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みんなが議員になれるよ!〜対話集会となった「渡辺てる子」神戸街宣

 7月18日、雨の降り続く中、「れいわ新選組」渡辺てる子候補(写真)が神戸にやってきた。彼女の後ろには、GHQが接収し司令部としていた大丸百貨店がそびえている。その前で、少しの時間、普段はあまり見られない100人を越える人たちの応援による渡辺てる子候補の訴えと、集まった人たちが次々に自分の置かれた状況や、考えを話す、力強く楽しい時間があった。 

 30代女性と思われる人たちが大勢来ていた。彼女の訴える、誰でもが生きられる・教育を受けられる・障害の有無に関わらず仕事があり・住む部屋がある社会、そして「みなさん、みなさんもどんどん発言して。誰かいませんか」の声に、聞いている人から、おずおずと、しかし真剣に声が上がった。

 神戸で野宿者支援活動をしている人たちから。「神戸の震災では、野宿している人たちは避難所に入れなかった。神戸市は、ネットカフェで暮らす人たちの調査は検討すると言っているが、まだ何もしていない。三宮では、数年前に、ネットカフェで子供を出産し放置したので逮捕された女性がいるのに。街をきれいにして、横たわる空間がないようにしている。自分もそうだが、高齢の単身者は、今住んでいるところがなくなれば、次に行く場所がない」。

 子供がいる女性から。「夫婦とも低賃金で賞与はない。二人の小学生年齢の子がいますが、不登校です。フリースクールに一人はいってるが、当事者が費用を捻出しないと公的補助がない。とても経済的に苦しい。貧乏人も、不登校の権利があるぞ!なんとかしろ!」

 契約社員の女性から。「姉に知的障害がある。彼女は作業所で働いてるが、月額1万円にしかならない。プラス障害者年金では、暮らせない。自分は5年経てば仕事がなくなるのです。親は高齢。なんとか助けたいが、自分は何もできない!」と怒りを。 

 渡辺さんの「こんな、あらゆる手抜きをする国なんかいらない! でも、子どもたちのために、生きててよかったなあ、という国にしたい。次の世代に何を残すかが大人の責任であり、ここに集まった人たちは、責任感と使命感を持って集まったんだ」「みんな、今までどこに隠れていたの? みんなが議員になれるよ!」「みんなすごいよね、これは対話集会だよ!」という言葉に、多くの人が拍手を送った。 

 一人で耐え続けるのでなくて、もう我慢できない、世の中変えないとダメという声が、渡辺候補を後押ししているのを実感できた時間だった。(黄金餅)


Created by staff01. Last modified on 2019-07-18 23:16:28 Copyright: Default

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