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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2018.5.11
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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       ★最新刊 「沖縄は孤立していない」★
 
     http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php
         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
  
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【1】注目の記事


■南北の「平和」と日本

歴史的な南北融和の歩みが開始された。70年におよぶ民族分断の悲劇は、解消に向かうの
か。続く米朝首脳会談が、朝鮮半島の恒久的平和に結びつくのか。事態は不透明だが、確
かなのは韓国の文在寅大統領と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩朝鮮労働党委
員長の民族和解に向けた決意であり、かつての植民地宗主国として分断の責任の一端を担
う日本が、傍観者であることは許されないという点だろう。


●李柄輝・朝鮮大学校准教授に聞く
「朝鮮半島の非核化」の意味と米朝会談

南北首脳会談で発表された板門店宣言に盛り込まれた「朝鮮半島非核化」の意味、そして
米朝首脳会談への展望とは。北朝鮮の立場を踏まえる李柄輝准教授に話を聞いた。


●鉄道・道路連結
改革・開放へとつながるか
文聖姫


●統一運動=民主化運動を土台にして
動き出した朝鮮半島の平和体制
玄武岩

南北首脳会談は、金大中政権(2000年6月)と盧武鉉政権(07年10月)に続く三度目
。いずれも韓国の民主化運動の流れをくむ革新政権の下で実現した。南北和解と平和共存
が、民主主義の価値と切り離せないことを物語る。


●なぜ他人事のような顔ができるのか
朝鮮半島の分断と日本の歴史的責任
纐纈厚

朝鮮半島の南北分断に、植民地加害国の日本は責任を負う。にもかかわらず、南北融和の
動きに冷水を浴びせ続けたのがこの国だ。今もまだ「圧力」などと唱え続けているが、恥
知らずとはこのことだ。


●在日朝鮮人と作る「平和外交作戦」
北岡裕

「平和外交」の現場は板門店だけではない。分断の被害者である在日朝鮮人・韓国人が暮
らしている日本も、またひとつの現場だ。彼らは今、何を思うのか。そして、きたる日朝
会談とこれからの日朝関係における彼らの役割とは!?


●「拉致問題」で無能をさらけ出した安倍首相
蓮池透

安倍晋三首相は「拉致問題でのし上がった」とされるが、問題解決の実績はゼロ。この問
題を利用することしか考えていない。しかも北朝鮮を「脅威」と煽るだけで対話を拒否し
てきたのは、政権維持にも利用しようとしているからだ。




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 【2】  編集長後記

 
 福田財務事務次官のセクハラ発言をめぐる政府の対応は、さすがに驚いた。次から次へ
トンデモ発言が湧いて出てくるではないか。最近では、女性記者が録音し、『週刊新潮』
に持ち込んだことを、「ある意味犯罪」と下村博文元文部科学相が発言した(後に撤回)
。正論を吐いたつもりだろうが、日常的に女性記者がどういう状況下で仕事をしているか
を、想像したことがあるだろうか。レイプ事件をもみ消した現政権だから、何を言っても
無駄、と悲観的になってしまうが、声を上げた人を孤立させてはいけないし、今が世論に
訴えるチャンスだ。

 米軍による性暴力が絶えない沖縄の現状についても、この政権がどれほど痛みを共有し
ているか、19日に開かれた本誌主催のシンポジウム「沖縄は孤立していない」を聞きなが
ら、情けなくなった。

“安倍応援団”の一人、百田尚樹氏に名指しで攻撃をうけた阿部岳『沖縄タイムス』記者
が、今週号から政治コラムの執筆陣に加わってくれた。健筆を揮ってくれると思う。(小
林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】5月18日(1184)号予告


【緊急特集】朝鮮戦争「終戦」と日米中

●米朝会談へ いま日本がすべきこと   礒崎敦仁

●南北統一と中国の戦略  毛里和子

●南北会談直前訪朝 宋日昊朝日国交正常化大使インタビュー  成田俊一


【特集】日本経済を立て直すための視座

●日本の左派がとるべき道 欧米反緊縮左翼台頭の背景とその政策 松尾匡

●増税なんて必要なし! 弱い者いじめの安倍税制改定を批判する 浦野広明

●「儲け」のベクトルを変えてみたら イスラーム経済に学べ 長岡慎介

【社会】●同期は安倍首相がキライ2   徃住嘉文 

【憲法】●〈漫画〉伊藤千尋とさらんの「憲遊記」3  

【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン70
フランスで今、何が起こっているのか     廣瀬純

【人物】●ぶれない・あきらめない・おそれない 嬉野京子
少女轢殺事件に遭遇、沖縄に55年間寄り添い続ける報道写真家    西村仁美

【ぶんか】
●きんようぶんかインタビュー
生きていく一瞬一瞬を刻む歌   新井英一さん      文・鈴木義昭

【公文書】
●隠すのではなく記録を残し公開を 瀬畑源・長野県短期大学准教授に聞く(下)

●新・買ってはいけない パッケージに原材料表示がない商品は食品表示法違反    
渡辺雄二 

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計        宇都宮健児
●犬の遠吠え花に風   落合恵子
●初めて老いった!?    石坂啓
●新・政経外科         佐高信   
●俺と写真                本多勝一
●シニアのためのITセキュリティ入門 湯淺墾道
●ペンと剣  マイケル・ペン
●話の特集  矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★沖縄は孤立していない  世界から沖縄への声、声、声。

乗松聡子編 1800円+税 46判並製・320頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002550.php

世界の識者が「オキナワ」への責任と決意を語る!
ジョン・ダワー、ダニエル・エルズバーグ、ノーム・チョムスキー、オリバー・ストーン
、ピーター・カズニック、ガバン・マコーマック、アン・ライト、ハーバート・ビックス
、アレクシス・ダデン、ジャン・ユンカーマン、権赫泰、リチャード・フォークほか

日米の沖縄に対する不正義の本質は、面積あたり県外の約500倍もの米軍基地を押し付け
ているすさまじい不平等であり、「復帰」しても憲法を適用するどころか憲法とは矛盾す
る日米安保体制の維持強化のために沖縄を利用してきた差別構造にある──(本文より)
本書は2014年秋から2017年秋までの3年間、38回にわたって『琉球新報』に連載した「正
義への責任──世界から沖縄へ」を一挙掲載し、加筆したもの。



★孤高の法医学者が暴いた足利事件の真実

著者・梶山天 1400円+税 四六判並製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002513.php

足利事件の闇を解明する
「警察だ!」──日曜早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは"足利事件の
犯人"の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、塀の外では本田克也筑波大学
教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げ
た冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。北関東連続幼女誘拐殺人事件」解明に挑
んだ朝日新聞記者のルポ。



★貧困なる精神27集 人類の契約

著者:本多勝一 1400円+税 B6判・並製・176頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002502.php

朝日新聞入社以来60年を超えて、現在も書き続ける本多勝一。かつてベトナム戦争におけ
る現場取材や中国での旧日本軍についての取材等、その歩みは全て真実を求める旅であっ
た。「果たして人類は、自滅の道をストップできるのだろうか?」『貧困なる精神』シリ
ーズ最新刊。


★教育を、取り戻す 「壊憲」教育に抗う人々

著者・平舘英明 1300円+税 四六判並製 264頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002486.php

安倍政権に子どもを託せるか
「戦争する国」に向かうとき、必ず教育が標的になる。戦場に行く人材、銃後を守る人材
など戦争遂行の責務を果たす人材が必要となるからだ。教育の目的はいうまでもなく「人
格」の完成だが、安倍教育改革の目的は国家に役立つ「人材の育成」である。著者渾身の
怒りのルポ。



★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後は
いま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家
」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらた
めてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き
合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から
一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の
内容を再録したもの。



┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。



┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



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