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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2017.12.8
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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             ★『週刊金曜日』創刊24周年記念集会★
        
          http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3855
         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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【1】注目の記事

■右派はなぜ「家族」にこだわるのか

「女性が輝く社会」を作ると謳う反面、「少子化」対策や24条改正案、家庭教育支援法案
など「家族」への介入を強める安倍政権。管理体制的なその政策は、個人の自由や権利を
奪うものにもなりかねない。その政権の周辺では、保守的な家族理念を掲げる右派が“草
の根活動”に勤しみ、家制度の復活を目指している。「個」を殺す“集合体”がなぜ必要
なのか。


●対談 大橋由香子×早川タダノリ
統治基盤として操作される“家庭”

多産奨励・家族重視……戦前の体制に詳しい2人が
国家による家族統制・介入政策に警鐘を鳴らす


●福島みずほ議員に聞く
「イヴァンカ基金」騒動と「女性活躍」のウソ

先月訪日したトランプ大統領の長女であり大統領補佐官のイヴァンカ氏。同氏が名を連ね
る基金をめぐっては情報が錯綜したが、結局、基金に税金が投入されるというニュースは
ほとんど報じられなかった。この騒動と、名ばかりの日本の「女性活躍」について福島み
ずほさんに話を聞いた。


◆父を「フェミニスト」と呼ぶイヴァンカ氏の女性支援への真剣度
小林智香子


●結婚・出産を“奨励”する危険な公的指標「企業子宝率」
斉藤正美

安倍政権が2013年から膨大な国の予算を投入し、都道府県で進めてきた婚活支援。こ
の「官製婚活」の中で、複数の自治体が重宝する「企業子宝率」という公的な統計指標が
ある。子を「宝」と謳うこの指標は、結婚・出産の圧力になっているばかりでなく、指標
として大きな問題を抱えている。そのカラクリを徹底取材した。




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 【2】  編集長後記

 
  去年の今頃は、アイスラーの『戦争案内』や歌物語『魔法使いの弟子』をだしものに歌
のあつまり“風”の仲間とコンサートを開き、悠々と指揮をしていらしたのに。

 オペラシアターこんにゃく座の制作に長年関わられた印牧真一郎さんが今年の4月に亡
くなり、偲ぶ会がこの週末に開かれた。私は「ぶんか欄」担当以来のおつきあいだ。

 印牧さんは〈自分の声〉〈自然な声〉〈率直な声〉そして〈今の声〉を求めてこられた
。2007年に東京・星陵会館で“風”の歌を初めて聴いた時は、ショックだった。

 人生のキャリアを積んだ人たちが借り物ではない、それぞれの声で、堂々と〈私の歌〉
を歌う。実になまめかしくてゾクゾクとするのだ。それぞれの存在がそれぞれの言葉を持
ち、響き合う。その時の力に気圧された。私はそれがとても政治的だと感じた。

 偲ぶ会でマイクを持ったお連れ合いのおしゃべりの楽しく心に染みいることといったら
。共にすてきな人生を送られてきたのだろう。ちょっぴり羨ましかった。 (小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】12月15日(1165)号予告


【櫻井よしこ様の頭の中】
●改憲を求める“根拠”が間違いだらけ|黒澤いつき
●「原子力ムラ」言いなりの自称「ジャーナリスト」|田中一郎
●「“河野談話”を破棄せよ」と主張する荒唐無稽|吉方べき
●植村元『朝日』記者の名誉毀損裁判でわかった「無責任体質」|長谷川綾
●これで「南京大虐殺」を否定したつもりなのか|能川元一
●保守派から一言 「あなたはジャーナリストではない」|山崎行太郎
●戦意を煽る勇ましい「妄言録」一覧|本誌取材班

【人物】●連載 ぶれない・あきらめない・おそれない
築地市場の移転に反対する東京中央市場労働組合委員長 中澤誠さん

【IT】●シリーズ AI時代の両生類たち 第2回「にんしんSOS東京代表理事 中
島かおりさん」 平井康嗣

【郵政】●民営化10年 労働破壊の爪跡 安心と信頼の郵便局はどこに|平舘英明

【農薬】●発がん性指摘されるモンサントの除草剤成分「グリホサート」
EUは「5年間認可延長」伊仏は「3年後に禁止」──大モメの舞台裏|羽生のり子

【ぶんか】●自由と創造のためのレッスン 
社会的生産と金融資本 ハート=ネグリ『アッセンブリ』|廣瀬純

【健康】● カネミ油症とPCB汚染考える会「過去の問題ではない」|明石昇二郎

【映画】映画『花筐/HANAGATAMI』大林宣彦監督が会見で熱弁 阪清和

【短期連載】●トルコ・カイセリのウイグル人亡命者たち(下)|水谷尚子

●新・買ってはいけない 年の初めの「おせち」こそ安全・安心なものを|渡辺雄二

 【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計         北村肇
●初めて老いった!?    石坂啓
●俺と写真                本多勝一
●憲法を求める人びと      佐高信
●トイレの視点 加藤篤(日本トイレ研究所)


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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★21世紀に『資本論』をどう生かすか

著者:鎌倉孝夫・佐藤優 2200円+税 四六判上製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002411.php


『資本論』1巻刊行より150年。
いまの社会問題の根本がどこにあるかを考えるためにマルクスの『資本論』は最強の武器
であり続けている。
ただし『資本論』は革命の手引書ではない。一般向けの講義をまとめた本書は、資本主義
の内在論理をあきらかに
するとともに『資本論』の誤読されやすい部分をていねいに説きおこす。


★軟骨的抵抗者
演歌の祖・添田唖蝉坊を語る

著者:鎌田慧・土取利行 1200円+税 四六判並製 176頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002364.php

明治大正すごい演歌師がいた。

明治から昭和初期にかけて活躍した近代流行歌の祖、添田唖蝉坊(1872─1944年)。風刺
やユーモアに満ちたその歌は貧困が拡大する現代の世相に響き合い、いまも人々の心にし
みいる。そして「ストライキ節」「ラッパ節」など多くの人が一度は聴いたことがあるメ
ロディーは数知れない。「正調」唖蝉坊を歌い継ぐ土取利行と明治の社会運動に詳しい鎌
田慧が語り合う。



★検証 産経新聞報道

『週刊金曜日』編 1500円+税 四六判並製 336頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002337.php


安倍政権応援メディアの正体

「慰安婦」も南京大虐殺も沖縄の集団自決も、みんな事実ではない──こんな暴論を書き
続けてきた『産経新聞』。
同紙をウォッチしてきた学者やジャーナリストが事実をもって反論する。

〔主な内容〕
○『産経新聞』の“戦歴”、「歴史戦」の過去・現在・未来
○「慰安婦」報道で完膚なきまでに打ちのめされた
阿比留瑠比編集委員
○フェミニズム・男女共同参画へのバッククラッシュ 
○安部政権の沖縄政策を混乱させている『産経』 
○日本会議との「浅からぬ関係」
○続出する産経流「捏造記事」一覧
○『産経新聞』OB座談会



★ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

著者:浜六郎  1800円+税 四六判並製 432頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002330.php

その薬は必要?不要?危険?
医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析し解説する。2
012年発行のベストセラー『新版 のんではいけない薬』に増頁大幅改訂。2色刷り、簡
単・便利な索引つき。




★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。



┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどこ
ろか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」に
よって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供す
る。



┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内


★『週刊金曜日』創刊24周年記念集会
    日中戦争から平和憲法へ 


創刊24周年を迎えた今年は、日中戦争80年でもあります。侵略戦争への深い反省から始ま
ったはずの戦後はいま、大きな危機に直面しています。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相は
ふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしています
。私たち主権者は、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために憲
法をとりもどさなくてはなりません。

今回の創刊記念集会は変則的な2部形式になっています。1部は参加9団体主催による「日
中戦争80年共同キャンペーン」集会、2部は『週刊金曜日』主催の集会となります。1部で
加害の歴史に光をあて、2部ではその光をもって憲法をいかす道筋を浮かび上がらせます
。
どうかお誘いあわせのうえご参加ください。お待ちしております。

日中戦争から平和憲法へ
日時:2017年12月17日(日) 14時〜20時(開場13時30分)
場所:東京都千代田区・日本教育会館 一ツ橋ホール(地下鉄「神保町駅」)
参加費:2000円(全席指定)*チケットぴあで発売中。

第1部
出演(予定):笠原十九司、森達也、室田元美、雨宮処凛ほか。
構成劇:「砕かれた花たちへのレクイエム」
詩/石川逸子、出演/有馬理恵・加藤頼。
劇団俳優座正月公演「いつもいつも君を憶ふ」予告パフォーマンス
出演/有馬理恵、加藤頼、芦田崇、飯見沙織、後藤佑里奈。

<1部と2部の間に40分ほど休憩をはさみます。半券で再入場可能>

第2部
基調講演:纐纈厚。
出演(予定):本誌編集委員/雨宮処凛、石坂啓、宇都宮健児、落合恵子、佐高信、田中
優子、中島岳志、本多勝一。パフォーマンス:松元ヒロ。

【チケット販売】
購入申込時のPコード:637-552
1)全国の「チケットぴあ」カウンター、またはセブン-イレブン、サークルKサンクスで
購入下さい。
2)または電話申込み。Tel 0570-02-9999(自動音声)
3)PC、スマートフォンからは
URL http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1752430

【問合せ】
(株)金曜日
TEL 03-3221-8521
FAX 03-3221-8522
Mail gyomubu@kinyobi.co.jp

主催:
【第1部】
日中戦争80 年共同キャンペーン実行委員会:参加団体(順不同)市民 の意見30 の会・
東京/週刊金曜日/日中戦争80 年市民フォーラム/日本中国友好協会/日本戦没学生記
念会(わだつみ会)/撫順の奇蹟を受け継ぐ会/不戦兵士・市民の会/日中友好「8.15」
の会(日中友好元軍人の会)/平和の棚の会
【第2部】
『週刊金曜日』



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┃発 行  株式会社金曜日                                        ┃
┃     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23        ┃
┃            アセンド神保町3階            ┃
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