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佐野サービスエリアの「雇用と職場環境」守ろう!〜「支援する会」が結成される

報告=宮川敏一

 12月23日(月)18時30分、佐野市勤労会館で、「佐野サービスエリアの労働者を支援する会結成大会」が開かれた。東北道佐野サービスエリア(上り)で働く労働者が「雇用と職場環境」が脅かされている。2回のストライキと団体交渉などで会社に譲歩を迫るが、逆に加藤委員長の解雇、8月ストライキの損害賠償請求。組合を分断する不当労働行為を止めない。組合は新たに81%のスト権を立て、解雇撤回、要員確保と賃金引き上げを掲げて頑張る姿勢でいる。そんなケイセイ・フーズ労働組合を支援しようと「支える会」が地元の佐野地区労を始め、近隣労働組合が集まり結成された。結成大会は、18:30に開会された。

 小川幸男さんの司会進行で進められ、事務局長に任命された嶋田泰治さん(わたらせユニオン)から経過が報告された。出席した山口宏弥さん(JAL)、鳥井一平さん(中小ネットワーク)から連帯の挨拶があった。

 当事者を代表して加藤正樹委員長(ケイセイ・フーズ労組/写真)から挨拶があった。「労働組合に素人な自分がここまできたのは、あまりにも職場の労働環境が悪すぎる。人もいない、設備も悪い等々。これは何とかしないとの思いから始まった」「一つひとつ改善提案するも、なかなか進まない。会社が妨害してくる等々で解雇。8月ストライキになった。一度は戻ったが、経営者は変わっても同様な攻撃は続いた」とこれまでの思いを語り、「3月末の契約更新がNEXCOとできなければ、会社はなくなり組合員は途方に暮れる。今後はNEXCOへの働きかけと世間に訴えるストライキで譲歩を迫りたい」と理解と支援を訴えた。

 参加した組合員一人ひとりからも一言の挨拶があった。会場では、「支援する会」の入会が進められ、支援する声が続いた。小沼清さん(佐野地区労議長)の音頭で「勝利するまで団結ガンバロー」閉会した。「佐野サービスエリアの労働者を支援する会」の入会申込みは、佐野地区労まで(栃木県佐野市浅沼町796 佐野市勤労者会館内・0283-22-2633)。会費は個人千円、団体三千円。


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