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九州電力の本末転倒に大批判〜10.12反原発金曜行動レポート

動画(高校生スピーチ・3分)

 10月12日金曜日、反原発抗議の行動の日。この日のスピーチは、『東京新聞』夕刊(同日)の一面記事を話題にしていた。それは九州電力が太陽光の再生エネルギー事業者に、一時的に発電停止を求めるというものだ。九州地方で好天に恵まれて電力の供給量が過剰になって、逆に停電となる可能性が出てきたからだ。スピーチに立った人たちは「発想が逆立ちしている」と怒っていた。太陽光の供給量が増えれば危険な原発などは不要ではないか、と。ところが九電では次々と再稼働をはかっているから、自然エネルギーは邪魔となり、これを押さえつけようとするのだ。こんな本末転倒の事態がはじまっている。

 この日<希望のエリア>では、和光高校の女子生徒(写真上)が「核廃棄物とか、汚染水とか、なんの解決もできていないのに金儲けのためだけにやるのは、すごい無責任で、原発はあってはならない」と訴え、「11月4日の文化祭では原発問題のシンポジウムをやるので来て下さい」と呼びかけていた。

 それを聞いて、いま公開中の坂田雅子監督の『モルゲン/明日』でのドイツの高校生のインタビューを思い出した。高校生たちは学校の屋上にソーラーパネルを設置している。一人の生徒は「理想は原発や石炭に頼らず自然エネルギーだけの社会を築いていくことです」と訴えていたが、和光高校生徒の発言を聞いて、日本でも頑張っているんだ、と思った。ここから「明日」がみえてくる。〔木下昌明〕

↓菅谷ファミリー(国会正門前)


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