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貧困と格差なくすために「最賃大幅引き上げ」を!〜中央審議会に向けてアピール行動

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 「冠婚葬祭ことわらないで済む最低賃金を」「自立できる最低賃金に」「焼肉ときどき食べたい」のプラカード。7月4日午後、中央最低賃金審議会が開かれている厚労省前で抗議のアピール行動が取り組まれた。主催は、全労連と「最低賃金大幅引き上げキャンペーン実行委員会」。

 現状の最低賃金では、フルタイムでも手取りで11万から12万円にしかならず、まともに食べていけない実態がある。また地域間格差もいちじるしい。労組の人たちは「貧困と格差をなくし経済を元気にするには、最低賃金を抜本的に引き上げること。全国一律1500円をめざそう」と訴えた。

 インタビューに応じたキャンペーン実行委員の河添誠さん(写真)は「全国の最賃を決めるのに密室で一部の人で決めるのはおかしい。また労働者側委員も連合が独占していて非正規労働者の声が反映されていない」と中央審議会の問題点を指摘した。そして「参議院選挙でも大きな争点にしたい」と語っていた。(M)


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