の政党は、どう考えるのか。定例会見や文書などでコメントをもらった。


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 【2】  編集長後記

 
 きょうはいろんなニュースがありますね」。週明け、編集部内での会話だ。大坂なおみ
の全豪オープン優勝、嵐の活動休止宣言、基幹統計の多岐にわたるミスの発覚……。

 統計不正疑惑の第1弾ともいうべき毎月勤労統計調査をめぐる不正については、「統計
所得、過大に上昇」を報じた昨年9月12日付の『西日本新聞』のスクープ記事を、鷲尾香
一さんが本誌昨年10月12日号で解説している。「統計が間違っていたり、作為的なもので
あれば、政策そのものが間違ったものになる可能性がある」という指摘をされていたが、
まさかこんなことになっていたとは。しかも森山裕自民党国対委員長が「さほど大きな問
題はない」(1月26日)と発言したという。有権者はどう考えるのか?

 1月27日投開票の山梨県知事選で、自公推薦の候補者が勝利した。恩讐を超えた自民の
総力戦を見せつけられたが、今に始まったことではないにせよ安倍政権の責任は「さほど
大きな問題はない」とはならないはずだ。国会での追及を待つ。(小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】2月15日(1220)号予告


【特集】NHK研究スペシャル  

●「政治部体質」という癒やしがたい病  永田浩三 

●意図的に小さく扱われた厚労省の不正統計調査  醍醐 聰 

●いい加減にしろ「岩田明子解説委員」  山崎雅弘 

●首相の「サンゴ移転」発言放送に見る「御用ぶり」  戸崎賢二 

●検証 ここまで偏向している「アベチャンネル」の具体例  本誌取材班 

【社会】天皇制批判で再注目 権力に徹底的に挑戦した金子文子
●セフルメイドで思想を鍛え上げた「朴文子」  森まゆみ
●虚無主義と反天皇性を貫いた「無籍」者  鈴木裕子

【裁判】●20日に判決 乳腺外科医「わいせつ」裁判
証拠を捨てた科捜研の杜撰な鑑定  片岡伸行 

【事件】●目黒5歳女児虐待死事件・検証報告書を読み解く
家族病理把握できず 親子分離逃した児童相談所  小宮純一

【五輪】●晴海「選手村」開発疑惑5
申請から認可まで“1人3役” わずか5日で手続き完了  片岡伸行 

【外交】●例年になく張り詰めた空気の中の「北方領土の日」  粟野雄仁 

【国際】●混乱を極めるベネズエラ 伊高浩明

【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン
ブラジルに誕生したのはいかなる政権か(2) 廣瀬 純 

【ぶんか】●映画『半世界』 阪本順治監督インタビュー 中村富美子 

【科学】●“中国の次”はどこか? 日本も狙う受精卵のゲノム操作  天笠啓祐

【くらし】●新・買ってはいけない  
     昭和レトロな駄菓子は着色料まで昭和レベル  渡辺雄二

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも  齋藤陽道 
●風速計   宇都宮健児 
●政治時評  西川伸一 
●経済私考  鷲尾香一 
●さらん日記  
●犬の遠吠え花に風  落合恵子 
●STOP!9条改憲 高田 健 
●無責任架空対談  松崎菊也 
●初めて老いった!?  石坂 啓 
●俺と写真  本多勝一 
●ヒラ社長が行く 植村 隆 



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。



★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内

★第4回パネル展  知ることで未来が見える 戦争の加害


日時:2月10日(日)〜16日(土)
場所:かながわ県民センター1階展示室
参加費:無料
問合せ:090-7405-4276
主催:記憶の継承を進める神奈川の会
協賛:『週刊金曜日』



★文在寅・韓国大統領へのラブコール

韓国の文在寅大統領は、雨宮処凛さんの著書『生きさせろ──難民化する若者たち』を愛
読している。文在寅氏の自伝『運命』の解説は、そのことについてこう書いている。
〈ホームレスにもならず、過労死や自死に追い込まれることもない社会を求め、『ただ生
きさせろ!』という若者の叫びは、『人が先だ』という彼の哲学および新自由主義批判と
重なったのだろう〉
徴用工やレーダー照射などで日韓関係が緊張感を増すなか、よりよい関係構築に必要なこ
とをとことん語りつくす。


【日時】3月22日金曜日 (開場)午後6時半 /(開演)午後7時半

【出演】雨宮処凛(作家/『週刊金曜日』編集委員)植村隆(『週刊金曜日』発行人)豪
華ゲスト交渉中

【会場】■LOFT9(東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS(キノハウス) 1F、TEL 03-5784-12
39)

【チケット代】予約¥1,500 / 当日¥2,000(税込・要1オーダー500円以上)

【予約】LOFT9の公式サイトからお願いいたします。


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