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LNJ Logo 経産省前テントひろば日誌(12/13)/川柳句会「悪法と嘘と不正で暮れる年」
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テント日誌12月13日(木)
経産省前ひろば1807日後

脱原発青空テント川柳句会を開催されました 12月9日(日)         
 選者は乱鬼龍氏、席題は「2018年を振り返る」「先」2時20分投句締切、2時40分より入
選者の発表、披講となりました。
 いよいよ冬本番といった空気の冷たい1日でしたが陽が射すと暖かく感じられました。
今回の参加者は9名、入選句の発表後、選者より入選者へ果物などの景品が手渡されまし
た。入選句は以下の通りです。(S.E.)

「2018年を振り返る」                
特選
・悪法と嘘と不正で暮れる年  - 草地 
秀句
・安倍がいる振り返るのもいやな年  -  水蓮仏 
・強行採決ばかりで議員など要らぬ  - やまつつじ
・原発も原爆同様核爆発  -  原子力ドンキホーテ
・類なき愚かな首相の国哀れ  - 落葉                         
・天地人安倍はやめろと荒れ狂う  - 無為史膳                    

 「先」
特選
・この星の先は知らんと再稼働 - 無為史膳 
秀句                      
・先のない悪法ばかり可決され  - 草地 
・政界の害虫薬は安倍コロリ  - 原子力ドンキホーテ 
・安倍やめぬ先行き暗いことばかり  - 水蓮仏 
・決まるのはお先真っ暗法ばかり - 芒野 
・いつ来るか原発のない平和な世  - 乾草

脱原発テントひろばは冬時間となり正午から午後3時までとなりました。
次回の脱原発青空テント川柳句会は新年明けて2019年1月6日(日)正午からの予定です。

差しいれのお菓子をいただいた 12月10日(月)
僕が到着したときは既に5名の座り込み中
後番の方と交替し座り込みへ。
 
聞くところによるとお巡りさんはちょっと見て
帰っていったとの事。
前回に続き、寡黙な男たちの座り込みが続いたが、
違うのは、品の良い中年女性からのお菓子の差し入れ
があったこと。とっても美味しく、一袋は皆でいただきました。
 
終わり頃、いつものSさんが座り込みに参加。
「今日は寒いから早く帰った方が良いよ」と、皆が声掛けをするも
「皆が居るのに、私もおしまいまで居ます」の一言で座り込み継続。
皆の心配をよそに、「原発は止めましょう」
と前を歩く人々に声掛をかおられました。
 
Sさん含め、4人で片付けをして帰宅となりました。(T)

今日は冬一番の寒さという予報通りだった 12月11日(火)
今冬一番の寒さという天気予報で、それなりの用意をして出かけたが、確かに今日は寒か
った。座り込みの準備をしていると、携帯電話が鳴り聞いてみると、当番のOgさんから
でギックリ腰で行けませんので、よろしくお願い致しますとの事、このところ寒さのせい
か?年齢のせいか?故障者が続いており座り込みの維持もやりくりが大変です。
東京高裁前では、金曜日に座り込み当番をしている女性が参加している「無実の死刑囚・
袴田巌さんを救う会」の人達が(2014年3月27日静岡地裁が再審開始を決定、死刑と拘置
の執行を停止、死刑囚の袴田巌さんは47年7ヶ月ぶりに釈放されました。しかし検察が即
時抗告、2018年6月11日、東京高裁はあろうことか全く不当にも、再審開始を取り消して
しまった。弁護団は最高裁へ特別抗告)。このデタラメ極まりない決定に対して毎月11日
に高裁への抗議行動を13時〜16時までしております。私も短時間でしたが応援に駆けつけ
ました。
テント撤収後は2時間を越えるテント運営会議を行い、年末年始の取り組みやその他色々
な議題を討論致しました。(Y・R)

辺野古への土砂投入に官邸前では抗議集会 12月12日(水)
定刻に経産省前座り込みのセット終わる。この時は思ったより寒くはなかった。しばらく
すると、学生服3人が経産省から出てきたので、チラシを渡し、私たちは経産省の原発政
策に反対して座り込みを続けていることを話した。その群馬からきた高校生3人は話を聞
いてくれ、バンフも受け取って、お辞儀をして帰った。通りすがりの人がカンパをくれた
。
 今日は、沖縄の高江に米軍のヘリパットをつくるとき派遣された警視庁の警官に対して
「暴行と派遣費用を返せ」の裁判があって、それに参加した人が寄ってお弁当を食べてい
かれたりした。今日は、昼休みの時間に地裁前で、袴田さんに無実の確認と再収監等やめ
ろという行動が行なわれ、それに参加した人も寄られた。さらに、明日からやると言って
いる辺野古への土砂投入に抗議する集会が官邸前で4時から行われるので、それまで座り
込みをするという人が2人。政府・防衛省への怒りが募る。
 また、カレンダーがほしいという人もいたが、あいにくカレンダーがなくて残念。その
人はカンパをしてくれた。あと、病院に入っているけど、散歩してよいと言われたので、
この辺を散歩しているという人も寄られた。
 佐藤保っちゃんは大事を取って当番には入らず、代わりの人が当番。でも、保っちゃん
は3時過ぎに寄ってくれた。夕方になるとやっぱり寒くなる。Iさんはカイロを貼り、靴
下カイロも貼った。(T・I)

寒い一日だったが心温まる行為に感謝の一日であった 12月13日(木)
セット完了後、早々と寒い中ご苦労様ですと中年の女性がカンパをして頂き、その後も4
名程がカンパをして頂きました、八王子のKさんは例のお煎餅とお饅頭を差入れてくれま
した。(感謝)
今日の座り込み当番者、前半(12時00分〜14時30分)の部は2名がしっかりと来てくれま
したが、後半(14時30分~17時00分)の部は、一人は急用で欠席、一人は膝の悪化で欠席
私一人となったが、前半当番のヨーカンさんが15時半まで頑張ってくれました。
前半の座り込みの時は、女性陣4名が楽譜を出して和気あいあいの合唱本当に楽しいひと
時でした。15時半頃より雨が降り出して、慌てて事務所に傘を取りに行く、帰って来ると
関西電力前で毎週金曜日に原発再稼働反対の抗議行動をしているという、全交の吉井さん
という方が寄られて暫く有意義な情報交換が出来ました。この方もカンパをしてくださり
、小雨の降る中撤収のお手伝いもしてくださいました(感謝)。本日後半は厳しい座り込
みでしたが、このような人達の心温まる応援に元気をもらった一日でした。(Y・R)

経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その100
北海道大規模停電が教える原発稼働の新たな生薬
〜北海道全域停電第3者検証委員会報告が明らかにする「原発停止で道内全域停電」〜2
018年12月13日  木村雅英(経産省前テントひろば)

 経産省の天下り先のひとつ「電力広域的運営推進機関」が行った「北海道胆振東部地震
に伴う大規模停電に関する検証委員会」が12月12日に最終報告をまとめた。
http://www.occto.or.jp/iinkai/hokkaido_kensho/hokkaido_kensho_4_shiryo.html
 
例えば、次の産経新聞の記事をご覧いただきたい。
<原発停止で道内全域停電も 第三者委が検証で指摘
2018.12.12 20:25|経済|産業・ビジネス 
https://www.sankei.com/economy/news/181212/ecn1812120030-n1.html
 北海道地震による国内初の全域停電を検証する第三者委員会は12日、東京都内で会合
を開いた。北海道電力泊原発1〜3号機(泊村、出力計207万キロワット)が運転中に
地震などで同時停止すると、一定の条件が重なれば道内は全域停電に陥る恐れがあるとの
検証結果を公表。泊原発は停止中で再稼働の見通しは立たないが、運転すれば追加の対策
が必要だと指摘した。
… >
 
検討委員会は、電源脱落対象量と負荷遮断対象量を比較して、当面の対策(大規模停電を
回避する緊急措置「強制停電」の容量上積み)を要請するとともに、大規模電源泊原発が
地震などで同時停止することの危険性を確認したのだ。
 この問題を牧野淳一郎さん(神戸大学大学院)が「3.11以後の科学リテラシーno.7
1」(岩波科学11月号)でも指摘しているので、抜粋して紹介する。
<○経済産業省北海道経済産業局の平成28年度第3回「北海道地域電力需給連絡会」に
提出された「今冬の電力需給対策について」で、「過去最大級の計画外停止発生時の状況
」として過去10年間に起こったことがある129万kWの計画外停止までしか想定して
いない、と明記されている。

◆過去10年間に起こったことより悪いことは決して起こらない、というような保証はも
ちろんないので、これは災害への対応の方針がなにか根本的なところでおかしい。
◆なぜそのような方針にしたのかは明らかではないが、泊原発を再稼動させれば明らかに
「過去10年の最大の計画外停止」より大きな計画外停止を起こすリスクを抱えることに
なる。これは、原発の再稼動が許されるかどうかについての新たな制約であろう。>
 
 そうだ、原発を稼働するということは計画外停止のリスクを背負うことなのだ。全道停
電は、一方で2012年5月に停止して以来稼働していない泊原発の核燃料プールには高
熱を発する使用済み核燃料があり、非常用外部電源を使ってプールを冷やし続けないとい
けないことも明らかになった。
 電力を得る為の発電装置が、6年間も稼働していないのにその間ずっと電力を使い、い
ざ停電になったら外部非常用電源を使って冷やし続けないといけない。お湯を沸かす為に
核分裂を起こす原子力発電のナンセンスを誰にも再確認させた。おまけに、非常用ディー
ゼル発電機について北海道電力が不良発生を繰り返していることも見逃せない。

原子力ロビーによる放射線被曝の押付けを拒否しよう! その1
中川保雄「放射線被曝の歴史」(技術の人間)が糾弾する「ヒバク強制」
〜復興庁「放射線のホント」、文部科学省「放射線副読本」に騙されるな!〜
2018年12月10日  木村雅英

 東電福島第一原発事故の原子力緊急事態宣言の下に、復興庁が「放射線のホント」を発
行し、文部科学省が「小学生のための放射線副読本〜放射線について学ぼう〜」と「中学
生・高校生のための放射線副読本〜放射線について考えよう〜」(平成30年9月)を発
行している。人類が、核兵器開発・原子力発電によって、地球上に厖大な核のゴミを残し
放射線被曝を人間を含む多くの生物に強制していることを隠し、放射線は怖くないよと子
どもたちを騙すとんでもないパンフ・副読本だ。多くの人々が騙されることが無いように
と願って、シリーズ「原子力ロビーによる放射線被曝の押付けを拒否しよう!」を発信す
る。
 
 初回は1991年9月発行の故中川保雄著「放射線被曝の歴史」(技術の人間、199
1年、増補版2011年)を引用・紹介する。
◆今日の放射線被曝防護の基準とは、核・原子力開発のためにヒバクを強制する側が、そ
れを強制される側に、ヒバクがやむをえないもので、我慢して受忍すべきものと思わせる
ために、科学的装いを凝らして作った社会的基準であり、原子力開発の推進策を政治的・
経済的に支える行政的手段なのである。
◆放射能の怖さや放射線被曝の危険性に関する公的なあるいは国際的な評価は、核兵器を
開発し、それを使用し、その技術を原発に拡張した人々と、それらに協力してきた人々に
よって築きあげられてきたのである。
◆被害をどうみるかが問題とされる事柄を、加害した側が一方的に評価するようなことが
、しかもそれが科学とされるようなことが、まかり通ってよいものであろうか。
◆1958年の夏にICRP勧告と国連科学委員会報告が出そろい、放射線問題に関する
国際的議論の大勢が固まった。スイスで開催された会議には、ICRP議長シーベルトの
個人的な召集というかたちをとって、次の11組織が参加し、ICRPの主導の下に協同
して事に当たろうと誓いあったのである。”赤信号、みんなで渡れば怖くない”と。
 「国際放射線防護委員会(ICRP)」「国際放射線単位委員会」「国際放射線会議」
「国連科学委員会(UNSCEAR)」「国際原子力機関(IAEA)」「ユネスコ」、
「世界保健機関(WHO)」「国際労働機関(ILO)」「食糧農業機構(FAO)」「
国際科学組合評議会(ICSU)」「国際標準組織(ISO)」
 これは、まさに原子力開発を前提とした、放射線被曝問題に関する国際的協調体制の構
築であった。…、この協調体制は、その後も陰に陽に表れて、重要な政治的な役割を果た
す。放射線や原子力の問題を見る場合、決して見落としてはならない隠れた原子力推進体
制なのである。
◆とりわけイギリスのセラフィールド再処理工場の労働者の放射線被曝と、周辺地での小
児白血病多発との関係を調査した『ガードナー報告』は、…強い衝撃を与えている。子供
が生まれる前に、その半年前であれば1レム(10mSv)程度被曝しただけで、その子
供が白血病にかかる危険性がイギリス平均の7〜8倍に増加し、集積線量でも10レム(
100mSv)程度被曝すると、同じく6〜8倍増加することが1990年の2月に発表
された。
◆ICRPとは、ヒバクは人民に押しつけ、経済的・政治的利益は原子力産業と支配層に
もたらす国際的委員会である。

 以上、ICRPもIAEAもUNSCEARも信用できないことと、原子力ロビーたち
による放射線被曝の押付けに騙されていけないことを、故中川保雄(元神戸大学教養部教
授)が27年も前に厳しく訴えていた。
 
「放射線のホント」(復興庁)、「放射線副読本」(文科省)は正に放射線被曝を我々に
押付けるものだ。さらに、ICRPでさえ公衆被曝の限度を年間1mSvと定めているに
も拘らず、安倍政権は「年100mSvで安全・年20mSvで帰還」を福島県民に強要
し、これらの資料はこのとんでもない棄民政策を隠蔽している。「放射線のホント」と「
放射線副読本」の大ウソを糾弾しよう。それぞれに対して撤回を求める署名募集活動が行
われている。

月例祈祷会 「死者の裁き!」 12月20日(木)
15時【3時】〜 経産省前ひろば   日本祈祷団
12月21日(金)経産省前抗議行動 17時〜18時
(12月28日は15時〜16時)
官邸前抗議行動は18時30分 官邸前も国会正門前も
福島原発刑事裁判公判日程 12月26日(水)・27日(木)
10時―17時 103号 午前9時まで傍聴整理券配布
裁判報告集会あり【12月26日】は裁判に併行して11時から(参院議員会館で)
年末年始の取り組み
☆12月28日(金):15時〜16時
経産省前抗議・集会納め
年末年始も座り込み抗議行動は続きます。
但し、行動時間は12時から15時までです。
☆30日(日):16時
虎ノ門事務所にて忘年会(参加費五百円+一品持寄り)を行います。

2019年の経産省抗議行動
元日の正午から開始します。
以降、官庁街の皆さんがお休みの間も、正午から15時の座り込み抗議を行います。皆さ
んの参加をお願いします。
☆正月4日(金):15時〜16時
経産省前抗議・集会初め
恒例餅つき大会、そしてご近所(省庁)巡り(これは中止です)へのご協力もよろしくお
願いします。
☆6日(日):午後4時〜
新年会を行います。虎ノ門事務所にて、参加費五百円+一品持寄りです。
ゴミの持ち帰りをお願いします。


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