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News Item 0721katayama
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いろんなことを残してくれた「れいわ新選組」の選挙

    片山 薫(小金井市議)

 「れいわ新選組」山本太郎さんの落選は本当に残念です。でも、ものすごくいろんなことを残してくれた選挙だったと思う。今回導入された比例特定枠をすかさず使い、重度障がい者を二人も国会に送り込んだ。もう、これはひたすら傍聴に行くしかないでしょう。国会議事堂の委員会室の傍聴席って、ひどいんですよ。変なスツールみたいなやつで、グラグラしてるの。本会議場だって、階段席で、狭くて狭くて、お尻も痛くなる。議員の活動ができるように、議場の改造が進められるとは思いますが、傍聴席も合わせて改善して欲しい。傍聴席にたどり着くまでも迷路みたいですしね。

 衆議院選挙で100人、ぜひ挑戦して欲しい。私は原発事故被害当事者が半数占めるぐらい、擁立してもいいんじゃないかと思う。特に原発事故避難者への対応は、のんびりしている場合じゃないと思うのです。

 消費税に対する疑問を思い切りぶつけてくれたことも、本当によかった。日々の苦しい生活の実感、豆腐が少しずつ小さくなってくる、そんな不安を顕在化して、何をどうしたらいいのか多くの人が考えるきっかけとなった。今日(7/22)の「99%のための経済政策フォーラム」の会議で、次の勉強会をどうしたらいいのか検討されるでしょう。

 昨日(7/21)の記者会見では、メディアの報道姿勢への不満が市民からも太郎さんからも爆発していた。やはり日本は韓国に学ぶべき。弾圧された報道関係者がどうやって連帯して立ち上がり、自分たちのメディアを作っていけたか、映画『共犯者たち』を見るとよくわかる。韓国に対する日本の報道も、一つの見方しか紹介しない、ひどいものです。「希望連帯」のFBページでハンギョレ新聞の社説などシェアしなくては。

 よし、これも、あれもやらなくちゃ、と思うことがどんどん浮かんでくる結果だったように思います。(片山さんのFBより転載)


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