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LNJ Logo 渡部通信〜「オリンピック教育」批判ビラまき(100)
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・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、
 ・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」
の渡部です。
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10月9日、沖縄で故翁長前知事の県民葬が行われました。
玉城デニー知事が、翁長知事の遺志を継承すると述べた時には
盛大な拍手が起こりました。
一方、安倍首相の挨拶を代弁した菅官房長官には、
「ウソつき」、「帰れ」、「やめろ」などの激しいヤジが飛びました。
沖縄の怒りはとどまりそうにありません。
これが沖縄県知事選での玉城氏大勝の余波です。
この余波はこれからもいろいろな形で表れて来るでしょう。
10月末から始まる臨時国会も見ものです。
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「オリンピック教育」批判(第13弾)ビラまきの報告です。
<表面>の文章を後ろの方に張りつけておきます。
<裏面>には、
・『崩壊するアメリカの公教育』の表紙の写真と
・9月20日の「東京新聞」への投書<「五輪奉仕で単位」疑問>
などを載せました。

(10月10日(水)
<千歳が丘高校>7:30〜8:30
 ここは生徒も教職員もそれなりに受け取る所です。
 生徒も教職員も比較的おおらかな感じがします。
 でも、始業時間近くになると生徒は大量に来るのですが、
 受け取りは途端に悪くなります。
 今回は、何人かの教職員の方から「ご苦労様」と言われました。
 また、「今回は何のビラですか」などと言って受け取る方もいました。
 男女二人連れの生徒が来たので、「二人で読んで」と言うと
 笑いながら受け取って行きました。
 ビラを受け取ったある生徒に、
 裏面に問題< A  lei  stands  on  one  leg ,  truth  on  (    ) . >
 があるよ、と言うと裏面を見ながら中に入って行きました。
 いつも校門の前を通る二人の男子中学生にビラを渡すと、
 また受け取って行きました。
 ビラは56枚(前回9月3日は54枚)まけました。

(10月12日(金))
<農芸高校>7:30〜8:30
 杉並1000人委員会の方と二人でまきました。
 本日は、少し様子が変でした。
 まず、ビラまきを始めると間もなく、校長が出て来て、
 「交通に気を付けて下さい」「敷地内に入らないでください」
 と言ったので「分かっています」と言うと、
 その後なんか言いにくそうにしながら
 「生徒にまかないでください」と言いました。
 私が、「そんなことを言っていいのですか。都教委に言われたのですか」
 と聞くと、少し得意げに「都教委に言われました」と言いました。
 それは「言論を封じ込めることですよ。生徒の知る権利を奪う事ですよ」
 と言うと、「論議をするつもりはありません。お願いです」と言います。
 それでも、こちらがビラを渡すと、手に取り中に入って行きました。

 生徒の受け取りは、前回に比べどうも芳しくありません。

 ただ、ある職員はビラを受け取り「オリンピックはやめろ」と言って
 中に入って行きました。嫌な思いをしているのかもしれません。
 また、「校長と副校長がビラまきについてビクビクしている」
 などという声も聞きました。

 ところで、裏門の方でまいていた1000人委員会の方のところでは、
 二つのことがありました。
 一つはある生徒が近くに立って「校長先生にまかないようにと
 言われているんじゃないですか」と言ったそうです。
 二つには、別の生徒が、
 「こんなところでまくんじゃねえ」
 とすごんで通り過ぎて行ったという事です。

 どうやら、管理職が生徒に吹き込んでいるようです。
 そのせいか、ビラは30枚(前回9月6日は50枚)しかまけませんでした。
  帰路、二人で、都教委が「生徒にまかないように」と
 管理職に言わせていることに対し、
 都議会などで問題にできないだろうかと話しました。
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<第13弾ビラ表面の、勇気君と知佳ちゃんの対話です。>

(タイトル)ゴマカシやウソはダメだよねー そだねー

勇気:ねえ、知佳ちゃん、沖縄の県知事選で辺野古基地建設反対の人が勝ったみたいだね。

知佳:勇気君もたまにはニュースを見るんだね。安倍政権は、全力で別の候補を応援し、辺野古基地のことは隠し、経済振興などと言ったんだ。菅(すが)官房長官と言う人は、携帯料金を下げるなどとも言ったんだよ。

勇気:それって金を上げるから票を入れてくれっていうのかあ、せこいねー。

知佳:でも沖縄県民は騙されなかったのね。翁長前知事の「遺志」を受け継いで、辺野古基地反対を明確に掲げた人を選んだのよ。しかも、過去最高の投票数で。

勇気:へー、そうだったの。で、選ばれた人は何て言うの?

知佳:玉城デニーというのよ。

勇気:デニー?もしかして、その人ハーフ?

知佳:そう米軍人の父と日本人の母の間に生まれたの。けれど、お父さんはすぐ米国に帰ってしまい、母子家庭になったのよ。

勇気:えっ、ハーフで母子家庭。実は俺も母子家庭なんだよ。じゃ、苦労したろうな。

知佳:そうデニー氏は苦労したから、選挙では基地問題だけではなく、<保育料の無料化>、<給食無料化>なども掲げていたよ。

勇気:じゃ、選挙結果を受けて、安倍首相はどうするの。

知佳:翌日安倍首相は「結果は政府として真(しん)摯(し)に受け止め・・」と述べたのよ。

勇気:じゃ、辺野古新基地は考え直すことになったの?

知佳:ところがその後、あの菅官房長官が辺野古基地建設について、「実現したい考え方に変わりはない」と述べたのよ。

勇気:じゃ「真摯に受け止め」は何だったの。沖縄県民を馬鹿にしてんじゃネ。

知佳:そうよね。きっと沖縄の人の怒りがますます強まるかもしれないね。

勇気:俺だったら〇コ〇コにしてやるかもしれないよ。

知佳:安倍首相はウソつきだともいわれているのよ。

勇気:へー、例えば?

知佳:東京五輪誘致の時、福島原発事故に関して、「アンダーコントロール」と言ったけど、実は今でも「アンダーコントロール」できてないんだって。汚染水の保管場所に困って海に流してしまおうおなどとも言っているよ。それに、森友学園の問題では、安倍首相は自分や妻が関わっていたら首相も議員もやめるって言ったんだけど、妻がその新しくできる小学校の名誉校長になっていて、いろいろ便宜を図ってやっていたんだって。でも、そのことを追及されても、辞めていないんだ。

勇気:そういえば五輪についても問題がいろいろあるらしいね。

知佳:そう、最近では、「ボランティア」のことが問題になっているらしいの。

勇気:「ボランティア」って人助けでいい事じゃないの。

知佳:そう単純じゃないみたいよ。取り敢えず裏面の新聞の投書を読んでおいて。(次号へ)

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都教委包囲首都圏ネットワークでは、
今年も「都教委包囲要請行動」を以下の要領で行います。
    「10・22都教委包囲要請行動」
<目的・概要>都教委のこの間の教育行政に関する抗議・要請。
  この中には、「日の丸・君が代」強制反対をはじめ、
  裁判で都教委作成のウソの陳述書へ、校長に署名・捺印させ提出させていること、
  性教育では現場の実態とかけ離れた指導をしていること、
  五輪教育が国威発揚・ボランティア奨励の場になっていること、
  学校での条件整備をせずに始めた「英語村」(有料)の問題点、
  などもあります。
  その他、都教委に物を言いたい団体・個人の方の参加を歓迎します。
  要請文・抗議文が有っても無くても、どうぞおいでください。
  <日時・場所など>
   10月22日(月)
    15:30 都庁第一調査前集合
      (シュプレヒコールと簡単な打ち合わせ)
    16:00〜17:00 都教委要請行動
    終了後、都庁前での簡単な報告会
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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(このメールはご迷惑を承知で多くの方々に発信します。
ご迷惑な方は止めますのでご連絡ください。)
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
        http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
      http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
      http://hinokimi.web.fc2.com/



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