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LNJ Logo 経産省前テントひろば日誌(3/10)/ 財務相前が慌ただしい「森友学園」の事だ
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テント日誌3月10日(土曜日)
経産省前テントひろば1807日後

財務相前が慌ただしい 「森友学園」の事だ 3月6日(火)
相方より電車の事故により、かなり遅れそうとの電話が入ったので、そのつもりで事務所
に着くと、丁度Fさんが他の用事が有り立ち寄ったとのことで、事務所前でバッタリと会
う。出発の手伝いと座り込みの準備もして下さり、しばらく座り込んでくれました。間も
なく、通りがかりの若い女性が、お疲れ様ですと声をかけて下さり、さり気なくカンパを
してくれましたので、お礼を言いながらテントニュースをお渡ししました。

その後八王子のKさんが、お仕事に行く前にと例の、お煎餅を差し入れてくれまして、暫
し政治談議。今日は、脱原発の手拭いを頭に巻いたオジサンや私が初めて見た人等延べ11
人が座り込みに参加した。
17時前に財務省前にテレビ朝日の放送車とフジテレビの車が停まっていて報道陣もかなり
いたので、行って見ていたら、TBSの杉尾さん?と国会議員数名が財務省の中に入って行
った。どうやら、国会で大問題になっている「森友学園」への国有地売却の決済文章捏造
事件のようだ! (Y・R)

柳瀬唯夫経済産業審議官の糾弾提案 3月6日 (火)
★ 儲からない原発ビジネスを推進した経産省官僚に「国策民営」の責任を取らせるべき
〜大西康之「東芝 原子力敗戦」(文芸春秋)が明らかにする「国策民営」問題〜
http://www.jca.apc.org/~kimum/METIno43.html
◆「原子力立国計画」(www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g60823a04j.pdf)
経産省が2006年8月に「原子力立国計画」を策定、2カ月後に東芝がWH(ウェスチ
ングハウス)を高価買収した。これを書いたのは経産省資源エネルギー庁政策課長だった
柳瀬唯夫である。当時、資源エネルギー庁長官の望月晴文、同庁の資源・燃料部政策課長
の今井尚哉らも深く関った。

★ 日米首脳会談直後に安倍首相と打ち合わせする柳瀬唯夫経済産業審議官
〜「記憶にございません」7連発の嘘つき官僚を許すな〜
http://www.jca.apc.org/~kimum/METIno48.html
 新聞紙面に記録力が悪いか大嘘つきの柳瀬唯夫元首相秘書官が登場した。日米首脳会談
が行われた2017年11月6日の次の日(7日)と翌8日に柳瀬唯夫経済産業審議官の
名が「首相の一日」欄に登場した。
 
7日は、首相、官房副長官、首相補佐官、谷内国家安全保障局長、財務官とが約3時間。
8日は外務審議官も含めて1時間打合せをしている。米トランプ大統領の米国の雇用の為
の武器購入要求に答える為の打合せであろうか。それにしても、「その39」で書いたよ
うに、7月24日の衆議院閉会中審査で、2015年4月2日に今治市の企画課長ら2人
が首相官邸を訪れた折に会ったはずの柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が、「お会いした記憶
はございません」「記憶にございません」「覚えておりません」と、「記憶にございませ
ん」7連発を出した柳瀬唯夫が、経済産業審議官(事務官の次にえらいらしい)として活
動していることに驚く。安倍政権では、森友学園問題の佐川現国税庁長官同様に嘘つきが
出世するのか。

 資源エネルギー庁の原子力政策課長として強引に原発を推進し、東芝の破綻を招き東電
責任回避をもたらした柳瀬唯夫氏は、2年前の首相官邸での面談を忘れてしまうほど記憶
力が悪いか大嘘つきなのだ。こんな人に今なお経産省の重職をさせているから、原発再稼
働も原発輸出も武器輸出も推進してしまうのではないか。厳しく監視しよう。(K・M)

一日中雨と風は止まなかった 3月8日(木)
朝刊の天気予報によると、一日中雨で風も強まり気温が上がらず真冬のような寒さと出て
いたので、履物は長靴を服装は真冬の格好で出かけた。案の定予報通りで一日中雨と風、
横断幕とのぼり旗は2回倒れた(これは重代わりにパイプ椅子に座りこんでいたのだが、
立ち上がって椅子から離れた時に起きたものです)これ以後は横断幕を一枚外して様子を
見たが座っていたこともあり倒れる事はなかった。

 13時過ぎ原子力損害賠償群馬弁護団の方々が(昨年の3月17日前橋地方裁判所で、国と
東電の責任を認める判決が出たが、被害者の原告側は原発事故による避難者への賠償額の
認定が不十分と控訴、一方被告の国と東電は落ち度を否定しようとして、こちらも控訴こ
の全国初の控訴審第一回口頭弁論があった)公判後の報告集会に虎ノ門方向に行く途中、
次々にご苦労様ですと声をかけてくれました。
 
雨の中での座り込み撤収後、昨年の1月に沖縄県の米軍基地反対運動に対して、東京MXテ
レビが「公共の電波を使ってウソとヘイト」を「ニュース女子」の番組で流した事に対す
る、東京MX前での抗議集会に参加しまた、この抗議集会はMXが今月末で「ニュース女子
」を終了すると発表した事で、本日第34回目の定例抗議集会で終了するとのことです。(
詳細は9日の東京新聞をご覧ください)(Y・R)

財務省の職員の自殺も伝えられ中で 3月9日(金)
天気予報によると雨は午前中まで、暖かだと言われていたが、見事に外れ。経産省正門前
に着いて、幟旗をセットするころから雨脚が強まり慌ててカッパを着こむ。座り込み開始
直後は、雨は降り続けたが風も南風で暖かめだった。 

 雨降りのためか、座り込みをしている我々の前で立ち止まる人はいない。雨がやむのを
待つ。やがて、雨がやむ頃になって、気温が低下してきた。じっと寒さに耐える。

 後ろの財務省・国税庁の建物の前にはテレビ局の中継車が何台か待機している。2時半
過ぎたころ、プラカードを持った数人が現れた。森友学園への国有地売却問題に関する決
裁書書き換え問題を巡って動きが活発になってきたのだろう。3時を過ぎた頃からプラカ
ードの人々がマイクを使って街宣を始めた。「佐川はやめろ、麻生もやめろ、安倍もやめ
ろ」「決裁書の偽造なんて許せない」国民の溜りに溜まった怒りの声を訴えている。人数
もだいぶ増えてきたようだ。

 ふと、ネットを開いてみたところ、財務省の職員の自殺が報じられた。そして、佐川国
税庁長官が辞任の意向という情報も流れてきた。安倍内閣の出鱈目な国会運営に対する国
民の怒りが佐川辞任へと追い詰めたのだろう。しかし、これで幕引きとさせてはならない
。更に更に安倍を筆頭とする腐敗した政治家・官僚を追い詰め、打ち倒していかなくては
ならない。(S・S)

何が成し遂げられたというのか 3月8日(金)
 まだ寒さは強い。オーバーを手放すには時間がいる。でも、もうどこかに春の気配も感
じたれる。どこか気分を浮きたたせるところもある。やはり、自然というか、季節はすご
いと思う。それにしちゃ、人間の社会というか、世界は、と思わないではないが、そうぼ
やいていても仕方がない。テントの通い路でこの間、自殺(自裁)した西部暹さんの『保
守の遺言』を読んでいた。世代的に近いということもあるが、これの行動が気になって仕
方がないところがあるのだ。

この本のその中に彼は電車には乗らないという箇所があった。理由は電車の中でスマホに
見いっているのが許せないからとあった。それを見ると吐き気を感じるとあった。僕はス
マホはやらないし、今では数少なくなった電車内で本や新聞を読んでいる類である。スマ
ホ派に対して新聞・本派である。だからといってスマホに夢中の連中に嫌悪感を持っては
いない。面倒というかやらないだけである。西部さんのこの箇所には驚いたのであるが、
ここには西部さんの思想を考える根底があるのかと思った。これは考えてみたいところだ
と思っている。
良くも悪くもここら辺に彼の思想の根底があるのかと思った。これは思わぬ発見だったの
だが、この本を読みながら彼が「3・11」をどのように受け止めていたか、考えていた
かを探索していた。そちらに関心があった。彼の時代に対する認識の中には「3・11」
のことはそれほど大きくはなかったのではあるが…。

 彼はこの本で彼は核武装の提起をしている。僕とは驚くほどのちがいであり、それは戦
争観や国家観の違いから来ている。だから、彼が潜在核武装としての原発を否定すること
はありえないのだが、福島原発事故の衝動はあったと推察はしていた。

「なお原発について一言だけ付け加えておくと、<再生可能エネルギー>の未来について
何の展望もないのに<プルト二ウムの廃棄物の置き場>がないという理由で反原発をいう
のには、僕は違和感しか覚えない。あえてあっさりいうと、この巨大な東京文明は、百年
後あたりにはまるごと廃棄物の集積と化すのであって、その廃棄場などみつかるはずもな
いのだ。簡単にいうと、技術文明はなべてイリウァ―ジブル(不可逆)な代物だというこ
とに鈍感すぎる。つまり、<安全な技術を>という視点から反原発を気持ちよさそうに言
い立てる者たちには、近代技術なる「常に危険を孕んだ」代物(自動車、薬品、食品をは
じめとして)がおのれの心身に気い込んでいることについては無知きわまりないのだ」(
『保守の遺言』西部�!
�)。

彼はそれこそあっさりと再生エネルギーは何の展望もないという。これはや原発廃棄物に
ついてから反原発をいうことに違和をおぼえるといのも単純すぎる。反原発の運動を「安
全の技術」を語ると決めつけるのは皮相であり、反原発運動の否定の意識が前提としてあ
るからだと思う。ただ。科学技術の危険性については敏感過ぎるほど認識しているのだと
思う。原発を含めた科学技術の不可逆性を楽観的な面も含めて言ったのは吉本隆明だが、
彼はもっと悲観的に面でにじませて不可逆をいうが、科学技術の危険性は認識している。
彼の保守思想には近代主義の批判があり、科学技術の危険性についての認識はあり、やは
り、「3・11」の衝動はあったのだと推察する。彼の保守思想は近代主義の批判を根底
に持ちながら、近代主義も肯定という矛盾した、それゆえに複雑なところを持つが、科学
技術の危険性というところはあったのだ、と推察できる。僕は3・11以降に科学技術の
危険性、それが現在的に露呈することも含めて認識を深めてきたし、その解決の方向性な
どを考えてきた。それは、また、原発の潜在核武装としての問題、科学技術と国家(軍事
)との結びつきの強化などの考察を深めてきた。西部さんは核武装の提起など僕とは正反
対の方向を提起しているが科学技術としての原発の危険性の認識はあったのだと思う。

3・11から7年目は目前である。3月11日にはメモリアール風の情報があふれるだろ
う。それはそれでよい。僕はいくつかの物語にあっと思わされるだろうし、子供なくした
親の嘆きのようなものには率直に心を開く。そういう記憶を共有したいと思う。子供はも
う帰らないにしても、それを嘆き、子供のことを想起する日々が「3・11」である人た
ちのことを思う。「3・11」のことはその後も含めて個別的に存在し、深まってきたの
だと思う。「3・11」は一般的に語られるが、それが存在し、生としてあったのは個別
的であったし、そのように深まり、継続してきたのだ。一般的な意味での「3・11」な
んてものはない。
それはあの日に何が起こったかという事になってしまう。それは3・11が2011年の
3月11日に起こったという出来事ということに過ぎない。その事件によって個々がどの
ような事態を経験し、それがその後の生の中でどのように深まってきたのであり、これは
一般化してとりだすことはできなくて、個別的に存続してきたかである。一般化して取り
出すには複雑すぎるし、大きすぎるのだ。そうであれば、僕らはそれぞれの「3・11」
と3・11以降があるのだし、個別的な中で深まり、存続してきたものが「3・11」な
のだ。

僕にとって「3・11」は東日本大震災という大きな衝動をもたらしたものとしてあった
が、その後も含めて考えれば、やはり原発震災ということが大きいのだと思う。だから、
僕にとって「3・11」というのはその後の脱原発の運動を含めた展開であり、それがど
うなってきたかだ。脱原発の闘いと現在というものが、僕にとっての「3・11」である
。この7年間の時間とそこで深められてきたものが3・11なのだ。そして、これは安易
なことでは語れないことであり、言葉にはしにくいことである。「3・11」が僕らにも
たらしたもの、それを僕らが深めて来たもの、それが僕らの個々の内に深まり、進展して
きたものだ。

子を亡くした親の嘆きと嘆きにうちできた物語に匹敵しえるものとして僕の「3・11」
はあるのだろか。(三上治)

明日は7回目「3・11」である 3月10日(土)
片足の鳩が足元に寄ってきた。ヒラリフワリと羽ばたいて私の目の高さまで舞い上がった
。それは「元気でいたよ」というメッセージなのか?

 13時になるとやっと太陽が顔を覗かせた。雨天が続いた後だから空の青さが目に染みた
。青空がこんなに美しかったとは。流れる雲に心が奪われそうになる。

 でも明日は7回目の3.11。犠牲になった人たちは救われることなく14日には大飯
原発3号機が再稼働する。空が綺麗だからってそれが何だっていうのだ。


〇もりかけのレシピ
 安倍政権は完全かつ検証可能で不可逆的な真相の開示を行わなければならない。真相解
明に進展がないにもかかわらず現政権は疑惑が晴れたかのように演出するに違いない。引
き続き最大限の責任追及が必要である。

〇外交は大人の仕事。
 よせばいいのに二階に登った。挙句の果てに自ら梯子を蹴倒した。とどのつまりは二階
から目薬外交。見上げたもんだよ・・・  (O・O)

経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その61
原子力関係の審議会の傍聴を排除する資源エネルギー庁
〜講堂で開催しながら抽選したと称して「国民」の知る権利を制限〜
木村雅英(経産省前テントひろば)

 2月28日に資源エネルギー庁の委員会の傍聴を申し込むと次の自動応答があった。以
下の審議会に傍聴予約されましたのでお知らせします。
審議会名:総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会原子力小委員会(第16回)
開催日付:2018年3月6日(火) 開催時間:13時00分-15時30分
開催場所:経済産業省地下2階 講堂
議題  :核燃料サイクル・最終処分について

ところが、当日午前に傍聴できるのかどうかを事務局に電話したところ、次の応対。
(私)傍聴OKの通知が来なかったが傍聴できるのかできないのか?
(エネ庁)あなたは抽選で漏れたので傍聴できない。
(私)広い講堂での会議なので抽選が必要とも思えない。傍聴できるはずでは?
(エネ庁)80席しか用意していないところ100人の申し込みがあり20人落選。
(私)講堂に20席追加するのは簡単ではないか?
(エネ庁)講堂で工事をしているので無理。
(私)今から会場に向かうので一人入れて欲しい。
(エネ庁)その場に来ても、事前に入場者を確認しておく必要があり入場できない。
(私)一人ぐらい何とかなるでしょう?
(エネ庁)問合せ電話も5名程来たが断った。あなただけOKとする訳にはいかない。

やむなく断念したが、傍聴できた方から次のメール。
(傍聴者)今傍聴していますが、工事なんてやっていませんし、席の配置も大分ゆったり
です。

 大嘘をついて「国民」の傍聴を排除する経産省・資源エネルギー庁。
私は今年になって3度目の「落選」だが、他にも数人が何度か「落選」している。官僚の
横暴は許せない。


3月12日(月) 日本祈祷団の月例祈祷会
15時:経産省前にて 参加を!
安倍・麻生の国家の私物化糾弾!公文書改ざんを許さない!緊急行動
日時・3月13日(火)、3月16日(金)いずれも12:00〜13:00
場所:衆議院第2議員会館前を中心に
呼びかけ:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会 
★ 3月19日(月)18:30〜19:30
安倍9条改憲NO! 森友・加計疑惑徹底追及! 戦争煽るな! 安倍内閣退陣!3・19
国会議員会館前行動
場所:衆議院第2議員会館前を中心に、図書館前まで、予備的に音響装置を広げておく。
主催:安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
3月16日(金)「福島原発被害東京訴訟」判決日
東京地裁103号法廷15時  報告集会16時ころから「全日通霞が関ビル会議室」
3月16日(金) 5時〜6時経産省前抗議行動(テントひろば)
反原連の官邸前抗議行動は6時30分から
3月25日(日)午後1時より脱原発青空テント川柳句会が開催  

川柳句会終了後(4時ころから)日比谷公園かもめ広場にて花見

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