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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2018.9.14
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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     ★『週刊金曜日』創刊25周年プレイベント★
          自民総裁選直前 巨大与党とどう闘うか    
               
      http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3985

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
  
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【1】注目の記事


■自民党総裁選を読む


●大義なき改憲目指す安倍首相を止める者なし
異論を許さない独裁総裁にNOと言えない自民党議員
山下 幸

自民党総裁選で現職が敗れたのは一度だけ。圧倒的に現職が有利でも総裁選が行なわれて
きたのは、党内に議論があったほうがより強い党になるという前提が共有されてきたから
だ。しかし昨今の自民党にそのような「大人の姿勢」は見られない。異論を許されない党
員たちは言論の府で何を語るのか。


●危険な改憲論者たちの戦争傾斜
安倍・石破の両「防衛論」はどう違うのか
木村 朗

総裁選に立候補した安倍晋三・石破茂両氏の防衛・安全保障政策に、違いはあるのか。ま
た、共通点はどうなのか。ほとんど妄想めいた感情論の前者に、一見具体的な「論理構築
」を誇る後者という差があるにせよ、危険性という点では共通なのだ。


●“素晴らしき”反面教師
「安倍礼賛メディア」に学ぶ
『週刊金曜日』カフェ あすわか弁護士&編集部

自民党総裁選に合わせるように、各右派雑誌が一斉に「安倍ヨイショ」をしまくりです。
いずれも、まともな神経では活字を追えないほどの賛美、賛美の大合唱。それにもめげず
、「明日の自由を守る若手弁護士の会」と編集部の男女計4人が、鼻をつまみながらも各
誌をチェックしてみました。


●日本の男社会が育てた
構造的暴力の象徴としての自民党
北原みのり


●同期は安倍首相がキライ(3) 佐藤博文弁護士
徃住嘉文

自民党総裁選では圧勝が予想される安倍晋三首相。その先に予定される改憲では、自衛隊
を明記することを狙う。日本の若者が米国のために血を流すことが、米国と同等になる証
とでもいいたげだ。安倍首相のこんな考えに、司法の場で真っ向から挑む同期がいる。

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■「雇われない」働き方 協同労働って何?

「雇い」──「雇われる」関係ではなく、自らの働き方を、「協同」で決める「協同労働
」を知ってますか? ヨーロッパなどではすでに定着している働き方が、日本でも本格化
しつつあります。根拠となる法案は、着実に議論を重ねている。協同労働がテーマの映画
も近日上映予定。地域おこし・仕事づくりにもつながる「雇われない」働き方=協同労働
の世界にご案内します。


●〈現場ルポ〉「隣の困難」に踏み込めない時代に、地域ニーズを掘り起こし支援事業
つくっちゃおうよ!
文・写真 冨田きよむ

協同労働を行なうワーカーズコープとは、具体的にどんな活動をしているのか? 「つく
っちゃおうよ」の精神で、次々と地域のニーズを掘り起こ
している石橋妙子さんの活動を紹介する。


●協同労働をめぐるQ&A
編集部

そもそも、協同労働とは何なのか? なぜ法律が必要なのか?──などなど、協同労働を
めぐる疑問に答えます。


●『Workers 被災地に起つ』森康行監督と考える
どんな人にも「居場所」はある

働く人が仕事をつくる「協同労働」。その現場を描くドキュメンタリー映画『Workers 
被災地に起つ』が完成した。前作『Workers』(2012年)は東京の下町が舞台だが、
今回は宮城と岩手での「仕事おこし」を取材。学校や会社になじめなかった人が、仕事を
通して自分の居場所を生み出し、それが「地域おこし」にもなっている。撮影から見えた
協同労働の可能性を森康行監督と考える。


●協同労働はユートピアか神話か
モンドラゴンから学ぶ協同労働の可能性
石塚秀雄

40年近く世界中から注目を浴びてきた「モンドラゴン協同組合グループ」(MCC)。基
盤のあるスペイン・バスク地方にあるモンドラゴンの町には、世界中から多くの視察者が
訪れる。今もなお進化を続けるMCCは、協同労働を考える上で大切な精神や新たな視点
を提示してくれる。


●稼いだカネを普通の銀行に預けてどうする?
石塚秀雄

協同労働はいわば、資本主義的営利セクターに対置し、市民一人ひとりが主体となった、
オルタナティブな社会連帯的経済システムを構築する側面がある。こうした取り組みにと
って「資金調達」は大きな悩み。この問題を解決すべく、ヨーロッパでは、連帯に基づく
社会的金融のネットワークが広がっている。日本もその議論を始めるときがきている。



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 【2】  編集長後記

 
 先日の台風、またこのたびの北海道胆振東部地震で亡くなった方々に哀悼の意を表し、
被災された方々にこころよりお見舞い申し上げます。読者の方からも状況を知らせるメー
ルを戴いております。誌面で近く掲載する予定です。

 沖縄は今月が選挙月。本誌の元編集部員、内原英聡さんが沖縄県石垣市議選で自衛隊配
備計画に反対を掲げて当選した。今回の選挙で配備を争点に強調したのはほとんど野党候
補だけだったとか。「現行計画の白紙撤回を求める候補が上位を占めたことは意義深い」
と内原さん。ここのところ会社を離れる方の挨拶が続いたので、退社後もこうやって地域
社会で根づいて活躍する元部員の話を後記で届けることができるのは嬉しい。

 沖縄県知事選ではいよいよデマが流れ始めた。ちなみに今週号ルポにある竹中明洋元N
HK記者は、金曜アンテナで報告された9月5日の植村裁判で(文中に言及はないが)証
言に立った人物。本誌とは浅からぬ?縁?のある方のようだ。詳細はいずれ、また。(小
林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】9月21日(1201)号予告


【特集】安倍改憲を実現させない!

●安倍3選後の改憲スケジュールと私たちの闘い 中野晃一

●山尾志桜里議員に聞く 「自衛隊明記」は9条2項削除と同じくらい危険

●被災地から「やっぱり緊急事態条項はいらない」清末愛砂

●沖縄は「安倍一色」には染まらない  黒島美奈子
  
【沖縄】●2018年沖縄県知事選
最新ルポ/基地と性暴力被害

【社会】●城西大学“乗っ取り事件”(下)
インタビューに応じた小野元之理事長特別補佐
「大学の民主化ため」と反論するも損害賠償訴訟は敗訴 片岡伸行

【国際交流】●「日韓学生フォーラム」体験記、2回目は広島
被爆国日本が取るべきスタンスやジャーナリストの役割考える

【パレスチナ】●貧困と絶望のガザ
若者に広がる「殉教」という名の自殺     写真・文 土井敏邦

【差別】●日本人類学会会長らが「大学留置アイヌ遺骨」を
DNA研究に“再利用” 平田剛士

【くらし】●新・買ってはいけない 
体のカビや細菌は必需品。安易に殺してはいけない 渡辺雄二

【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン 第74回
「ブラジル」と「日本人」 集団移住110年、想像力と創造力   廣瀬純

【ぶんか】●佐藤卓氏に聞く「デザインあ展 in TOKYO」 藤田正

 【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計      北村肇
●初めて老いった!?    石坂啓
●俺と写真                本多勝一
●新・政経外科   佐高信
●エシカルに暮らすための12条 古沢広祐
●話の特集  矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。



★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

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 【5】イベントのご案内

『週刊金曜日』創刊25周年プレイベント
自民総裁選直前 巨大与党とどう闘うか

自民党総裁選で、安倍晋三首相は5派閥の支持を受け、国会議員の約7割を固めた。一方
、石破茂・元幹事長は全国の党員票に期待を集める。いずれが勝利するにせよ、圧倒的多
数を有する自公と闘うには知恵と勇気が必要だ。自公が政権を取ってから続く「悪政」を
批判する。

山本太郎・参議院議員

【日時】9月19日(水)午後1時〜4時(開場12時半)

【会場】日本教育会館第5会議室(9階)
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2
http://www.jec.or.jp/koutuu/img/hollchizu2b.gif

【入場料】1000円(当日受付のみ)

【ゲスト】
山本太郎(参議院議員)、立川談之助(落語家)、石坂啓(本誌編集委員)


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┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
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