石川源嗣のコラム :労働組合研修講座の開催について | |||||||
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東部労組の石川です。 ジャパンユニオン組合ニュース2017年12月号コラム<Focus of News>を アップしました。 <Focus of News>2017年12月号 ■労働組合研修講座の開催について■ ジャパンユニオンでは4年前に、労働組合研修講座を3ヶ月ごとに次の内容 で4回開催した。 第1回 「労働組合はなぜ必要か」 第2回 「労働組合とは何か」 第3回 「労働組合はなにをめざすか」 第4回 「ジャパンユニオンのめざすもの、一人組合員の活動方法と集団的労 使関係」 なおこの時の録画と講義レジメはユーチューブとホームページで見ることが できる。 http://www.jca.apc.org/j-union/center/rodokoza.htm ちなみに、2017年11月末現在のユーチューブでの視聴回数は、第1回が3,533 回、第2回が1,160 回、第3回739回、第4回915 回であった。 厚生労働省は先日、「柔軟な働き方検討会」で、職場ではない場所で仕事をす るテレワークや副業・兼業に関するガイドライン案を示し、本格的な個人請負 の拡大、つまり労働法で保護されない非雇用型労働者を大量に生み出し、労働 者をもっと労働組合の枠外に分離しようとしている。 政府と経営者の新自由主義攻撃で、労働者の団結が破壊され、労働組合への 結集が妨げられている情勢で、労働者はいかに自らを守り、労働条件・労働環 境を向上させるのかが問われている。 前回の労働組合研修講座では、「労働組合の入門講座として、労働組合の基礎 の基礎から勉強し、組合員の役に立つ」ことをめざして開催した。 今回、新たに第2期の労働組合研修講座を来春から始めたいと考えている。 講座の基本は変わらないが、パワハラ、セクハラ、辞めさせてくれないなど の相談に示されるように、労働相談が純個人問題に収斂させられ、労働者と労 働組合の分離が進行している現状を踏まえ、いかに自らの労働問題を「労働組 合で解決」し、個人問題を集団的労使関係に転化するか、またいかに労働組合 をつくる準備をするか、労働者の考え方を切り替えることが今必要といえる。 この<準備>の体制を考えるのが労働組合研修講座の新しい課題ともいえる。 講座の内容については、アンケートなどで意見を聞きつつ決めていきたい。 (石) Created by staff01. Last modified on 2017-12-09 20:54:49 Copyright: Default |