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山本太郎もやってきた!〜「子どもを被ばくから守ろう」新宿デモ

 11月9日、青空の広がる新宿アルタ前で、脱被ばく実現ネットによるアピールとデモが行われた。「子どもを被ばくから守ろう!家族も自分も!」をスローガンに掲げた行動は、今回で13回目になる。

 「第一回は山本太郎が来たんだよ」「へ〜え」なんて話をしていたら、なんと山本氏が登場。「皆さん、今の状況をちゃんと理解していますか? 避難区域は縮小しているというが、今までの20倍の空間線量で『帰って大丈夫だ』と言われる。2011年3月11日に原子力 緊急事態宣言が出され、今も解除されてないのにオリンピックがやってきて、勝手に終わったことにさせられようとしている」
 基本的な話だったが、3・11で自分と向き合って生き方を変えた山本太郎の言葉に、集まった人たちは奮い立った。

 元原発労働者の今野寿美雄さんは「今回の台風でたくさんのフレコンが流された。すべて回収するから大丈夫だと、環境大臣はできもしないことをいう」と怒りをぶつけた。

 福島だけが当事者なのではない。横須賀市に暮らす「神奈川子どもを守る会」の中井美和子さんは、現在中学三年生の母親だ。「横浜市では、学校や保育園の敷地に汚染土が埋められたままです。同じ保育園で二人の子どもが白血病になりました。そのお母さんたちと一緒に『汚染土を移動してほしい』と頼んでいるが、先生たちが安全だと説き伏せている状態です」「因果関係がわからないからいいんだというのは許されない」と訴えた。

 その後、一時間かけて新宿一周デモ。復興五輪なんて嘘っぱち。マラソンや競歩の開催地変更など、矛盾と混乱が表面化している。今こそ声をあげるときだ。(堀切さとみ)


Created by staff01. Last modified on 2019-11-10 23:34:17 Copyright: Default

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