・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ＭＬ」、
　・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」
の渡部です。
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「水に落ちた犬を撃て」とは、
魯迅の『「フェアプレイ」は急がぬが宜しい』（1925年）
という評論に出てくる言葉である。
最近の安倍政権を見ていると実にこの言葉がよく当てはまる。

その中で、魯迅は、真の勇者に対し卑怯な人間を犬にたとえている。
少し長くなるが、その中から教訓的な部分を引用する。
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現状について言うならば、政局の不安定は、あたかも回転する車輪のごとく、
一方が起てば、一方が倒れるという状態のために、悪人は一時の権力を
笠にきて、傍若無人の振る舞いをし、一旦失脚すれば、忽ちにして
憐れみを乞うのだ。ところが真正直な人たちは、かれらが危害を加えたのを、
自分の眼でも見、あるいはまた、自分自身にその危害を受けていながら、
忽ちかれらを水に落ちた犬を思い込んで、かれらを打たないばかりか、
哀れみさえ覚え、正義がものを言うようになった、今こそ、
こちらが義侠を見せる時なのだと独りぎめしてしまう。
ところが、本当に水に落ちたどころか、巣窟はとっくに構えてあり、
食料はたっぷり蓄えておるのだ。しかもどちらも租界の中にだ。
時には傷を受けたように見えることもあるが、実はそうではない。
びっこの真似をして、人々に惻隠（そくいん）の心を起こさせておいて、
悠々と雲隠れするのが落ちなのだ。
他日、再びやってくる時は、やはり、真正直な人間に咬みつくことを手始めに、
「思うままに」有りとあらゆる悪事を働く、その原因をたずねれば、真正直な人間が
「水に落ちた犬を打つ」ことをしないのがその一端の因をなしているのだ。
それ故、少しく無情な言い方をするならば、それは我と我が墓穴を掘っているのと
おなじである、天を怨み人をとがめるのは、全く逆（さか）うらみというものなのだ。
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（青木文庫−１９０−「魯迅選集第3巻　随想録　北京通信　他37篇」121ページより）

ちなみに、勇者の事について言えば次のような話がある。
奥州征伐の際、源氏軍の進軍を恐れ逃亡した藤原泰衡を
一緒に逃亡していた従者・河田次郎が殺害しその首を頼朝に届けた。
それに対して頼朝は、河田を八虐の罪
　（謀反・謀大逆・謀叛・悪逆・不道・大不敬・不孝・不義）
に値するとして斬殺した。（『吾妻鑑』に出ている）
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「オリンピック教育」批判ビラまきの続報です。

（11月14日）
＜八王子桑志高校＞（「授をしてたのに処分」の福嶋さんからです）
　オリンピックチラシ第８弾を、
　７時４０分〜８時４０分に配布しました。
５３枚、だんだんと受け取りが悪くなっているような
　気がします。
教職員は比較的受け取りはよいです。
　しっかりと受け取ってくれる生徒も中にはいるのですが、、。
　とくに注意もなく、特記することはないですね。

（11月15日）
＜富士森高校＞（根津公子さんからの報告です）
　オリンピックってなんだ第８弾」チラシまきの報告です。
　「授業してたのに」裁判原告だった福嶋さんと富士森高校で。
　
　ここは管理職が注意に来ることが今年度に入って一度もない。
　生徒の受け取りは年々良くなくなっている。
　教員は受け取りながらねぎらいのことばをかけてくれる人がかなりいる。

　今日撒いたチラシは４９枚、前回より７枚多い。
　この内生徒に撒いたのは４割弱だろうか。

　チラシに手を出さずに通り過ぎる生徒たちに時折、
　「異なる意見も聞いてみませんか」と声をかけたところ、
　一人の生徒がそれに反応して振り返り、手を出してくれた。

（11月16日）
＜片倉高校＞（根津さんからの報告です）
　解雇をさせない会のKさんと片倉高校で。
　渋滞により撒き始めたのは７時４５分。

　８時１０分ころ副校長（女性）がにこやかな表情をつくりながら（と、思えてしまう）
　チラシを片手にやってきて、挨拶を交わした後、
　「いつものことですが、自転車の生徒には注意をしてください」。

　「もちろん注意しております」と返すと、
　さらに表情をつくって頭を下げながら校舎に戻っていった。
　報告のための仕事はしました、という感じ。

　教員の一人は、
　「私は子どもたちに、チラシはなんでも受け取れって言ってるんだよ」
　と言われた。

　受け取る生徒の中には、
　この教員の言葉がインプットされている生徒もいるのではなかろうか。

　一人の生徒は、Kさんの「よかったら読んでみませんか」に呼応して
　「読みます」と言い、手を出したそうだ。

　他の生徒の中にも、自分から手を出して受け取る生徒がかなりいた。
　時々やってくる私たち２人のおばさんのチラシと認識しているんだね、
　と私たちは感じた。

　撒いたチラシは７０枚。

＜西高校＞　7：30〜8：30
　今回は、オリンピックビラと一緒に、
　杉並1000人委員会が主催する12・5学習講演会
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　≪9条改憲は、人々の生活を破壊する戦争への道≫
　　（日時）12月5日、18：30〜、
　　（場所）阿佐ヶ谷地域区民センター
　　（講師）福山真劫さん
　　　　　　総がかり行動実行委員会：共同代表
　　　　　　戦争をさせない1000人委員会：共同代表
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　というビラも一緒にまきました。
　是非高校生にも参加して欲しいと思ってです。

　しかし、生徒・教職員の受け取りは良くありませんでした。
　ただ、何回もビラ配りをやっているせいか、
　「おはようございます」と声をかけると、
　かなりの生徒が「おはようございます」
　と返してくれるようになりました。

　ビラを受け取った職員の方も「ご苦労様です」
　と言ってくれました。

　副校長がやってきて「ビラを下さい」と言うので渡すと、
　「いつものことですが、通行には注意してやってください」
　と言って帰って行きました。

　ビラは21枚（10月は38枚）しかまけませんでしたが、
　いつも受け取ってくれる生徒は今回も受け取ってくれました。

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ご迷惑な方は止めますのでご連絡ください。）
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