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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2018.5.18
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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       ★最新刊 「沖縄は孤立していない」★
  
     http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php       

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
  
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【1】注目の記事


■米朝首脳会談の行方と日本の迷走

トランプ米大統領と、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩朝鮮労働党委員長によ
る米朝首脳会談が6月12日に、シンガポールで開かれる。史上初の米朝トップ会談によっ
て朝鮮半島の平和の行方が注目されるなか、5月9日には東京で日韓中首脳会談が開かれ
た。だがこうした国際情勢の激動に、日本だけが対応できない姿が顕著となっている。


●北朝鮮が「核保有路線」を修正した可能性
礒崎敦仁・慶應義塾大学准教授に聞く

日本では北朝鮮の「非核化」を訝る声が多いが、礒崎敦仁准教授によると、核放棄に向け
て動いている可能性が高いという。北朝鮮の論理と戦略とは──。話を聞いた。


◆米国のイラン核合意離脱で緊張が高まる中東
成澤宗男


●拉致問題抱える日本の硬直性
トランプを引きずり出した北朝鮮の核とICBM
成田俊一

朝鮮半島がダイナミックに動いている最中、北朝鮮取材を重ねる筆者は南北会談直前に訪
朝し、朝日国交正常化大使にも取材した。これから朝鮮半島をめぐり「蚊帳の外」の日本
はどうする、どうなる。


●日韓中の外交ゲームで何もできない安倍政権
朝鮮半島の非核化と中国の本音は何か
毛里和子

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■日本経済を立て直すための視座

「アベノミクスが効いている」とは実感できない中、日銀が物価上昇率2%の達成時期明
示を取りやめる、消費税が上がるなど、先行きは不安定だ。そんな現状を反映し、政党を
選ぶ軸がイデオロギーから経済政策へと変わってきている。経済で成果を出せる政党が、
今後の選挙戦を握ると言っても過言ではない。日本にとって必要な経済政策を考えてみた
。


●日本の左派がとるべき道
欧米反緊縮左翼台頭の背景とその政策
松尾匡

欧米では格差が進むなか、左派政党が大胆な反緊縮政策を打ち出し、政権、あるいは政権
一歩手前の人気を博している。そこには従前のリベラル政党が成し遂げられなかった景気
回復への、有権者の大いなる期待がうかがえる。日本の左派政党も、大胆な経済政策を打
ち出すべきだ。


●増税なんて必要なし!
弱い者いじめの安倍税制改定を批判する
浦野広明

いちばん身近なお金といえば税金だ。消費税増税、各種控除縮小など、既
定の改悪も控えている。しかし富裕層や大企業への現行の優遇税制を改め
れば、かなりの税収増が見込め、増税は必要なくなるのだ。


●「儲け」のベクトルを変えてみたら
イスラーム経済に学べ
長岡慎介

資本主義経済のただ中で生きるわれわれの目に、非常に新鮮に映るのがイス
ラーム経済だ。「イスラーム的に儲け」、「喜捨」することを是とするシンプルな教えが
、信仰の枠を飛び越え、今、世界で受け入れられているという。



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 【2】  編集長後記

 
 地球30・21周にあたる「地球儀を俯瞰する」安倍外交が世界の平和と繁栄に貢献したか
どうか、いよいよ結果があらわになりつつある。ついでに?国益?の追求が実現している
かどうかも。

 首相官邸HPの「訪問先マップ」の勇ましさといったら、驚くばかりだ。ときどき地球
を取り巻く宇宙の星がキラリと瞬いたり。ここにはないが、GW中にイスラエルを訪れ、
ネタニヤフ首相と靴の形をした容器に入ったチョコレートデザートをいただく安倍夫妻の
姿に?然。靴のデザートもさることながら、よりによってこの時期に、イスラエル?

 米国のイラン核合意離脱は南北緊張緩和への努力に水を差した。おまけに米国は、「日
本を含めたアジア、欧州、中東の同盟国など」に対イラン制裁強化への同調を呼びかけた
というではないか。「こんどこそ日本は米国・イスラエルとイランの戦争に巻き込まれる
」と元外交官の天木直人氏は心配する。「××な大将、敵より怖い」。このフレーズを頻
発してしまう。
(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】5月25日(1185)号予告


【特集】追及!安倍外交
●元中国大使・丹羽宇一郎インタビュー
●朝鮮半島の非核化の行方 田岡俊次
●トランプの黒幕が中東政策を動かす  成澤宗男
     
【第2特集】島唄のいま
●大工哲弘インタビュー
●歴史と未来 藤田正
●アナキスト竹中労 神谷一義
●大城美佐子に聞く
●第10回てるりん祭 伊田浩之
●島唄の聴ける店
●アルバム40選

【新連載】●新龍中国 
中国で「#MeToo」が盛り上がらなかったわけ 麻生晴一郎

【歴史】●〈現地報告〉済州島「4・3事件」70周年
開かれた「記憶の檻」と語られ始めた真実     長沼節夫

【憲法】●〈漫画〉伊藤千尋とさらんの「憲遊記」4

【社会】●変形労働時間制を悪用し残業代未払い 
イースタンエアポートモータースを集団提訴

【社会】●「パワハラ雇い止め」謝罪と撤回を 
 (株)カンドーを女性労働者が訴え 片岡伸行

【世界】●米国の「新冷戦」攻勢に対峙するディアスカネル新政権 
「カストロ後」迎えた社会主義キューバ   伊高浩昭

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計        中島岳志
●初めて老いった!?    石坂啓
●新宿2丁目ブルボンヌママの虹の向こうへ 
●憲法を求める人びと        佐高信  
●STOP! 9条改憲           高田健
●俺と写真                本多勝一
●シニアのためのITセキュリティ入門 湯淺墾道
●無責任架空対談    松崎菊也
●金曜俳句     櫂未知子



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★貧困なる精神27集 人類の契約

著者:本多勝一 1400円+税 B6判・並製・176頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002502.php

朝日新聞入社以来60年を超えて、現在も書き続ける本多勝一。かつてベトナム戦争におけ
る現場取材や中国での旧日本軍についての取材等、その歩みは全て真実を求める旅であっ
た。「果たして人類は、自滅の道をストップできるのだろうか?」『貧困なる精神』シリ
ーズ最新刊。


★教育を、取り戻す 「壊憲」教育に抗う人々

著者・平舘英明 1300円+税 四六判並製 264頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002486.php

安倍政権に子どもを託せるか
「戦争する国」に向かうとき、必ず教育が標的になる。戦場に行く人材、銃後を守る人材
など戦争遂行の責務を果たす人材が必要となるからだ。教育の目的はいうまでもなく「人
格」の完成だが、安倍教育改革の目的は国家に役立つ「人材の育成」である。著者渾身の
怒りのルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。



┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。



┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内


★憲法について考える講座

  講演:田島泰彦「取り戻そう! 憲法を市民の手に」
  朗読劇:篠原久美子・作「9条が好きと言えなくなって……」 

日時:6月2日(土)14時(開場13時半)
場所:東京都清瀬市・アイレック会議室(清瀬駅北口すぐ)
参加費:500円
主催:メディアを考える:イマジン/週刊金曜日清瀬読者会:ヒマジン
問合せ:Mailkinyobi.kiyose@gmail.com  
協賛:『週刊金曜日』


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