「週刊金曜日」ニュース : 玉城デニー知事 新時代沖縄 | |||||||
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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2018.10.12 _________________________________________________________『週刊金曜日』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★チケット発売中です!『週刊金曜日』創刊25周年記念集会★ http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=4016 ==================================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】近刊のご案内 【5】イベントのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■玉城デニー知事 新時代沖縄 ●沖縄のチムグクル(真心)が辺野古新基地を止める! 渡瀬夏彦 10月4日、玉城デニー氏が沖縄県知事に就任した。玉城氏は前日の3日、辺野古を電撃訪 問。小雨のなか、集まった市民ら約130人と辺野古新基地建設阻止への決意を新たにし た。玉城氏は3日夜、那覇市内で単独インタビューに応じた。 ------------------------------ ■金子勝責任編集 電力会社を解体せよ! エネルギー基本計画徹底批判 電力大手10社の解体と原発=不良債権の処理が不可欠だ ●世界から取り残される お粗末な日本のエネルギー計画 飯田哲也 ●30基稼働は無理なのに…… 絵に描いたエネ計画 「原発がベースロード」に囚われた政府 鈴木かずえ/ショーン・バーニー 原発依存度は2%程度しかないのに、「ベースロード電源」にこだわる日本。2030年 に「原発比率20〜22%」という第5次エネルギー基本計画はどこから見ても破綻している 。 ●原発優先から自然再生エネルギーへの転換を 「所有権分離」が電力大改革に不可欠だ 金子勝 大手電力会社による地域独占と、原発依存を続ける「経産省原子力ムラ」が再生可能エネ ルギー転換への大きな障壁となっている。世界から大きく立ち後れる日本のエネルギー政 策を変革するには、電力会社を解体するしかない。 ●集中メインフレーム型では日本は衰退 分散ネットワーク型へシステム転換せよ 武本俊彦 世界では今、「大量生産・大量消費」を前提とする産業構造の大転換が起きているが、日 本はこの流れに取り残されようとしている。「分散ネットワーク型」による「エネルギー 兼業農家」を提唱する筆者が日本再生の道を説く。 ◆北海道グリーンファンド・鈴木亨理事長に聞く 道民が北海道電力の筆頭株主になろう 北海道にある自然エネルギーの便益を道民・地域が広く享受できるようにと北海道電力に 求めるNPO法人北海道グリーンファンド(札幌市)の鈴木亨理事長に、金子勝立教大学 特任教授が聞く。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 編集長後記 今週号の表紙は玉城デニーさんで単独インタビューも掲載している。本当は前週号の表 紙になにかしら入れたかったのだが、台風の影響で交通状況が悪く、スタッフも揃わず叶 わなかった。 デニーさんのお顔が本当はこの時期、世の中にもっと露出していいはずなのに、なぜか そうはなっていない。官邸の圧力をはねのけて新しい時代に沖縄は入ったけれど、日本自 体は悪政ここに極まれり、という感がする。内閣改造で「期待が高まった」と回答した人 が8%という数字にも、もういちいち驚いていられない(10月6、7日『毎日新聞』実施 の全国世論調査)。 政治は足下から変えていくしかない。今週号の特集は、その意味でいい問題提起となっ ている。金子勝さん責任編集の「電力会社を解体せよ!」だ。飯田哲也さんをはじめ、そ の道の第一人者の執筆者を揃えている。平田剛士さんのブラックアウトのレポートも問題 の根っこは同じだ。自分たちのことは自分たちで決めて、さっさと動き出す──これしか ない。(小林和子) (過去の編集長後記はホームページでどうぞ) [編集長後記]はこちら↓ http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】10月19日(1205)号予告 【特集】親の介護にどうそなえる? ●介護はひとつのプロジェクト 太田差惠子 ●親の介護と少しでもラクに向き合うコツ 工藤広伸 ●介護離職をきっかけにホームレスに 高野昭博 ●介護はプロとシェアしなさい 信友直子 【政治】●「安倍9条改憲」は許さない 玉木雄一郎・国民民主党代表に聞く 【被ばく】●東京電力福島第一原発「汚染水」問題 木野龍逸/薄井崇友 【社会】●廃止認可を受けていない築地市場は、解体できない! 永尾俊彦 【国際】●朝鮮創建70周年 新崎盛吾/伊藤孝司 【国際】●光州事件で動いていた海上自衛隊 ティム・ショロック 【世界】●米国はシリアのテロリスト支援を即中止せよ ロン・ポール 【歴史】●韓国にオープンした「植民地歴史博物館」 金英丸 【報告】●『週刊金曜日』創刊25周年プレイベント 【くらし】●新・買ってはいけない264 「消臭剤」はなくてもいい製品の代表格 渡辺 雄二 【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン第75回 「決壊」を実現するのはつねに「人民」である 廣瀬純 【誌面トーク】●シリーズ私たちは黙らない! 藤田裕喜さん 【強力連載】 ●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道 ●風速計 落合恵子 ●初めて老いった!? 石坂啓 ●男の介護 悔いのない介護を! 津止正敏 ●俺と写真 本多勝一 ●さらん日記 ●話の特集 矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】近刊のご案内 http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php ★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ 石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php 『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に 亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の 田中優子さんの対談を中心にブックレット化。 ★新装版 電通の正体 『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php 広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる! 国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・ メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い た不朽の名著が装い新たによみがえる。 ※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。 ★沖縄は孤立していない 世界から沖縄への声、声、声。 乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php 世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る! ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン 、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス 、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか 日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より) 本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正 義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。 ★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実 著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php 足利事件の闇を解明する 「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の 犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学 教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑 んだ朝日新聞記者のルポ。 ★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う 『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php 今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家 」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き 合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から 一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の 内容を再録したもの。 ┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年 斉間満:著 Kindle 購入価格:700円 「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「 暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して 以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし て、裁判の原告として長い長い闘いだった。 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の 来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方 原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために 必要だ。 【目次】 はじめに まえがき(小出裕章) 【年表】伊方原発をめぐる動き 1.原発はこうして建てられた 2.安全協定無視の3号炉増設 3.出力調整試験 4.伊方原発のいま 5.原発と地域 あとがき 【筆者紹介】 斉間 満(さいま みつる・1943年生) 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材 していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて 焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必 要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿 名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた 。 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因 で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに 励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動 であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な がら残された右手でワープロを打つ日々である。 2006年10月17日永眠。 ┃Kindle版┃マイナンバー 明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php 「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す る。 ┃Kindle版┃バラ色のひきこもり 勝山実:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php 「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。 でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、 その声が伝わることはほとんどありません。 高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける 自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、 なぜにひきこもり続けるのか、 自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。 ┃Kindle版┃何がどうして発達障害 司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php 自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。 時間やお金の管理も超苦手。 やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……? あの人ってなんでいつもいい加減なの! スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、 人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの? 本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。 近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、 肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。 自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。 きっとそれまでとは違った視点で、 自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】イベントのご案内 ★『週刊金曜日』創刊25周年記念集会 『週刊金曜日』の第1号は1993年11月5日。 小誌はこの11月に創刊25周年を迎えます。 読者の皆様、本当にありがとうございます! これからの道のりをみなさまとともに歩むため、大集会を開きます。 ぜひ皆様お誘いあわせの上、ご参加くださいませ。 日時:2018年10月28日(日) 13時半〜16時(開場13時) 場所:東京都千代田区・日本教育会館 一ツ橋ホール (地下鉄「神保町駅」A1出口3分) 参加費:1800円(前売1300円、全席自由席)*チケットぴあで発売中。 出演 本誌編集委員/雨宮処凛、石坂啓、宇都宮健児、本多勝一。 ゲスト/青木理、崔善愛、望月衣塑子、「自由な風の歌合唱団」ほか。 ※登壇者は変更になることもございますので、予めご了承ください。 【チケット販売】 購入申込時のPコード:640−663 ■全国の「チケットぴあ」カウンター、セブン-イレブン、ファミリーマートで購入下さ い。 ■または電話申込み。TEL 0570−02−9999(自動音声) ■PC、スマートフォンからは:URL http://pia.jp/ 【主催・問合せ】 『週刊金曜日』 TEL 03−3221−8521 FAX 03−3221−8522 Mail gyomubu@kinyobi.co.jp ※メールニュース前号で告知しました“『週刊金曜日』創刊25周年記念集会”の開場なら びに開始時刻に誤りがありました。下記の通り訂正しております。 ●14時〜16時(開場13時30分)⇒誤 ●13時30分〜16時(開場13時)⇒正 ==============================================『週刊金曜日』 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。 https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。 ※ このメールへの返信はできません。 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。 http://www.mag2.com/m/0000140118.html ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃発 行 株式会社金曜日 ┃ ┃ 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 ┃ ┃ アセンド神保町3階 ┃ ┃ http://www.kinyobi.co.jp/ ┃ ┃編集部 mailto:henshubu@kinyobi.co.jp ┃ ┃業務部 mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Created by staff01. 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