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たんぽぽ舎です。【TMM:No3198】
2017年10月16日(月)地震と原発事故情報−
                            6つの情報をお知らせします
                        転送歓迎            
 
━━━━━━━
★1.メールマガジン読者からの投稿特集 連載その4
     今回の選挙は、原発ゼロ実現、戦争する国にしないために重要と思う
       清水 寛(なの花の会世話人、
            原発再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
★2.【TMM:No3184】2.「原発と大津波 警告を葬った人々」(添田孝史)
     を読んで、の補足部分の差替 (9月28日メールマガジン)
     安全率の具体例の説明部分は、適切なものでは有りませんでした。
              今井孝司(地震がよくわかる会)
★3.メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★4.メルマガ読者からの原発等情報4つ      黒木和也 (宮崎県在住)
★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
   ◆ 10/21(土)、DVD上映と意見交換会のご案内(静岡県三島市)
★6.新聞より4つ
 ◆<比べてみよう公約点検>(4)原発 再稼働推進か反対か
              (10月15日東京新聞2面より抜粋)
  ◆神鋼、鉄鋼でも改ざん 出荷先500社に 原発の配管も
               (10月14日東京新聞朝刊1面より抜粋)
  ◆ 神鋼不正 海外高まる不安 調査着手次々、経産省は困惑
               (10月15日東京新聞3面より抜粋)
  ◆ 炎上ヘリに放射性物質 沖縄米軍 機体の一部、全量除去
                (10月15日東京新聞30面より)
━━━━━━━
※訂正です。
 10月13日(金)発信の【TMM:No3198】の★3に間違いがありました。 
1.正:名古屋高裁金沢支部           誤:名古屋高裁金沢支所
2. 正:「樋口判決に関わる控訴審が、審理が極めて不十分なまま、
     11月20日に結審されようとしています。」
    誤:「樋口判決に関わる控訴審判決が11月20日に出されようとしています。」
 ○お詫びして訂正します。10月20日の日程に誤りはありません。是非、金沢へ!
  問い合わせは木原壯林(若狭の原発を考える会)(090-1965-7102)へ
━━━━━━━

┏┓ 
┗■1.メールマガジン読者からの投稿特集 連載その4
  |   今回の選挙は、原発ゼロ実現、戦争する国にしないために重要と思う
  └────清水 寛(なの花の会世話人、
            原発再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
   
1.今回の選挙は原発ゼロの実現とどうかかわるのか。
 毎週金曜日、官邸前で原発反対の行動を5年間しても、今の自公政権は
聞く耳を持ちませんでした。福島原発事故原因が究明されない中、安倍自
公内閣は「原発を重要なベースロード電源」との方針を示し、原子力規制
委員会はそれに従い「絶対に安全でない」原発の再稼働を推進しています。
私たちには、聞く耳を持たない政権は必要ないです。聞く耳を持つ政権に
変える必要があります。
 自民党と公明党は原発推進、希望の党は2030年に原発ゼロだが再稼働容
認、立憲民主党は早期に原発ゼロ、共産党、社民は即原発ゼロです。原発
ゼロの政党が政権を取るためには、原発ゼロを目指す議員を多く当選
させることであり、今までの反原発運動の成果が問われます。わずか2週
間の選挙は私たち反原発をめざす上で重要な運動です。

2.今回の選挙は戦争する国とどうかかわるのか
 2016年9月19日に憲法違反の戦争加担する安保法制が強行採決され、今
年、戦争時に戦争に反対する人が逮捕される共謀罪が2017年年5月29日に
強行採決されました。安倍自公政権は今回の総選挙で、戦争する国にする
ために憲法9条を改悪するに必要な3分の2以上の議席を確保しようとし
て、選挙をしかけました。これを阻止するためには、憲法9条改悪に反対
する立憲民主党、共産党、社民党などで3分の1以上の議席を確保しなけ
ればならないですが極めてきびしい選挙です。また、希望の党は安保法制
反対の議員を排除する姿勢から、自民党に近い改憲政党です。維新も改憲
政党です。


┏┓ 
┗■2.【TMM:No3184】2.「原発と大津波 警告を葬った人々」(添田孝史)
 |    を読んで、の補足部分の差替 (9月28日メールマガジン)
 |    安全率の具体例の説明部分は、適切なものでは有りませんでした。
 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)
   
 記事の作者(今井)です。記事の末尾にある安全率1.0についての補足説
明部分については、作者が工学の専門家ではないこともあり、安全率の具
体例の説明部分は、適切なものでは有りませんでした。ご面倒でも記事の
補足部分は以下のように差し替えていただくようお願いします。

◆安全率についての補足

○Wikipediaより
 安全率(あんぜんりつ)とは、あるシステムが破壊または正常に作動し
なくなる最小の負荷と、予測されるシステムへの最大の負荷との比(前者/
後者)のことである。構造的な強度のほか、トルク、電圧、曝露量、薬品
摂取などさまざまな負荷に対し使われる。(後略)

○著書の「第1章 利益相反 −土木学会」より
 本の中で、土木学会における安全率の定義と思われる部分がある。筆者
(添田氏)の質問に、土木学会の首藤氏が答えるというやりとりの部分で
ある(P43-44)。
 「安全率の設定に関心をもっています。土木学会の議事概要に、首藤先
生が「とりあえず」1倍と決めたと残っている。とりあえず、の言葉にど
んな意味があったのでしょうか。」(添田氏の発言)
 「安全率というのは、津波のような外力がはっきりわかっていれば1、
外力がばらついたり、それを受け持つ材料が時間経過で弱くなったり、そ
ういう要素をからめて、だいたい何倍ぐらいにしましょうと決める。そう
いうばらつきがわかれば決められる」(首藤氏の発言)
 私(今井)は工学の専門家ではないので、この首藤氏の安全率の考えが、
上記Wikipedia等の一般的な安全率の考えに即しているかどうかの判断はで
きないが、この本を読まれた、安全率について詳しい方から、以下のような
意見をいただいた。
 「計算式の誤差や誤りさえ可能性があるから、1などとは考えるべきでは
ない。極めて恣意的、いい加減なものを安全率という定義ある用語を使って
恰好をつける。この点でも許しがたい。」とのことでした。

○以下に、この安全率がどう扱われたかを本の中から紹介する。
 原発で想定される津波の高さは、地震が起きるであろう場所、地震規模、
海底地形等を考慮して、決定されている。得られた津波高さを想定値とす
る。こういった津波の想定(数値解析)する際には当然誤差がある。地震
発生位置の読み誤り、地震によりどのように海底を隆起させるかの計算誤
り、海底地形の様子が十分わからない。等々である。そこで、電事連は
「津波に関するプラント概略影響評価」(2000)において、その想定値の1.2倍、
1.5倍、2.0倍の津波高さで、原子力プラントがどうなるか調べている。す
なわち、安全率1.2、1.5、2.0で評価している。「その結果によれば、福島
第一原発は数値解析による想定水位が約5メートルだった。この1.2倍の津
波(5.9〜6.2メートル)が到達すると、海水ポンプのモーターが止まり、冷
却に支障が出ることも分かった。」(P.31)とある。
 しかし、「とりあえず」安全率1.0と言った首藤氏の主張どおり、想定値
(津波の高さ)は当初のまま(約5メートル)となる。首藤氏によると、
「安全率一倍の土木学会手法では、想定超えが1000年に1度あることは
「当然」ととらえていたようだ。」(P.50)とのことである。これに対し、
添田氏は「小さな確率のようだが、19カ所原発があれば、50年に1度はど
こかで想定越えが起きても不思議ではない。そして、想定を超えた時、も
っとも余裕の無いのが福島第一原発だった。」(P.50)と批判を加えている。

    ※編集部より:前回の「安全率の補足」は「わかりやすく」を考えて、
    編集部で追加しました。かえって不正確になり申し訳ありませんでした。
   ご指摘・ご指導いただいたWさん、ありがとうございました。 


┏┓ 
┗■3.メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ
 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ■14日付け「原発30キロ圏に補助金拡大‐経産省17年度予算」
  http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20171014351594.html
  http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20171014351602.html
 
┏┓ 
┗■4.メルマガ読者からの原発等情報4つ
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.泊原発に防潮堤新設へ…地震による液状化対策
  読売新聞 10/15(日) 18:13配信 
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00050026-yom-sci

2.大飯原発30キロ圏、不安相次ぐ 説明会に住民「不十分」
  京都新聞 10/15(日) 12:17配信 
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000006-kyt-sctch

3.<衆院選東北>復興議論 影潜める 被災地に置き去り感
 河北新報 10/15(日) 10:05配信 
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000008-khks-pol 

4.社説[原発政策]具体策示し違いを競え
 沖縄タイムス 10/15(日) 9:10配信 
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00156257-okinawat-oki

┏┓ 
┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
 └──── 

 ◆ 10/21(土)、DVD上映と意見交換会のご案内(静岡県三島市)

◎10/21「放射能のホントのこと」DVD上映と意見交換会
(放射能は怖い、放射能被ばくから逃れるために!)
 日 時:10月21日(土)13:30〜16:30  開場:13:00
 会 場:市民ひろば(三島市大社町別館道路向い、小出ビル3F)
 参加費:無料

◎内容:
(1)DVD上映 13:40〜14:50
 1)「放射線のホントのこと」・・・約22分間
   制作:原子力教育を考える会、監修:崎山比早子 医学博士
 2)「28年目のチェリノブイリ」・・・約45分間
(2)「放射能汚染防止法」制定の説明と意見交換 15:00〜16:20

主 催:原発震災を防ぐ風下の会 (代表 堀考信)
連絡先:携帯:090-5009-3640 E-MAIL:hrwsiys@yahoo.co/jp

┏┓ 
┗■6.新聞より4つ
 └──── 

 ◆<比べてみよう公約点検>(4)原発 再稼働推進か反対か

    大きな被害を出した東京電力福島第一原発事故から六年半が過ぎた。
今も五万人以上の福島県民が避難を続ける中、安倍政権下で原発再稼働
が進む。衆院選で、複数の政党は「原発ゼロ」を掲げた。原発やエネル
ギー政策への向き合い方が問われている。
              (10月15日東京新聞2面より抜粋)
  詳細は
      http://www.tokyo-
np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017101502000129.html

 ◆神鋼、鉄鋼でも改ざん 出荷先500社に 原発の配管も

   神戸製鋼所は13日、アルミ製品などで発覚した一連の検査データの改
 ざんが新たに9製品であったことを発表した。これまで否定していた主力の
  鉄鋼事業で不正があったことも明らかにした。問題のあった製品の出荷
 先は国内外の約500社に広がり、日本のものづくりの信頼失墜につながり
 かねない事態に発展した。
 (中略)
  アルミ・銅事業でも、タイやマレーシア、中国、国内のグループ会社5
社が製造した計五製品で不正。中には、東京電力福島第二原発へ納入され
た銅合金の配管もあった。東電は「未使用で、発電所の安全に問題はない」
としている。また、今回問題があった九社のうち、2社は過去に別のデー
タ改ざんをしていた。(後略)     (10月14日東京新聞朝刊1面より抜粋)
  詳細は
     http://www.tokyo-
np.co.jp/article/economics/list/201710/CK2017101402000139.html

 ◆ 神鋼不正 海外高まる不安 調査着手次々、経産省は困惑

 神戸製鋼所が新たに9製品の不正を公表、納入先が延べ約500社に膨らん
 だことで14日、安全性に対する不安が海外でも拡大した。経済産業省の担
 当者は「想定していたより広がっている」と懸念を強めている。損害賠償
 請求や取引の中止が相次げば、神戸製鋼の経営へのダメージは避けられない。
        (後略)
      (10月15日東京新聞3面より抜粋)
  詳細は
      http://www.tokyo-
np.co.jp/article/economics/list/201710/CK2017101502000123.html


◆ 炎上ヘリに放射性物質 沖縄米軍 機体の一部、全量除去

  沖縄県東村(ひがしそん)の民間地に米軍普天間(ふてんま)飛行場
(宜野湾(ぎのわん)市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが大破、
炎上した事故で、在日米海兵隊は14日、ヘリの一部に放射性物質が使用さ
れていると明らかにした。健康被害を引き起こす量ではなく、既に全て取
り除いたとしている。具体的な量などには言及していない。

 CH53Eには、インジケーターと呼ばれる計器にストロンチウム90
が使用されているとされる。事故現場の周辺で、防衛省沖縄防衛局は13、
14両日、土壌や水の放射線調査を実施。暫定結果として異常な値は検出さ
れなかったとしている。沖縄県も13日、放射性物質を含む有害物質の環境
調査を始めた。現場周辺では住民の間で「大変なことだ。風評被害が怖い」
などと不安が広がっている。
 米海軍資料によると、インジケーターは飛行中のヘリの回転翼に氷結な
どによる亀裂や劣化といった異常がないか検出する計器。CH53Eでは、
羽根の根元付近にそれぞれ、ストロンチウム90が収められた容器
 が取り付けられ、空洞になっている羽根の中の圧力を検知している。
 沖縄防衛局は事故機から数百メートル離れた場所で調査。14日に同じ場
所を調べた矢ケ崎克馬琉球大名誉教授は、一平方メートル当たり81ベクレル
のベータ線が検出されたとしている。人体にはほとんど影響がないレベルと
される。
 米軍は14日、機体周辺で目立った活動は行っていない。
 2004年に普天間飛行場に隣接する沖縄国際大に、炎上機と同系の米軍
CH53D大型輸送ヘリが墜落した事故でも、回転翼などからストロン
チウム90が検出された。
           (10月15日東京新聞30面より)
     http://www.tokyo-
np.co.jp/article/national/list/201710/CK2017101502000111.html
         
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
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 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
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