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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2018.11.30
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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   ★考えるタネが ここにある 週刊金曜日オンライン★

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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
  
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【1】注目の記事


■公共の自由が奪われている

公共空間からわたしたちの自由が急速に締め出されつつある。自治体が「後援」する催し
からの政治色排除、芸術における表現の自由への検閲・排除、公園の集会・デモ使用の規
制、サイバー空間への監視等々。特定秘密保護法や共謀罪といった、安倍政権による市民
への圧力の下、いま、わたしたちの身近な生活空間で、何が起こっているのか。

●“NG社会”が蝕む公的領域における自由
アライ=ヒロユキ

◆曖昧な新区分「特定遊興」で取り締まられる夜のレジャー活動
鈴木孝弥

●TBSは何を怖れたのか
西村仁美

沖縄に連帯する独り芝居や講演会が、米軍と闘い続けた瀬長亀次郎を描いたドキュメンタ
リー上映会との「切り離し」を余儀なくされた。映画制作会社であるTBSテレビと主催
者とのあいだで何があったのか。

●監視技術の開発が加速させる人権侵害
小倉利丸

公共の場所には二つの意味がある。一つは路上や公園などの街の空間であり、もう一つは
サイバー空間だ。規制や監視が強まるのは前者だけではない。国家ぐるみの個人データの
囲い込みや監視強化で、人権侵害がすすむ。

●集会・デモの権利が奪われていく
田沢竜次
新宿区をはじめ、東京都内ですすむデモの規制。「地域の声」や東京オリンピック対策を
理由にするが、新宿区との交渉のなかから見えてきたのは、憲法が保障する集会・デモの
権利を真っ向から否定しようとする動きである。



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 【2】  編集長後記

 
「創刊25周年特集はいつまで続きますか」。読者の方から電話をいただいた。記念特集を
プレ企画として打った10月26日号から創刊月の11月いっぱい、つまり今週号まで創刊記念
を表紙に明記している。でもなぜ、わざわざ? 怪訝に思っていると……。

 その方は本誌を読んだ後、購読を薦める意味で知人や友人に譲っているそうだ。ただ、
創刊記念の号だけは手元に置いておきたい。それで別途購入することにしたので、いつま
で続くのか聞いたのだと教えてくださった。「よいものは独り占めしてはダメ。みんなで
分かちあわなければ」とも。そういえば「読み終えた本誌を電車の網棚に、それとなく置
いていく」と先週号で仲誠一さんが投書欄に投稿されていた。ありがたいことだ。

 一方、先週号のこの欄についてお??りも。麻生太郎大臣の発言(人の税金を使って学校
に行った)を「いつものように悪意はないと思う」と評したことだ。悪意の有り無しが問
題ではないし、批判されても仕方ない。お恥ずかしい。(小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】12月7日(1212)号予告


【特集】“百田尚樹史観”に反論!
『日本国紀』で学ぶ日本黒紀
●日本は「アジアを侵略していない」という荒唐無稽 丸浜昭

●南京大虐殺を否定する使い古されたデマ 笠原十九司

●果たして対米戦争は「仕掛けられた」のか  纐纈厚

【千島】●多くの日本人の記憶から抜け落ちた
ソ連軍の千島占領と米ソ極秘共同作戦    佐々木洋
◆太平洋戦争と千島列島          黒岩幸子

【戦争】●韓国の元徴用工訴訟、三菱重工へも賠償命令

【沖縄】
●<対談>内原英聡・石垣市議 × 田中優子・本誌編集委員
琉球から日本、そして世界を見つめる
「武力は人間の暮らしを根本から破壊する」

●アセス条例逃れで2月に着工か
石垣島への自衛隊配備、一方的で違法なやり方に現地紛糾 本誌取材班

【国会】● 小池晃・日本共産党書記局長に聞く
「改憲発議」以前の問題だ  憲法審査会、土俵の入り口で食い止める

【原発】●民主主義を拡大して非核地域を広げよう
「ノーニューク・アジア・フォーラム」25周年集会   藍原寛子

【健康】●ワクチン問題に一石を投ずるはずだったのに
『MMRワクチン告発』突然の上映中止の裏側   瀬下美和

 【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|落合恵子
●初めて老いった!?|石坂啓
●俺と写真|本多勝一
●さらん日記
●男の介護 悔いのない介護を!|津止正敏
●犬が王様を見て、何が悪い?|四方田犬彦
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●ヒラ社長が行く|植村隆


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。



★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

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 【5】イベントのご案内


★アジア・フォーラム横浜 証言集会
シンガポールから731部隊が見えた!2つの証言
証言者:Geoffrey Tan/林少淋 講演:?嶋伸欣


日時:12月8日(土)14時半〜17時半(開場14時)
場所:神奈川県:横浜市技能文化会館多目的ホール2
     (JR・市営地下鉄「関内駅」5分)
参加費:1000円(学生無料)
問合せ:080-4536-3505吉池
主催:アジア・フォーラム横浜
協賛:『週刊金曜日』



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