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東京・全国の仲間の皆さんへ。

被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

「処分撤回を求めて(486)東京「君が代」裁判四次訴訟、最高裁へ。要請署名にご協
力を。」を送信します。

■朝鮮人虐殺の歴史を否定する小池都知事、今年も追悼文送付拒否の意向
関東大震災95年の節目の年。朝鮮人、社会主義者、労働運動指導者らの虐殺の歴史を繰
り返してはならない。
小池都知事は、昨年に続き今年も、朝鮮人犠牲者追悼式典への追悼文送付を拒否する意向
だ。「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマで引き起こされた策動・煽動による600
0人を超える朝鮮人虐殺の歴史を否定する行為だ。まさに民族排外主義・レイシストの本
性丸出しではないか。
小池都知事は、「国際都市・東京」を掲げ、オリンピックを推進するが、これと相反する
行為だ。「2020年の開催都市を返上しろ!」


◆私たちは負けない!「『日の丸・君が代」強制は戦争への道」の思いを胸に処分取消を
求めて最高裁で闘う!

既報の通り、7月19日最高裁(第一小法廷)は、再雇用拒否撤回を求める第二次訴訟に
おいて、原告らが勝訴した東京高裁判決を破棄して、原告らの請求をいずれも棄却し、逆
転敗訴の不当な判決を言い渡しました。
再雇用三次訴訟についても、同日付で、原告らの上告を棄却し、上告受理申立を不受理と
する決定を送付しました。

一方、東京地裁・高裁で減給・停職処分計6名・7件が取り消され、原告らが一部勝訴し
た東京「君が代」裁判四次訴訟は、都教委が1名・2件の減給処分取り消しを不服として
最高裁に上告受理申立を行い、当方は憲法判断での前進、戒告処分の取り消し、損害賠償
を求めて上告及び上告受理申立をしました。

再雇用拒否訴訟での敗訴に負けず、「『日の丸・君が代」強制は戦争への道」の思いを胸
に処分取消を求めて最高裁での闘いが続きます。「子どもたちを戦場に送らない」ため、
「学校に自由と人権を」求めて、都教委の命令と処分による教育破壊と正面から対決して
闘います。絶大なるご支援をお願いします。

★支援者の皆さんへのメッセージ 原告・加藤良雄★

東京「君が代」裁判四次訴訟原告の加藤良雄です。2014年3月に提訴して以来、皆さ
んから物心両面にわたってご支援をいただいています。本当にありがとうございます。

ご存知のように、再雇用拒否2次、3次に対して、最高裁は極めて不当な判決を出しまし
た。しかしマスコミでも、「強制の追認でいいのか」(朝日・7月20日社説)と判決を
厳しく批判、続いて毎日・東京新聞でも最高裁に批判的な社説を掲げており、私たちを大
きく
励ましています。

私たち「君が代」裁判四次訴訟では、不起立4・5回目に対する減給処分の取消しを勝ち
取りましたが、戒告処分は容認されたままです。我々も都教委も最高裁に上告し、いよい
よ最高裁での闘いが始まります。

それにあたって私たちは、最高裁への要請署名と要請行動をスタートさせます。厳しい状
況だからこそ、私達一人一人の「譲れない思い」を、署名や要請という形で最高裁に伝え
ていきたいと思います。

最高裁署名の送付先は(署名用紙にも書いてありますが)
 〒177-0044 練馬区下石神井通郵便局留 永原幹夫宛 です。
皆さんのご協力を重ねてお願いいたします。

署名用紙(個人・団体)は被処分者の会HPでダウンロードできます。
   ↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最高裁判所 裁判官 殿                       

学校に自由と人権を!
東京「君が代」裁判第四次訴訟 最高裁要請署名東京都の公立学校における「日の丸・君
が代」の強制を止め、すべての処分を取消す公正な判決を求めます。

都立学校教職員は、2003年の東京都教育委員会通達(所謂「10.23通達」)と、それに基
づく校長の職務命令により、入学式・卒業式での国歌の起立斉唱・ピアノ伴奏を強制され
ています。思想・良心、信仰、教育上の信念等から職務命令に従うことができず、懲戒処
分を科された教職員は延483名に上ります(2018年4月現在)。起立斉唱の強制は生徒
にも及んでいます。

先行訴訟で、最高裁判所は戒告処分を容認したため、都教委は反省もなく強権的な処分を
繰り返しています。さらに、最高裁判所が違法とした減給処分に再び踏み込んでいます。
「日の丸・君が代」は、国民を熱狂させ一つの方向に向かわせた不幸な歴史を背負ってい
ます。公権力による国旗国歌への敬意表明の強制は、戦前戦中の軍国主義・全体主義を想
起させるものです。

教職員に国旗国歌を強制する真の狙いは、生徒への強制です。改憲の動きが強まる中、道
徳教育も強化され、教育の現場は危機に瀕しています。

本裁判にあたり、改めて原告の訴えに耳を傾け、憲法に則った公正な判決を下すことをお
願いいたします。最高裁が法と正義の守護者として職責を果たされるものと信じ、以下の
項目を要請いたします。

【要請事項】
1.大法廷を開き、口頭弁論を行い、十分に審理を尽くすこと。
2.「10・23通達」及び校長の職務命令は、憲法、教育基本法、国際条約等に違反すると
いう原告の主張に耳を傾け、公正な判断を行うこと。
3.すべての処分を取消し、原告に対する損害賠償を命じること。
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■森友学園・加計学園疑惑徹底糾明! 
 安倍9条改憲NO!安倍内閣退陣!
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:09053278318
e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
事務所:飯田橋共同事務所(新事務所)
    〒102−0071 千代田区富士見1−7−8 第5日東ビル501号
被処分者の会HP↓(8月1日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
10・23通達・同実施指針、東京「君が代」裁判四次訴訟最高裁要請署名、10・21
集会チラシなど掲載、判決文、など各種資料等入手可能。
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