たんぽぽ舎メルマガNO.3248/最大の争点、基準地震動過小評価問題で国がデータ改ざん | |||||||
Menu
おしらせ
・2024総会(報告) ・レイバーネットTV(4/24) ・あるくラジオ(4/20) ・川柳班(投句「風」) ・ブッククラブ(4/6) ・シネクラブ ・ねりまの会(4/17) ・フィールドワーク(5/31) ・三多摩レイバー映画祭(6/2) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第89回(2024/4/10) ●〔週刊 本の発見〕第341回(2024/4/11) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/3/28) ●川柳「笑い茸」NO.152(2024/3/27) ●フランス発・グローバルニュース第7回(2024/3/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」89回(2023/12/31) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合
|
たんぽぽ舎です。【TMM:No3248】 2017年12月15日(金)地震と原発事故情報− 7つの情報をお知らせします ━━━━━━━ ★1.メルマガのカンパ要請に対して多くの ご協力ありがとうございます (その16) 今回、23名の方より6万3千円が寄せられました ★2.最大の争点、基準地震動過小評価問題で国がデータ改ざん 12/1佐賀地裁口頭弁論報告 「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで 止める裁判の会」メールニュース ★3.広島高裁の「伊方原発差止判決」を受けて何も答えない更田委員長 「コメントする立場にない」「科学的・技術的」を振り回す当事者 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その153 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク) ★4.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋) 伊方原発抗告審 懸念踏まえた差し止め…ほか 黒木和也 (宮崎県在住) ★5.メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋) 「伊方差し止め 福島事故風化への警鐘だ」… 金子 通 (たんぽぽ舎会員) ★6.メルマガ読者からのイベント案内 (お問い合わせは主催者へ) ◆12/17第1回総会「これが東日本の放射能汚染」へ ご参加ください!場所:天満・PLP会館5F大会議室 Go West,Come West!!! 3.11東北・関東 放射能汚染からの 避難者と仲間たち ★7.新聞より2つ ◆原発新設より廃炉技術磨け (12月15日東京新聞朝刊5面「発言」より抜粋) ◆あきらめない 鎌田 慧(ルポライター) (12月12日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より) ━━━━━━━ ※12/20(水)学習会にご参加を! 東京に一番近い原発「東海第二原発」の問題点 東電と原電の関係 講 師:大石光伸さん (原告団共同代表) 「危険な東海第二原発再稼働を許さない」 堀江鉄雄さん (東電株主代表訴訟原告団長) 「原電の債務保証と引当金の問題」 日 時:12月20日(水)19:00より21:00 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 共 催:再稼働阻止ネットワーク/「スペースたんぽぽ」 参加費:800円 ━━━━━━━ ┏┓ue ┗■1.メルマガのカンパ要請に対して多くの | ご協力ありがとうございます (その16) | 今回、23名の方より6万3千円が寄せられました └──── たんぽぽ舎 2013年4月26日に「日刊メールマガジン」へのカンパを初めてお願いしまし た。 以来、たんぽぽ舎に皆様からの善意が届いております。 今回、2017年6月12日から12月5日までの約6ヵ月の間に23名の方々から6万 3千円が寄せられました。 なお、振込用紙に「メルマガ・情報・ニュース」などの文字が明記されている カンパに限定して集計をしております。 たんぽぽ舎によせられたたくさんの一般カンパにも「メルマガカンパ」の意味 が込められているものがありますが、明記されていないものは集計から除外して おります。 岩手県1名、茨城県2名、東京都3名、埼玉県2名、千葉県6名、神奈川県2 名、長野県1名、愛知県2名、京都府1名、大阪府2名、徳島県1名です。 ひきつづいて「日刊メールマガジン」=「地震と原発事故情報」へのカンパを 受け付けていますので、よろしくお願い致します。 ☆メールマガジンカンパの送り先 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 番号 00180-1-403856 (「メルマガカンパ」と明記して下さると幸いです。) 今後もカンパのまとめ(報告)を予定しています。 ┏┓ ┗■2.最大の争点、基準地震動過小評価問題で国がデータ改ざん | 12/1佐賀地裁口頭弁論報告 └──── 「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで 止める裁判の会」メールニュース 2017年12月15日発行(2017年第39号)より抜粋 12月1日、佐賀地裁で玄海原発の稼働差止を求める行政訴訟第16回口頭弁論、 全基差止第24回口頭弁論が開かれました。 神戸製鋼データ不正問題の影響で、玄海再稼働の時期が2か月延期されるとい う“朗報”の中で迎えた法廷となりました。 行政訴訟では、神鋼ならぬ、国のデータ改ざん問題が浮上しています。 最大の争点、基準地震動過小評価問題で国がデータ改ざんを行ったことが明ら かになりました(被告第13準備書面)。 国が証拠として出した図表にある地震動の数値を原告が実際に読み取ってみる と、引用元の論文とまったく違った数字になっていたのです。数値を置き換える ことで、彼らの主張を正当性しようとしたとしか思えません。 私たちの命の安全に関わる重大な問題で、このような改ざんを行うなど、断じ て許されません。釈明を求めました。 また、地震のエネルギーの大きさを求める経験式について、国や電力会社が金 科玉条のように扱う「入倉三宅式」がいかに根拠薄弱なものかを、具体的な検証 に基づいて指摘しました。 これらを全面的に盛り込んだ原告準備書面(12)のポイントを、弁護団は鋭く熱 く主張しました。 次回3月23日、国はどう釈明、反論してくるでしょうか、大注目です。 攻防の激しさが増す法廷を、傍聴者でいっぱいにして、その行方を一緒に見守 ってください! また、原告団では定期的に書面学習会にも取り組んでいます。ぜひご参加くだ さい。 ◆詳細報告はコチラ→ https://saga-genkai.jimdo.com/2017/12/04/a/ ┏┓ ┗■3.広島高裁の「伊方原発差止判決」を受けて何も答えない更田委員長 | 「コメントする立場にない」「科学的・技術的」を振り回す当事者 | 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その153 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク) 12月13日(水)に広島高裁が、火山噴火リスクについての原子力規制委員会の判 断を「不合理」として、四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを命じた。 当然この日の更田規制委員長の定例記者会見で記者が何度もコメントを求めた が、次のようにまともに答えない。 更田…「本件は民事訴訟なので、原子力規制委員会は本件の当事者ではないの で、この訴訟に直接コメントする立場にない」「私たちは状況にかかわらず、科 学的、技術的な知見、理解に基づいて私たちの責任を果たしていく」 さらに、「阿蘇カルデラ噴火の火砕流についてしっかり想定していないと。今 の火山の最新の知見で判断すれば、それは想定されるべきだということを言って いる」との技術的質問にも 更田…「個別の民事訴訟に関して、その内容にコメントする立場にありませ ん。」、「火山灰についてもそうですけれども、新しい知見、新しい理解に基づ いて、改めるべきところはそれをより改善していっている。」と逃げる。 規制委の審査が「不合理」と指摘されているのであるから、より踏み込んだコ メントを出すべきであるのに回答しなかった。判決直後の記者会見であったので、 今後より詳しく説明責任を果たすことを求めたい。 それにしても、高裁が稼働差し止めを初めて認め、その理由として火山噴火リ スクを掲げたことは画期的だ。特に、阿蘇カルデラ噴火リスクを評価しているの であるから、伊方原発より近くにある川内原発や玄海原発の審査をも見直すべき だ。ます 一方、報道によれば、広島高裁の今回の決定では、新規制基準や基準地震動の 判断を「合理的」としたそうで、私たちには全く納得できない。 また、運転差し止め期間を2018年9月までと限定したことも不満だ。司法の独 立性が問われている中で、退官前裁判官でもここまでが限界なのだろうか? なお、2016年の福岡高裁宮崎支部の決定では「火山ガイドが不合理」と指摘し ている。次をご覧いただきたい。 その90 2016年4月9日 http://www.jca.apc.org/~kimum/NRAno090.html 「火山ガイドが不合理」を認めない田中委員長! 福岡高裁宮崎支部の棄却「決定」にはしゃぎ「安全文化」欠如を露呈させる また、今回の広島高裁決定は次の主張に近いのだと思う。 その59 2015年8月19日 http://www.jca.apc.org/~kimum/NRAno059.html カルデラ噴火で九州の人が住めなくなったら原発はどうなってもいい? 科学者としても責任者としても全く信用できない田中委員長 さらに、次も参考に。 その27 2014年11月13日 http://www.jca.apc.org/~kimum/NRAno027.html 火山学会に「頑張ってもらわないと困るんだよ」の暴言 牙をむき出した田中委員長 ┏┓ ┗■4.メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋) | 伊方原発抗告審 懸念踏まえた差し止め…ほか └──── 黒木和也 (宮崎県在住) 1.伊方原発抗告審 懸念踏まえた差し止め 事故時に危険性が住民に及ぶかどうかの立証責任は電力会社側にある 京都新聞「社説」12/14(木)11:44配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000009-kyt-soci 2.「予想外の結果」伊方原発差し止めに驚きの声 九州電力 西日本新聞12/14(木)11:20配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00010008-nishinpc-soci 3.韓国政府が脱原発計画を具体化 30年までに18基に削減 聯合ニュース12/14(木)16:32配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00000052-yonh-kr ┏┓ ┗■5.メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋) | 「伊方差し止め 福島事故風化への警鐘だ」… └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員) ◆伊方差し止め 福島事故風化への警鐘だ (12月14日「新潟日報」【社説】より見出しのみ) http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20171214362985.html ┏┓ ┗■6.メルマガ読者からのイベント案内 | (お問い合わせは主催者へ) └──── ◆12/17第1回総会「これが東日本の放射能汚染」へ ご参加ください! 日 時:12月17日(日)12時よりJR環状線「天満」駅前でアピール 13時半開場、14時より17時集会 場 所:天満・PLP会館5F大会議室 (地下鉄扇町駅4番出口3分、JR天満駅改札から南へ5分) 地図:http://plp-kaikan.net/access/a_index.html 内 容: 1.避難者のアピール 下澤陽子さん(東京→神戸)、森松明希子さん(福島→大阪)ほか 2.東京から:「急増する健康被害」ぺぺ長谷川さん(だめ連)予定 3.記念講演:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被曝問題研究会) 「全国が知るべき東日本の放射能汚染と病気」 主 催:「Go West,Come West!!! 3.11東北・関東 放射能汚染からの 避難者と仲間たち」 メール gowest.comewest@gmail.com 参加費:500円(避難者無料) ☆「3.11から7年―避難者全員集合大集会&デモ」 日時:2018年3月10日(土)13時半より夕方まで 場所:「大阪市中央会館1F大ホール」で集会後、なんばへ向けてデモ (地下鉄長堀橋橋駅徒歩3分) 地図:http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000016607.html ┏┓ ┗■7.新聞より2つ └──── ◆原発新設より廃炉技術磨け 社会福祉士 神保公一(埼玉県草加市) 昨年8月に再稼働し現在検査中の伊方原発3号機を視察した榊原定征経団連会 長が、原発について「将来は増設、新設も選択肢に」と記者団に語ったという記 事を目にし、驚きました。 北朝鮮リスク、放射性廃棄物の処理、住民の避難計画等の現状を考えると、と ても容認できません。(中略) 原発新設より、廃炉技術を磨いて、廃炉ビジネスで世界に貢献することが生き 残る道です。後世に負の遺産を残さないでほしい。 (12月15日東京新聞朝刊5面「発言」より抜粋) ◆あきらめない 鎌田 慧(ルポライター) 「沖縄の海を壊すな」「沖縄の未来を壊すな」 鋭く割れた断面を見せる大きな採石を積み込んだダンプカー、ずんぐりしたコ ンクリートミキサー車などが、道端に立ち抗議するわたしたちにのし掛かるよう に迫り、急カーブを切ってキャンプシュワブ内に殺到する。 「違法工事に協力するな」。抗議の声が風にちぎれていつまでも運転台にから みつく。大型トラックを運転している沖縄同胞たちは、この怒りと悲痛な叫びを 耳にして、どう思うのだろう、とわたしはいつもハラハラさせられる。 辺野古の海岸にたつとすぐそばのフェンスのむこうに、背の高いクレーンがダ ンプの降ろした採石を持ち上げ、海に落下させるのが見える。その海の悲鳴のよ うな音が、風に乗って流れてくる。 那覇から連日のように駆けつけてくる女性たちがいる。「今日は260台はいりま した」と座り込みで逮捕されたことのある上間芳子さん(72)が教えてくれた。市 民団体が出すバスの代金でも、往復1000円はかかる。年金生活者にとっては、決 して軽くない負担だ。 ジュゴンの海をつぶして米軍新基地をつくる。米国ではけっしてやらない野蛮 な工事だ。 この阻止行動の先頭で逮捕された山城博治さんたちの裁判支援集会が、12月 12日午後5時から、山城さんを迎えて参議院議員会館講堂でひらかれます。 (12月12日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より) ────────── ☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致 します。 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856 【編集部より】 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。 ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。 掲載については編集部の判断とさせて下さい。 1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを 400文字以内でお送り下さい。 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。 2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。 たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり ます。予めご了承ください。 ────────── ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。 ◆メールマガジンをお送りします たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を 発信しています。 ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを 送ってください。 違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは 間違いの元となりますのでやめて下さい。 登録できしだい発信致します。 ・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。 たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ ります。 ────────── たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、 日曜・休日はお休みです。 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797 新HP http://www.tanpoposya.com/ 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856 Created by staff01. Last modified on 2017-12-15 21:41:43 Copyright: Default |