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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2018.8.3
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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     ★『日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う』★
      戦後を終わらせないために向き合い続けたい     
               
      http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php        

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
  
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【1】注目の記事


■■検証 西日本豪雨

西日本豪雨の死者は200人を超えた。地震や水害、噴火など、災害大国日本で被害を少
なくするにはどうすればよいのか。また、あやうく難を逃れた人々が、避難生活の疲労や
環境の悪化などによって亡くなることをどうすれば防げるのか。まずは、被災者の権利を
定めた国際基準の紹介から始めよう。


●命を守る国際基準
伊田浩之


●51人が亡くなった岡山県倉敷市真備町
避難指示の伝達に地域差
黒部麻子

「避難指示を無視したのが悪い」──今回の豪雨の被害者に「自己責任」を問う声がある
。はたしてそうなのか。51人もの死者(7月28日現在)を出した岡山県倉敷市真備町地区
をたずねた。


●基準値の約6倍を放流した愛媛・鹿野川ダム
ダムの限界を知り治水方策の転換を
つる詳子

9人の死者を出した愛媛県肱川の氾濫は上流のダムの放流が原因だとの指摘がある。それ
が事実なら、コンクリートに頼ってきた日本の治水のあり方を根本的に見直す契機としな
ければならない。

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■「あなたは死刑に賛成ですか?」

日本が世界の流れに逆行している分野は多々あるが、死刑制度もその一つだ。1948年
のA級戦犯7人の処刑以来、70年ぶりの大量処刑となったオウム事件13人の死刑執行。国
連からの勧告を無視し、国内外から批判を浴びる“国
家による殺人”はいつまで続くのか。


●世界の7割以上がが廃止する“国家による殺人”
日本はいつまで処刑を続けるのか
片岡伸行


●司法が放置し続ける袴田事件
死刑判決が蝕んだ袴田巖さんの心
小石勝朗

袴田巖さんは殺人事件の容疑者として30歳で逮捕されて死刑判決を受けた。2014年3
月、再審開始が認められて釈放されたのが78歳だった。静岡地裁は「拘置を続けることは
耐えがたいほど正義に反する」と指摘した。いま、巖さ
んの家族や支援者は何を思うのか。


◆人気俳優・菅田将暉さんの父と袴田巖さんの姉が語り合った
平井康嗣


●死刑囚からの手紙〈それでも、彼を殺しますか〉(上)
長野県真島町強盗殺人事件 伊藤和史氏の場合
河内千鶴

私たちは、死刑囚を知らない。その声も、表情も。何ひとつ知らない。なのに、平然と死
刑を容認するのはなぜなのか。死刑囚との交流を続けているライターが、いのちと死を見
つめ、思索した日々──。2週にわたってお届けする。


●『金曜日』で逢いましょう
出所者を当たり前に採用できる社会に──余命宣告の身で活動する社長・小澤輝真さん
樫田秀樹

北海道札幌市に、刑事施設からの出所者を積極的に雇用する建設会社、北洋建設がある。
難病に侵された身でありながら小澤輝真社長は、車椅子で全国の刑務所に出かけている。


●写真学科の学生が撮影
刑務所の「いま」を知る
樫田秀樹

東京都内で4月はじめ、「刑務所の『いま』を知る写真展」が開催された。期間中の1週
間に訪れたのは1021人。刑務所や拘置所など六つの刑事施設を撮影した44枚を、誰も
が興味深げに見つめていた。


●冤罪死刑疑惑の和歌山カレー事件
『朝日新聞』が20年放置している膨大な誤報
片岡健

和歌山県カレー事件の林眞須美さん(57歳)は今でこそ冤罪を疑う声が多い死刑囚の1人
だが、20年前の事件発生当初は凄絶な犯人視報道のせいで「毒婦」とまで呼ばれた。スク
ープ報道で新聞協会賞を受賞した『朝日新聞』が、実はこの事件に関して誤報を出してい
たことがわかった。



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 【2】  編集長後記

 
 サッカーの試合が7月22日に始まり24日に開会式、8月9日が閉会式。2年後の東京五
輪のことだ。殺人的な暑さの東京に選手や観客をお招きするのは忍びない。だが、住んで
る私たちもたいへんだ。

 N県に住む鍼灸師の友だちは、国際総合大会ドーピング・コントロール・オフィサーに
向けて研修をうけているという。もちろん東京五輪を前提にしてだ。半年前には東京マラ
ソンに新幹線で駆け付け、日比谷公園で鍼のケアボランティアとして参加していた。「ト
ップランナーに混じる車椅子ランナーに声をからして応援し」、仕事の前に力尽きたと苦
笑していた。3・11の時も避難者に鍼灸のボランティアをしていた。 

 一方、東京五輪はボランティアの待遇の悪さが問題になっている。儲けるところは儲け
て、ボランティアには経費も渡さない。開閉会式のチケット最高額が30万円というのは相
場なの? 一体だれの懐に入るのだろう。残った赤字はわれわれ都民でシェア? それだ
けは勘弁願いたい!(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】8月10日(1196)号予告



【敗戦特集2018】誰もが何かを忘れたがっている
●対談 白井聡×鴻上尚史

●台湾映画『軍中楽園』をどう理解するか 
日本軍「慰安婦」問題との連続と断絶    熱田敬子

●何を語る、731部隊の留守名簿   伊豆百合子

●韓国の絵本作家、クォン・ユンドクさんに聞く
「慰安婦」被害者を描いた絵本『花ばぁば』が日本で出版  玖保樹鈴  

● 作家 早乙女勝元さんインタビュー
「伝わりにくい時代」に
戦争と敗戦をどう語り継ぐのか   

●マライ・メントラインさんに聞く
ドイツ人はいま、
戦争責任・戦後責任とどう向きあっているのか  境分万純

●『唱歌の社会史 なつかしさとあやうさと』共著者中西光雄さんと考える
「唱歌」と「戦争」その知られざる関係とは?   

【治安】●表に現れた防衛省の盗聴部隊     成澤宗男

【教育】●城西大学“乗っ取り事件”(上)
「認知症」「パワハラ」などを理由に解任動議
「元文科官僚に大学を奪われた」──前理事長・水田宗子さん    片岡伸行

●死刑囚からの手紙
それでも、彼を殺しますか 下
群馬県前橋市高齢者殺傷事件 土屋和也氏の場合 河内千鶴


【くらし】●「香害」最前線
米国で成人の約13%が過敏症   岡田幹治  

【差別】●被差別部落で人権まちづくり見守り41年     
巨大母子像「解放へのオガリ」が大阪から沖縄へ   平野次郎

【ぶんか】●不謹慎な旅 第3回 
「過ち」の主語を探して 原爆死没者慰霊碑とニ号研究   写真・文 木村聡

【ぶんか】●ドキュメンタリー映画『その日、その海』の上映会を東京で開催
セウォル号の事故原因に迫る   成川彩

【世界】●大統領選で改革派オブラドール氏が歴史的勝利
本格的民主時代迎えたメキシコ   伊高浩昭

【環境】遠のいた奄美・琉球の世界自然遺産登録
●オスプレイが、ノグチゲラの営巣木上空を爆音を轟かせ、旋回していた。
写真・文 山城博明
●返還地を推薦地に追加しただけでは基準に合致しない
花輪伸一

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計      落合恵子
●エシカルに暮らすための12条 古沢広祐



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。



★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



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