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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2018.7.6
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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     ★『資本論』講座──第1巻を読み解く(全6回)★
            受講生募集開始!

      http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3937         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
  
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【1】注目の記事


■「水素社会」の現実

日本政府が水素社会をめざすとしてから数年が経った。水素を燃料とする燃料電池自動車
(FCV)が開発・発売されたものの、普及しているとは言いがたい状況。ここのところめ
っきり聞かれなくなった「水素社会」が今、どうなっているのか俯瞰してみた。


●まずは肝心要の「水素」について
水素に関するQ&A
小澤祥司


●水素はエネルギー問題を解決できない
小澤祥司

「クリーンで無限」が水素の売り文句だが、本当にそうなのだろうか。水素は次世代エネ
ルギーとして、ふさわしいものなのだろうか。


●燃料電池車の幻想
上岡直見

日本の自動車メーカーが開発を進めてきた燃料電池自動車(FCV)だが、電気自動車(EV
)に押され、かげりを見せ始めている。


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 【2】  編集長後記

 
 6月30日(土)、92歳と85歳の父母が暮らす山梨の実家の居間から、炬燵が片付いたと
いう。ようやく──。皮下脂肪がなくなった父はめっきり寒がりになって、これまでも片
付ける機会はあったが、承諾しなかった。今後は一気に熱中症対策だ。夕方からTさんの
退職祝い。フットワークよく世界を駆け巡る尊敬する研究者だ。流動的で混沌とした社会
に悲観的なご様子。

 7月2日(月)、ワイファイの調子が悪いが、仕事前に2紙の電子版を読む。沖縄紙の
投書欄にある「再編交付金の在り方に疑問」は、本誌でもお世話になっているTさんの投
稿だ。朝食はベランダのプランターからルッコラを引き抜きサラダに。安上がり!

 会社に着くと、先週ネット配信した2本の記事が大きなアクセス数を記録したことが話
題に。1日100万アクセスを超えたのは初めて。紙のほうの手応えは? そのうち「メ
キシコで左派大統領誕生」の報。……まずい、Iさんに連絡していなかった。怒濤の1週
間が始まった。(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】7月13日(1192)号予告


【特集】米国の「押し付け改憲」
●なぜ対米従属のまま「改憲」なのか  進藤榮一

●「思いやり予算」に見るいびつな対米関係 リラン・バクレー

●図解 「改憲派3首相」の「売国」度     成澤宗男

●コラム 戦後史における改憲派の盛衰      加藤哲郎

●まず「日米地位協定」からの論議を      糸数慶子

●安倍首相の幼稚な「大日本帝国ごっこ」     斎藤貴男

【社会】●フジ・メディアHD株主総会で飛び出した
「お台場夢大陸」入場者水増し疑惑  松沢弘
 
【社会】● 関西大学、労基署申告の教員を解雇
違法残業を追及した組合への報復か 村上恭介

【運動】●日大全共闘結成50年   成澤宗男

【誌面トーク】●私たちは黙らないシリーズ
ウェブマガジン『honeyhands』編集長中ひかり×デザイナーLola Ros
e   「ハラスメントを可視化することで減らしたい」

【漫画】●伊藤千尋とさらんの憲遊記(最終回)

【人】●ぶれない・あきらめない・おそれない  寺田ユースケ
「HELPUSH」「車イス、押してくれませんか?」と声をかけ旅をする  西村仁美

【ぶんか】●不謹慎な旅2 
解体するあの日と明日 旧大槌町役場と東北の震災遺構 木村聡

【ぶんか】●ここは静かな脱原発最前線 霞ヶ関の”梁山泊”2年11カ月
歌って踊って叫んでコスプレ JKS47 ドンツク、ドンドン!  写真/文 福田文昭
 
 【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計       宇都宮健児
●初めて老いった!?    石坂啓
●犬の遠吠え花に風   落合恵子
●俺と写真                本多勝一
●新・政経外科         佐高信 
●エシカルに暮らすための12条 古沢広祐
●話の特集  矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に
亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の
田中優子さんの対談を中心にブックレット化。



★新装版 電通の正体

『週刊金曜日』取材班 1400円+税 46判並製・218頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002587.php

広告漬けになった現代社会の暗部をえぐる!
国内最大の広告会社。企業広告に依存するテレビ・新聞ともたれあう既得権益。政財界・
メディアの陰でうごめく巨大企業──それが株式会社電通。マスコミ最大のタブーを暴い
た不朽の名著が装い新たによみがえる。
※本書は2006年9月初版『電通の正体 増補版』 に加筆改訂したものです。



★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「
暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して
以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民とし
て、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の
来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方
原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために
必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材
していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて
焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必
要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿
名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた
。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わ
り23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因
で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに
励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動
であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得な
がら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内


★週刊金曜日主催「『資本論』講座──第1巻を読み解く(全6回)」受講生募集のお知
らせ
                                        
【講師】鎌倉孝夫(経済学者)、佐藤優(作家)

【内容】『資本論』がわかれば社会の仕組みがわかる!

マルクスの『資本論』全3巻のうち、第1巻「資本の生産過程」をわかりやすく解説しま
す。資本主義経済の基礎となる商品の研究からはじめ、貧富の差がなぜ拡大してゆくのか
など、私たちが生きている社会の仕組みをとらえます。

【日時】
8月8日(水)13:15〜17:30(開場13:00、途中休憩あり)
8月9日(木)13:15〜17:30(開場13:00、途中休憩あり)
8月10日(金)13:15〜17:30(開場13:00、途中休憩あり)

9月19日(水)13:15〜17:30(開場13:00、途中休憩あり)
9月20日(木)13:15〜17:30(開場13:00、途中休憩あり)
9月21日(金) 9:15〜12:00(開場9:00)

【定員】70人(先着順)

【特典】受講者は、各回の講義映像を講義後にインターネットで観ることができます。

【申し込み】お申し込みは「金曜日」までファクスかメールでお願いします。

受講者の氏名と連絡先電話番号、電子メールアドレスを記入してください。
FAX 03−3221−8522
メール henshubu@kinyobi.co.jp
(メールのタイトルに〈『資本論』講座申し込み〉と明記してください。

【全6回受講料】一般5万4000円(税込み)、学生3万2400円(税込)
ファクスかメールで申し込まれた方に弊社から「仮受付」の返信を差し上げます。指定の
口座に受講料を振り込んでいただいた段階で「申し込み完了」となります。

【会場】スペースたんぽぽ
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F
(JR水道橋駅から徒歩5分)

※9月19日のみ日本教育会館 9階第5会議室

【参考文献】
*持参していたく書籍
『資本論(全9冊)』(マルクス著、岩波文庫)のうち第1巻にあたる1〜3巻

*持参していただきたい書籍
『資本主義の経済理論──法則と発展の原理論』(鎌倉孝夫著、有斐閣)
同書は古書市場で品薄ですが、有斐閣でオンデマンド出版をしています。
価格は6500円+税+送料です。下記のサイトを参考にしてください。
http://www.yuhikaku.co.jp/static/ondemand.html

*持参するには及ばないが、入手して読んでほしい書籍
『はじめてのマルクス』(鎌倉孝夫・佐藤優著、金曜日)
『21世紀に『資本論』をどう生かすか』(鎌倉孝夫・佐藤優著、金曜日)

【講師紹介】
鎌倉 孝夫(かまくら たかお)
1934年生まれ、経済学博士・埼玉大学及び東日本国際大学名誉教授。埼玉大学文理学
部を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程を修了。埼玉大学助手、講師、助教授
、教授、学部長を歴任。2000〜2006年、東日本国際大学学長を務める。向坂逸郎
(1897〜1985年)、宇野弘蔵(1897〜1977年)に師事、宇野経済学を継
承、発展させている。『資本主義の経済理論─法則と発展の原理論』(有斐閣)など著書
多数。

佐藤 優(さとう まさる)
1960年生まれ、作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了。外務
省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館や本省国際情報局分析第一課などに勤務。200
2年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年最高裁で有罪が確定し、外務省
を失職。2013年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しは効力を失った。浦和高
校生時代に、鎌倉孝夫さんの『資本論』勉強会に参加している。マルクス経済学のほか、
外交・安全保障問題やインテリジェンス、思想、勉強法など多彩な分野で精力的な評論活
動を展開している。


★戦争を始めた日 国会前市民集会

午後の部:14時〜16時半  講演:早川タダノリ
夕方の部:18時〜20時   発言:北宏一朗/遠藤美幸/海野慎治/澤地久枝(予定)


日時:7月7日(土)
場所:午後の部=日比谷図書文化館ホール
   夕方の部=国会議事堂正門前・北側歩道(雨天決行)
参加費:午後700円/夕方無料
問合せ:090-2647-3722(植松)
主催:7.7国会前集会実行委員会
協賛:『週刊金曜日』


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┃発 行  株式会社金曜日                                        ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
┃        http://www.kinyobi.co.jp/                             ┃
┃編集部   mailto:henshubu@kinyobi.co.jp                         ┃
┃業務部   mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp                          ┃
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